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【新・資産税事業部責任者】大手税理士法人からセブンリッチに転職し、兼本が実現したいこと

2024年1月、SEVENRICH Accounting(SRA)は兼本 昌和を迎え入れ、新たに資産税事業部を立ち上げました。

事業責任者である兼本は、大手税理士法人で6年務めた後、SRAへ転職。現在は非上場企業の株価評価、相続税・贈与税の申告業務、相続における生前対策などを行っています。

今回のnoteでは、兼本とSRAがマッチングした背景、資産税事業部の今後などを聞きました。


大手税理士法人だったからこそ、キャリアの選択肢がたくさんあった

——兼本さんは、約6年間大手税理士法人に勤めていましたが、どのような仕事を担当していましたか。

最初は法人のクライアントの税務申告を担当していましたが、徐々に相続税申告や、株価評価などがメインの仕事となり、前職でもっとも多くの時間を費やしたのは、資産税関連の業務でした。

その後は、事業開発推進本部に異動し内部統制に携わりながら、新規事業部門の立ち上げを3〜4回経験しました。

——新規事業部門というのは?

たとえば、新入社員が入社してからOJT含む研修をしつつ、短期間で現場に対応できる人材を育てる部門を立ち上げたり、財産評価専属の部門を立ち上げたり、M&Aで合併もしくは買収した企業の方向けにオンボーディングをして自走できるようにしたり、新設の部門をセットアップするような働き方をしていました。

メンバーが自走し、組織として機能するようになったら次の新しい部門の立ち上げへ、という流れで異動していましたね。

——前職で携わってきた仕事はかなり多岐に渡るんですね。

そうですね。特に、新しい組織に飛び込んでそこの環境を整えることに達成感を感じていました。若いメンバーをサポートして、1年後には会社の顔として表に立ち、クライアントに頼られている様子を見るのが好きでしたし、自分の取り組みによって、みるみるチームの生産性が上がっていくプロセスが楽しかったんです。

ただ、改革に対して前向きな人たちが多い組織で働ける一方で、従来のやり方を重んじる部署に異動することもありました。「今のやり方を大きく変えるべきではない」「これまでのやり方を変えると誰もついてこられなくなる」。そういった意見に対して、なんとか向き合ってテコ入れをしていこうとは思いましたが、力及ばず。

このまま時間をかけて組織改革に努めたり、また別の部署に異動して新規部門を立ち上げたり、相続税業務を極めたり、前職はマネージャーとしてもプレイヤーとしても成長できる環境ではありましたが、選択肢がよりたくさんある転職市場に出て、自分の市場価値を知りたくなったので、転職エージェントサービスや士業専門の転職サイトに登録しました。

採用面談で自分の可能性を発掘してもらった

——どのようにSRAを知りましたか?

エージェントサービスでオファーをもらったのがきっかけです。

SRAから「法人のクライアントの税務申告業務に対応でき、マネージャーもできる人を探している」という旨のメッセージが届きました。私は転職直前の時期は相続税申告を中心に担当していたので、法人向けは自分の専門外だろうと思いつつも、せっかく連絡してくれたからと面談をしました。

「対法人ではなく、実は相続税申告に関する業務をバリバリやっていたんです」とありのままにSRAの採用担当の方に話したところ、「良いですね」と好感触で。

私の経歴を熱心に聞いてくれて、「だったら、うちでこんなことができそう」と話が発展しました。面談の中で、仮に私が入社したらどうなるか想定した、SRAの事業目標を一緒に考えて話すことができたんです。

——兼本さんはどう思いましたか。

自分が活躍できる可能性を一緒に考えてくれて、熱意を感じましたし、ありがたかったですね。普通、資産税部門がない会社だったら、短時間で話した中で、部門を立ち上げようと思わないじゃないですか。

こんな熱い人と一緒に働きながら新しい部門を立ち上げられるなら、SRAでチャレンジしたいと思い、入社を決めました。

クライアントを安心させるために発足した資産税事業部

——兼本さんが責任者を務める資産税事業部が、今後どのような価値を提供するのか教えてください。

相続が発生すると、お葬式や税務申告、空き家になってしまった不動産の行方、節税対策など、いろんな疑問や不安が湧いてきます。

そんな方たちに対して私たちは、まず相続人の方から現状を整理するために詳細を伺い、何をいつまでにすべきなのか、具体的なスケジュールや必要な手続き関係をご説明します。その後検討した結果、手続きが必要であれば、集めた情報を元に財産評価、節税シミュレーション、分割方法の検討、申告納付手続きをしていきます。

さらに言えば、二次相続の際の節税方法の提案や、空き家問題に対する助言など、今は顕在化していない問題に対しても先回りしてサポートし、クライアントの不安を一つ一つ解消するのが私たちの仕事だと思っています。

またSRAのクライアントは、ベンチャー系の法人が多いので、法人の中身が目まぐるしく変化する場合も多く、そういった企業の株価評価だったり、事業承継対策など、クライアントのニーズに応じたサービスも提供できると思います。

▼資産税事業部のサービス例

——事業部の立ち上げ、拡大は兼本さんの得意分野だと思いますが、どんな事業部にしていきたいですか。

チームメンバー全員が誰も困らない、働きやすい環境を作っていきたいですね。

1日の1/3の時間仕事をしていて、その時間が暗い気持ちだと、残りの時間も引きずって丸1日暗くなっちゃうじゃないですか。だから、なるべく働いている時間が楽しいと感じられる、さらには仕事終わりも楽しい気持ちが続くようなチーム作りを心がけていきます。

ただ、良いチームにしたいと思うあまりにヒートアップして、後から「さっきは熱く言ってしまってごめん」とメンバーに謝ることがたまにありまして…..(笑)。

本気でメンバーに向き合って良好な関係を築いてこそ、なんでも相談し合える働きやすい環境になるのかなと私は思っているので、熱い方をお待ちしています。

セブンリッチなら、いろんなポジションを用意できる

——最後に、転職を検討されている方へメッセージをお願いします。

気になる企業があったら、すぐに連絡を取ってみてください。HPや求人票に書いていること以外にも、SRAのように「こんな仕事を頼みたい」と、面談で思わぬマッチングがあるかも。熱意を持って自分のやりたいことを話したからこそ、私の場合はチャンスをもらえました。

転職活動をすると、いろんな企業のいろんな人に出会います。自分が考えていることを面談で話すことによって、今まで気づかなかった自分の市場価値を知る、良い機会になるはず。

もし、SRAに興味を持っていただけた方で「これからの社会人生活は楽しく働きたい」「刺激がほしい」「チャレンジしたい」という方であれば、一緒に仕事がしたいです!



SEVENRICH Accountingでは、資産税事業部のメンバーとして働いていただける方を募集しております。転職活動を進めている方はもちろんですが、転職自体をするか否か悩んでいる方でも、情報収集の一環として一度お話をしませんか。ご連絡をお待ちしております。


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