美しさの基準なんてのは人ぞれぞれで、そもそも『美しさ』を『尊いものである』とさえ思ってもいない人だっていますから、『どっちゃでもええ話である』というのを前提とします。

『日本らしい美しさで社会をよりよくする』

いや、ですから『美しさ』に価値を感じない人もいますんで、そう掲げることは勝手ですけど、単純に『美しさ競うもの』でいいんじゃないか？そこはつべこべ言わんでええでしょう。

今回、日本らしい美しさを『見た目だけではなく、血によるものでもなく、心、精神に宿るものだ』と定義したそうです。

なのでウクライナ出身で両親ともウクライナ人である彼女がミス日本グランプリに選ばれることに異議も異論も無かったとのことです。

もちろん国籍は日本じゃなきゃダメなんでしょうが、あたかも『戦時中に朝鮮人に日本国籍を与え戦地へ派兵した。』のと似たようなご都合主義的な感じもしなくもないですが、『普通にウクライナ人やん！』と『心、精神が日本人ならOK』という強引さに、いささか疑問を抱く人もいるでしょう。

『妻子ある男性と交際していた』

『日本人らしさ』はクリアしたものの、『美しさ』の部分で引っ掛かったんでしょうかね？

『独身だと騙された』ということでしたが、結果『不倫』となってしまったワケですから、そもそも『なんで応募したん？』って話だとは思いますが、まぁ概ね所属事務所から『出てみ？』って言われたんでしょうね？若しくは『出たい』と言って承諾されたか。

どのみち所属事務所のイニシアチヴ下にあるワケですから、所属タレントなぞ。

ロシアとウクライナの戦争が起き、ウクライナ支援をする日本ですから、『ウクライナから帰化した日本人』としてアドバンテージがあると踏んだんでしょうね？

目論見通りかどうかは別として、結果、グランプリを獲得するに至ったワケですが、案の定『不倫』でグランプリ返上、事務所退所という踏んだり蹴ったり。

故郷は戦火に包まれ自身はネットで炎上という…

ほんの小さな恋の炎が瞬く間に燃え広がり大規模火災へと発展していった今回の被害は大きく、2位や３位になった方々、ミス日本という名誉、全方面が被害者であるという状況であります。

それもこれも事務所の責任だとは思いますけど、彼女がいわれの無い誹謗中傷に遭わないことを願うばかりでございます。