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【札幌事務所責任者インタビュー】会計事務所を2社経験し、セブンリッチを選んだわけ

地方では理想の仕事に出会えない——。果たして、この認識は正しいのでしょうか。

東京で育ったmasaさんは新卒で証券会社に入社。最初の配属先は北海道札幌市。その後も札幌市内の会計事務所を2社経験したmasaさんは、さらなる理想の環境を求めて転職を決意しました。

「札幌を離れるつもりはないが、道外の人と一緒に仕事をしたい」「新しい世界で働いてみたい」という気持ちから、転職先を絞った結果、SEVENRICH Accounting(SRA)にたどり着いたと言います。masaさんの転職活動のモチベーション、SRAの札幌事務所で働き続けている要因を聞きました。


札幌でレベルアップする機会がほしい

——これまで、どのようなキャリアを積んできましたか。

大学卒業後は新卒で証券会社に就職し、札幌の支店で3年ほど営業職をしました。そこで担当していたお客さんから「うちで仕事をしてみませんか」と誘いがあって、会計事務所へ転職しました。

札幌市内の会計事務所としてはかなり大きい規模で、スタッフは100人ほど。取締役、部門長、課長、一般の職員という階層があり、私はそこで約16年、会計業務や、クライアントとの関わり方、税務調査の対応方法など、会計に関する基本的なことすべてを学んだと思います。

その後、前職である別の会計事務所へ転職しました。キャリア的には3社目です。そこでは相続の仕事もできるということで、自分ができる仕事の幅が広がると思い、約3年務めました。そしてSRAへ転職したのが5年前です。

——3度の転職を経験されたんですね。各社さまざまだと思いますが、転職動機としてどんなものがありましたか。

今よりも幅広い仕事をして、もっとレベルアップする機会がほしい、という気持ちが強くなって転職をすることが多かったように思います。

たとえば前々職の会計事務所の場合、経営基盤が安定した大きな組織で、人材の入れ替わりが少なく働きやすい職場ではありました。その一方で、担当する仕事の入れ替わりも少なかったんです。自分が担当している仕事以外のことは知らないまま、良くも悪くも安定した日々が続いていました。

また、会計事務所を2社経験して、札幌以外のクライアントも担当してみたいと思うようになりました。結婚していたこともあり、札幌以外で働くことは考えられませんでしたが、北海道以外のさまざまな企業を見て刺激を受けたいと思うようになったんです。

SRAが札幌の優秀な人が活躍する場になっている

——前職からどのように転職先を探しましたか。

転職エージェントサービスを利用しました。自分の世界を広げたいという気持ちがあったので、主に一般企業の経理職を探してもらっていました。

会計事務所であれば「従来型ではなく新しいタイプ」「先生やスタッフが若い」というイメージだけ伝えて、エージェントの方に提案してもらいました。その中で、「ちょっと変わった会計事務所がある」と紹介されたのがSRAです。

札幌で会計職として約20年働いていて、正直エージェントに教えてもらうまでは知らなかったのですが、話だけは聞いてみようと思って面接を設定してもらいました。

——どんな印象を受けましたか。

一次面接で対応してくれたのが、当時の札幌事務所の所長と、大学を卒業したての一杉さんでした。「まだ目が幼い」というのが第一印象でしたが、企業の顔としてきちんと会社の説明をしてくれて。

彼は採用面接の場に同席するくらい所長に信頼されていて、一緒に働きたいと思う人材かどうか私は見られていました。年齢問わず、札幌の優秀な人が活躍している会社なんだと感じ、ここに転職したいと思うようになったんです。

また、それ以降の面接では東京の人事チームの方や、代表の服部さんと話す機会もありました。札幌にいながら東京のクライアントを担当できること、当時開業してから約7年しか経っていないにもかかわらず、口コミだけで数百社のクライアントと取引があることなどを聞き、ここには刺激しかないと思って転職を決めました。

