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【活動報告】 阪清和は「私が選ぶベストワン2023」に成河、那須凛、藤田俊太郎、「ケンジトシ」「兎、波を走る」を選出、84人が思い思いの「No.1」(2024)

 主に日本で活動する劇団など演劇創造団体で構成されている公益社団法人日本劇団協議会の機関誌「join」が毎年企画しているアンケート特集「私が選ぶベストワン2023」に私の選出したベストワン作品が掲載されました。共同通信社で演劇担当記者だった時代にも一時参加させていただいておりましたが、2014年の批評家としての独立後、少しお休みして2015年の上演舞台の中から選ぶ2016年からあらためて復帰し、2016年の上演舞台の中から選ぶ2017年、2017年の上演舞台の中から選ぶ2018年、2018年の上演舞台の中から選ぶ2019年、2019年の上演舞台の中から選ぶ2020年、2020年の上演舞台の中から選ぶ2021年、2021年の上演舞台の中から選ぶ2022年、2022年の上演舞台の中から選ぶ2023年、そして2023年の上演舞台の中から選ぶ今年2024年も継続して参加させていただきました。日本劇団協議会の皆様および「join」の編集者の皆様のご理解があってのことです。誠にありがとうございました。
 詳しくは本誌をご購入の上で確かめていただきたいのですが、作品はシス・カンパニー製作で北村想作、栗山民也演出の「ケンジトシ」、戯曲は野田秀樹作のNODA MAP上演舞台「兎、波を走る」を選びました。また「主演俳優」には「ある馬の物語」などで活躍した成河、「助演俳優」には「夜叉が池」などで活躍した那須凛、演出家には「ラビット・ホール」、ミュージカル「ラグタイム」などの藤田俊太郎、スタッフには「舞台 エヴァンゲリオン ビヨンド」の振付を担当したシディ・ラルビ・シェルカウイを選んでいます。
 この「私が選ぶベストワン」は投票してランキングを発表する性格の「賞」ではなく、あくまで記者や評論家、批評家、演劇愛好家、大学教授、研究者、演劇団体関係者、劇場関係者らが個人として各ジャンルのたった1作品、1人を当該年の上演作品から選ぶものです。

 他の83人のプロフェッショナルの方々がどの作品や人を選んだかはぜひ本誌をご購入の上お確かめください。

★「私が選ぶベストワン2023」が掲載されている「join」No108表紙ビジュアル


★「私が選ぶベストワン2022」阪清和選出結果ページ=他の方の選出された作品や人はお見せできません。ご了承ください。


★「join」ご購入および定期購読のご案内=演劇や劇団に関して毎号鋭い視点の記事やインタビューが並んでいます。今号は第57回紀伊國屋演劇賞個人賞、第10回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞、第26回鶴屋南北生などを受賞している袁家劇集団円所属の劇作家・演出家、内藤裕子さんへのインタビュー(聞き手は杉山弘さん)が巻頭特集になっています。おすすめです。

 「join」は送料込み1部500円で通信販売にてお求めいただけます。
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★日本劇団協議会公式サイト

★エンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」と「阪 清和 note」の更新(投稿)は、Twitterでお知らせしています。公式アカウント「阪 清和★Seven Hearts」をフォローしていただき、今しばらくお待ちください


 日本劇団協議会は、1992年に新劇団協議会を母体として設立され、2008年の法改正に伴って2012年、公益社団法人に認定されました。公式ホームページによりますと、「現代演劇の振興に関する事業を行い、演劇創造団体間の交流・連携を図り、芸術文化の発展向上に寄与することを目的とし活動している」とのことです。ひとつひとつ名を挙げませんが、皆さんが劇団と聞いて必ず思い浮かぶあの老舗劇団から、新進気鋭の劇団、話題作を連発するあの劇団まで、そうそうたる劇団が所属しています。

 選者は、私のようなフリーランスの批評家、演劇評論家、演劇ライターをはじめ、私がかつてやっていたような報道各社の演劇担当記者、文化史や文学史など演劇に関係の深い専門分野を持つ大学教授、演劇関係者、演劇団体職員など多岐にわたります。今回は、過去最高だった93人には及びませんが、前回の73人から14人増えた87人が参加しているそうです。コロナ禍から演劇界が徐々に脱出しつつあることを示しているようでもあります。

