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地球を救う

『…ただ、宇宙は救わないけどな。』って後ろに付けば急に小物感が出るので好きよ、このタイトル☆

みんな好きそうやろ?『愛は地球を救う』って、もうチャリティ感がパンパンに詰まっててね?悪の紛れ込む隙間が無いもんな!

という盲点を突かれたワケで、系列テレビ局で局員が寄付金を長年にわたり盗んでいたことが発覚して『チャリティの代名詞』とも言うべき『24時間テレビ』存続の危機であるということです。

以前からもその内容に対しては『感動ポルノ』だと揶揄されることもあったり、『そもそもタレントにギャラ出てるのに?』って呆れた声も多い。ある意味『グレー』な番組であることに違いはない。

全国から募金が集まり、その募金の一部が、例えば障害者施設の車いすも乗れる送迎車を購入する資金に充てられたりしていますので、皆様の善意は形となって社会に生きていることには間違いない。

『善意は麻薬』

税金払って『それで日本が良くなってるんだろう』と納得させようにもどうも釈然としないし、コロナ禍で経営に行き詰まった馴染の居酒屋を助けることはしないけど、どこでどう使われてるか知る由もない24時間テレビのチャリティーには貯めに貯めた小銭を何万円もポンと出せるんだもん、ホント善意って麻薬よね?

本当にこの為に一年かけて小銭を貯金している人もいる。わざわざ小銭に両替して持参する人もいるでしょうし、もしかしたらそのお金のほとんどが後輩たちからカツアゲしたお金かも知れないし、別にお金に色がついてるワケじゃないので誰にもわかんない。

しかし、全てが『善意』である。

募金を盗んだ。その『善意』を踏みにじったことに間違いはない。24時間テレビを信じてお金貯めて寄付した人たちは本当に怒った方がいい。

『一部の人間がやったこと』であっても、『チャリティ』という金看板を掲げ、テレビ放送と言う『公共性』を利用して、その『信頼』に基づいて日本中から集めた『善意』です。

だから余計に『一部の人間がやったことです。』では済まない。

この事件で、日本にあるすべての『チャリティ』でお金が集まってくる機関の点検が早急に必要になってくるでしょう。その多くの『善意』が迷惑を被り、その信頼が揺らいだ、責任はそんなに小さくないでしょう。

もう二度と日本テレビはチャリティとしてお金を集めてはいけない。

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