道外のクライアントとも関われる、他にはない環境

——これまで以上に幅広い経験を積みたいということで、SRAへ転職されましたが、それは実現できていますか。

入社して約5年経過しましたが、この期間でものすごく経験値が上がったと思います。

札幌に根ざしている老舗企業はもちろんですが、東京でIPOを目指している企業や、上場後のフェーズに移行した企業など、以前まではなかなか関わる機会がなかったクライアントのサポートができています。

またこれまでは、対面でコミュニケーションを取ることがほとんどでしたが、ZoomやSlackなどを介してコミュニケーションを取ることが増えていますし、業務上「マネーフォワード クラウド」「バクラク」など最新のITツールを当たり前に使用しているのも、自分がレベルアップしたと感じることの1つかなと。5年前に思い描いていた通り、刺激的な環境で働けています。

——道外のクライアントと関われる以外に、これまで経験してきた会計事務所と異なる点はありますか。

いくつかありますが、まず、働く場所は札幌事務所ですが、東京事務所のメンバーと常に一緒に働いているような感覚が持てていることです。

東京に本社があるA社の申告書類等を作成する際、東京のメンバー1名、札幌事務所のメンバー1名という座組で、1クライアントに対して2〜3名で担当するのが当たり前なんです。話したいことがあれば、基本的にはチャットツールを使ったりビデオ通話をしたりして、社内のメンバーやクライアントとコミュニケーションを取っています。

札幌駅から徒歩2分、邦洋札幌N4・2ビル11階に事務所があります。オフィスは常に東京オフィスとオンラインでつながっています

加えて、チームで働くことが当たり前であるため、新しく入社したメンバーへのノウハウ共有がスムーズに行われます。

私は転職したのが40代で、自分より若いメンバーが多い事務所に馴染めるかは心配でしたが、誰かが意識せずとも、新しく入ったメンバーが自然と組織に溶け込める仕組みになっているんです。思った以上に、札幌事務所が東京事務所と一体化していると感じていますね。

会計事務所で働きながら、違う世界で働いている感覚

——前所長から仕事を引き継ぎ、入社直後から実質拠点長として札幌事務所を牽引してきました。約5年働き続けられたモチベーションは何でしたか。

自分の判断で仕事を進められている実感があり、一つひとつの行動が組織に大きく影響していっているのがモチベーションです。SRAでは各メンバーの裁量が大きいため、おそらく僕以外のメンバーも同じことを感じているのではないでしょうか。

誰かの指示に従ってその通りに行動する必要はなく、SRAでは個人が責任を持ってそれぞれの仕事を進めています。社会人として自立し成長できる環境であることが、うちの組織の売りです。

また私は札幌事務所の責任者という立場ですが、東京には各チームの責任者が横並びにいるため、私が大変なときは手を差し伸べてくれます。東京にいる皆さんとは距離を感じることはなく、いつもそばにいてくれるようで自分の中では大きな存在です。

——最後に、転職を検討されている方へメッセージをお願いします。

これからも札幌事務所は、札幌に住んでいる優秀な方が活躍できる場でありたいと思っています。事務所としては、スタッフの増加に伴い、今年中には同じビル内のより広いスペースに引っ越して、新しいオフィスを構える予定です。そのため、ベテランの方も若い方も両方必要としており、若い人をグイグイ引っ張ってくれる方、それに引っ張られて成長していきたいという方をお待ちしています。

私はSRAに転職して、会計事務所の仕事をしながら、全然違う世界に飛び込めたと感じています。「転職してもまた同じかも」と思って、会計事務所への転職を若干避けていましたが、自分のこれまでの経験を活かしながら、新しい世界で働けている感覚です。

年齢層が幅広く、男女比が半々くらいで、多様なメンバーが札幌事務所にいます。馴染みやすい会計事務所だと思いますので、ぜひお待ちしています。



SEVENRICH Accountingでは、札幌事務所で働いていただける新たなメンバーを募集しています。札幌市内にお住まいの方であればオフィスで、市外や北海道外にお住まいであればリモートで、まずはお話をしてみませんか。興味のある方は下記よりご連絡ください。


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