 「私が選ぶベストワン」は毎年の恒例企画として年度の最後に発表されますが、年間500本近く上演される舞台作品の中から、作品、主演俳優、助演俳優、演出家、スタッフ、団体、戯曲、ノンジャンルの各ジャンルのベストワンを選ぶ作業はかなり大変な作業です。3本ならば選べても1本に絞るというのは至難の業です。しかもそれは公表され、皆さんの批判の目にさらされます。もちろん、批評家・ジャーナリスト・ライター・インタビュアーとしてそれは当然のことですし、そうして私たちの鑑賞眼、批評精神も鍛えられていくのだと思っています。
 今後もより高レベルな判断ができるよう、努力、研鑽を積み重ねていきたいと思います。

 このブログやnoteなどで私のことを少しでもご存知な方は、私が「ミュージカル・ベストテン」の投票に参加していることや、自ら「SEVEN HEARTS 演劇大賞」を主催して各部門の賞を選んでいることをご存知だと思います。それらの選出状況と今回の「join」による「私が選ぶベストワン2020」の選出結果が微妙に違うことにも気づいていらっしゃると思います。選出時期や選出条件などによっても、その結果は大きく違ってきます。「あえてひとつだけ選ぶ」という難問と格闘した結果であると考えていただければ幸いです。

 それでは、それぞれのベストワンに選出した人と作品に関連する記事をご案内します。

🔶作品🔶「ケンジトシ」
★阪清和のエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」【舞台】ケンジトシ(2023)劇評=2023.02.26投稿


★「阪 清和 note」【舞台】ケンジトシ(2023)劇評=2023.02.26投稿


🔶戯曲🔶野田秀樹「兎、波を走る」
★舞台「兎、波を走る」公式サイト

🔶主演俳優🔶成河
★舞台「ある馬の物語」公式サイト


🔶助演俳優🔶那須凛
★舞台「夜叉が池」公式サイト


🔶演出家🔶藤田俊太郎
★舞台「ラビット・ホール」公式サイト


🔶スタッフ🔶 「舞台 エヴァンゲリオン ビヨンド 」振付担当のシディ・ラルビ・シェルカウイ
★阪清和のエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」【舞台】「舞台 エヴァンゲリオン ビヨンド 」(2023)劇評=2023.05.16投稿

★「阪 清和 note」【舞台】舞台 エヴァンゲリオン ビヨンド (2023)劇評=2023.05.16投稿


 阪清和のエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」は、映画、演劇、音楽、ドラマ、漫画、現代アート、ウェブカルチャーなどに関するエンターテインメントコンテンツの批評やニュース、リポート、トピックなどで構成され、毎日数回更新しています。

 わたくし阪清和は、エンタメ批評家・ブロガーとして、毎日更新の当ブログなどで映画・演劇・ドラマ・音楽・漫画・ウェブカルチャー・現代アート・食文化・旅などに関する作品批評や取材リポート、稽古場便り、オリジナル独占インタビュー、国内・海外のエンタメ情報・ニュース、受賞速報などを多数執筆する一方、一部のエンタメ関連賞の審査投票や票賞選出などにも関わっています。

 さらにインタビュアー、ライター、ジャーナリスト、編集者、アナウンサー、MC、コメンテイターとして雑誌や新聞、Web媒体、公演パンフレット、劇場パブリシティ、劇団機関紙、劇団会員情報誌、エンタメ系ニュースリリース、プレイガイド向け宣材、演劇祭公式パンフレット、広告宣伝記事、公式ガイドブック、一般企業ホームページなどで幅広く、インタビュー、取材・執筆、パンフレット編集・進行管理、アナウンス、企画支援、文章・広報コンサルティング、大手メディアの番組データベース構築、演劇などのアフタートークの司会進行などを手掛けています。現在、音楽の分野で海外の事業体とも連携の準備を進めています。一昨年夏からは一般企業のプレスリリースの執筆やユーザーインタビューも手掛け始め、AIやナノテクノロジー、ビックデータによるインバウンドコンサル、高級茶販売、製薬、大豆加工食品製造販売、焼酎製造、動物園運営、大学教育、広告代理業、編集プロダクション、地方自治体などの幅広い分野で活躍する方々に広報戦略に関するお話をうかがい、情報発信をさせていただいています。テレビなど放送メディアでのコメンタリーのお手伝いも手掛けております。
 今後も機会を見つけて活動のご報告をさせていただきたいと思います。わたくしの表現活動を理解していただく一助になれば幸いです。お時間のある時で結構ですので、ぜひご覧ください。

 なお、エンターテインメント関連で私がお役に立てることがありましたら、下記のアドレスまでなんなりとご用命ください。速やかにご相談の連絡をさせていただきます。エンタメ以外でもお気軽にお問い合わせください。なお、このアドレスは仕事依頼・仕事関連問い合わせ専用です。それ以外のメールにはお返事を差し上げられませんのでご了承ください。
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