手段

何かと関わる手段を
何かに倣うことをやめてみたい
どうやってそれと関わるか
それは自然と現れてくるもの
浮かび上がってくるもの

媒介者を限定しなくていい
ある手段をもって
関わることが困難であっても
確かに何かと常に関係して
生きているのだから

僕はどう世界と関わる?
僕はどう君と関わる?
それを規定した途端
全てをつまらなくしてしまう

想いの望む姿を
探り出して掘り当てていく
感情の行く先は
感情に決めてもらおうか

漂流の最中でさえ
何かと繋がり続けている
君は僕と
まだ確かに繋がっている

その色は
その形は
その温度は
その望みは
何だろうか

切り捨てることを煽る世界で
スプリットせず統合していくこと
君と別れようとした僕が
君とどう出会うかということ

まだ見ぬ糸で
君と僕は結ばれている
何一つ誓うことなく
何一つ縛ることなく
その逆を極めるために

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