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問題はアルゴリズム、それだけなのか?(追記)

※今回の記事はどちらが正しいかとかいうことを
言ってるわけではなく、焦点の当てどころに対する問いです。

食べログに関するニュースが
賑わっています。
僕は飲食店経営をしてたり、関係者でもなく
ウェブサイトを作る側の人間です。
ですが、食べログのようなサービスを作っているほどの
レベルでもありません。

ニュースを見ながら感じたこと
疑問に思ったことをフラットに無責任に書いてみます。

食べログって何のためにあるっけ?

まずこれを考えました。
食べログの存在に関しては
3方向からの視点があるなと思います。

1.企業として
2.飲食店として
3.利用者として

まず企業としてですが、
参画する飲食店を募り、広告的な収入を得るというモデル。
あとあるとしたら、利用者に対しての有益なサービス。
このあたりでしょうか。

飲食店としてですが、
利用者のレビューに基づいて自店の評価を上げて
来客促進を行うことでしょうか。

利用者としては、
多くの利用者がレビューした結果をもとに
自分の気にいる飲食店を探すみたいな?

こんなところかなと思います。

・・・でだ。今回の問題は・・・?

「レビューの評価が急に下がって来客数が減った」
ということのようです。
売上がどうのこうのはその結果ということですから、
まずはこの
「レビューの結果が下がって来客数が減った」ってところ
だと思います。
そして、それは「アルゴリズム」の変更の問題であるとの
ことですね。

さらには、そのアルゴリズムは
チェーン店の評価を下げたのではないかと
報道で見ました。

レビューが下がるのってそこまで影響あるんだ

ってのがまず感じたことです。
確かにレビューを見て店を選んでいますよね。
ですが。。。の話は次に持ってくるとして、
レビューの点数によって原告側のいうような影響が
出るというのはすこしびっくりしました。

おそらく口コミが信じられるとかそういうのではなく
まず前提として「失敗したくない」という気持ちがあるんだろうな
という感じがしましたね。

さて、「ですが・・・」の部分

すこし気になったのが、
「俺っていつ食べログみるっけ?」という点です。
あくまで僕の場合ではありますが、

食べログを見る時って
新しい店を見つけるときであって、
気に入ったお店に関しては食べログは見ないのです。

こう思った時に、ふと思ったのは、
今回のケースは「新規顧客に頼っていたのか?」
と思ってしまいました。
レビュー評価によって売り上げに大きな影響があったとなると
構造として、新規顧客>リピート客だったのかな?と。

もし仮に、新規顧客<リピート客だったなら
どういう結果になっていたのだろう?と。

まぁ都市圏のお店ですから、
新規の獲得の重要度のほうが高いのかもしれません。
わかった口を聞くなと言われてしまいそう。。

チェーン店が評価が悪くなるアルゴリズム?

これって相対的ではあるなぁと思いました。
チェーン店の評価が悪くなったのか、非チェーン店の評価が良くなって相対的に悪くなったのか・・・かなと。

チェーン店はチェーンというだけで認知への
アドバンテージがありますから、
このアドバンテージをどう考えるかというのも課題なんでしょうね。
でもこのアドバンテージを獲得するために
出店という投資をしていることも考えると
一概には言えないなぁという印象もあります。

公平って本当に難しいと思いました。

複数の問題がありそう。

今回の件、いろんな側面から見ておいた方がいいように思います。
ニュースを見るとプラットフォーマーとしての・・みたいな
話がありますが、じゃあ、GAFAはどうなのよ?ってことにも
どこか繋がりそうに思いますし。。。

なかなか解決できない問題と思いますが、
1側面から事象に向き合ってしまって
敵味方だけを定義するのではなく
どこが問題で解決できる問題はどれか
というものを模索することが
このニュースから学ぶべきこと思案すべきことのように思います。

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今回は記事は、同日配信のポッドキャストでもお話してみています。


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