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ボディクリーニング®︎を始めたきっかけ

コロナになってからずっと在宅勤務が続き、日本生活12年目にして初めてコタツというものを使い、冬のコタツがあまりにも気持ちよく、コタツでぬくぬく仕事をすることにハマってしまっていた。
いつからか、朝起きたら、左肩の引っ掛かり感というか中で骨が捻れている?感覚と共に首が凝り固まって石のように重くてだるい現象が1年続いた。
道具を使って筋膜リリースをしてみたり、ストレッチをしてみたり、枕を3つも変えてみたり、色々な工夫をしてみたけど、毎朝尋ねてくる違和感との戦いは終わりが見えなかった。
1日がスタートする朝に毎回違和感のあるままはどうしても嫌だったから、まずは信頼している整体に尋ねた。次の日には状態は少し良くなったが、何日か経つとすぐ違和感は戻った。
次は昔からお世話になっているパーソナルトレーニングの先生に尋ねて、首と背骨を整え、普段使えていない筋肉を目覚めさせてもらったら、身体中がポカポカ、次の日に違和感は全くなかった。かなりの手ごたえだったが、また1週間ほど経つと違和感は戻った。
もうこれは医療に頼るしかないな、と有名なスポーツ整形外科を紹介してもらい2ヶ月間治療を受けたが、やはり治療を受けている期間だけ症状が和らいで、通わなくなった途端、すぐに違和感が復活した。
半分諦めて、自宅トレーニングに励んだ。オンライン筋トレやヨガ、毎朝筋膜リリースで硬い筋肉の痛みをちょっと楽しんでみたり、ストレッチポールに乗ってみたり、セルフワークをすればするほど左肩の痛みと違和感はひどくなっていく一方だった。

その頃、2年前からさゆりさんが新しく始めた骨格ボディメイクが気になっていたが、なんか怪しそうだったから笑、躊躇していたけど、なんとなく、直感が、今、それを受けてみたいと思った。
その時は、(症状に関しては半分諦めかけていたから)特に、痛みが消えたらいいなーという期待もなく、ただどんなもんなんだろうか〜という好奇心半分、体験欲半分、で尋ねた。
今までと全く違いすぎる施術で、バランスボールの上に乗っかっているだけで気持ちが良かった。
特に暖かいオイルがあるわけでもなく、ホテルスパのようなラグジュアリーな空間があったわけでもなく、癒しミュージックがかかっているわけでもない。
ただ私のカラダのど真ん中に力が届くパワフルなさゆりさんの手が、ひたすら眠くて、ひたすら気持ちが良かった。
ニコちゃん(犬)とさゆりさんとバランスボールと、重力、そして私。それだけだった。そこにいるだけで気持ちが良かった。
今まで、体のメンテナンスにはかなりの金額をかけてきて、ほぼ毎週トリートメントを受けにいってた私だったけど、これは全く違うジャンル?の、今まで感じたことのない感覚だった。
施術を受け終わって、立った時の軽さ、肌の透明感(かなり驚愕、どのエステより優秀)、体と顔の輪郭、足底が地面に付く感じ、私の表情、全てがガラッと変わっていた。この一瞬で何が起きたのかな?!とやはり怪しくなった爆笑。
その怪しさの正体は、私の思い込みであって、カラダは簡単には変わらない、自分の体型はこんなもん、四角い骨盤の形は遺伝、セルライトはエステや医療でしかむり、など、自分が設定していた設定が、このボディセッションでは簡単に変化したりアップデートできたから、素直に変化を受け入れられなかったし、素直に喜べなかった。
抵抗せずに変化を素直に受け入れてしまったら、自分がおかしい人になりそうだから自分を合理化するのに頭が忙しかった。
そうやって、帰宅して、軽いわ眠いわ気持ちええわが続き、いつものように熟睡をして、次の日の朝が驚愕だった。
なんという軽さ。軽い!違和感がない!
そして1週間後、2週間後、次の施術の1ヶ月後までも、肩の捻れた感じと、違和感、首の重さが一切に蘇らなかった。
これはいったい何が起きたんだろう?!不思議でいっぱいだった。
よくある目に見えてわかるビフォーアフターな体験は肌以外で経験したことがなくて、全部嘘だし、全部怪しいと思い込ませたかった。
じゃないと自分が今まで信じてきた世界と、勉強してきたものが、泡になりそうで焦っていた。
でも自分自身が体現してしまったら、言い訳がつかなくなった。
なんでこんなに簡単に変わるの?クエスチョンマークがたくさん飛んでったけど、あまりその気持ちを知ろうとはしなかった。なぜかというと、本当に面白さを頭ではなく腑に落ちてしまうと、抵抗できなくしまいそうだったし、本気で面白いと感じてしまったら、私のことだから←どんどん知りたくなるだろうし、私はなんせセラピストの仕事はやらないと(正直にいうと向いていない)決めていたから、これ以上この好奇心のドアを開いてはいけないと言い聞かせていた。
八王子に引っ越してから七里ヶ浜に位置しているさゆりさんのスタジオまで遠足に出かけるふわふわした小学生のような気分で施術を通い続け、私の体はいわゆるいい方向に変化し続けた。
8回目の施術を受けた時、さゆりさんが1回目の私と今の私の写真を並べた画像を見せてもらった時に、その変化が恐ろしすぎてやばかった。やばいしか言葉が見つからなかった。
毎回毎回じんわり着実に真面目に変化してきたことが、自分ではあまり気づいてなかったけど、実はすこぶる変化していた。
そして、その変化をインスタのストーリーに載せた時に、周りの友達や知人から約10名ほどからすごいね!!めちゃ変わった!何してるの?ヨガ?!知りたい!みたいな声をもらって、正直驚いた。
だって、反応狙いで載せたわけでもないし、ただ面白くて、それだけだったのに、反響がすごすぎた。へぇー直接体験してなくても画像だけで伝わるんだ!おもろい!と思った。
それから、9回目、10回目が受け終わって、旅行に行ったり、仕事とプライベートが忙しくて、毎日がすごいスピードで過ぎて、今年が終わる前にやろうと決めていた、自分と自分の今の環境を断捨離をし始めた。モノはもちろん、日記、メモ、自分の中にある想いまで目に見えるもの、見えないもの、全て断捨離をした。
あるメモ帳から、過去の日記に書いてある体の不調や感情が書かれてあるのを読んでいて、びっくりするくらい、過去の不調がほぼなくなっていることに気づいた。
さゆりさんのセッションを受けるようになってから、私の意識は不調をなくそう、にフォーカスしてなくて、ただ毎日を心地よく、楽しく、過ごしていたから、不調がなくなっていたことすら気づいてなかった。
その時に、置いてけぼりにしていた私の好奇心と、直感の火が燃えまくった。
すでに、ボディクリーニングの説明会は旅行中に終わっていたけど、さゆりさんに、追加にセラピスト養成講座の説明会をお願いした。
説明会の当日を迎えて、さゆりさんの説明を聞きながら、興奮が止まらず、カラダが燃えて、汗がずっと流れまくった。
当たり前だけど、人間として地球で生きている限り、重力がかかっていない生物は誰も居ないということ。セラピストは手が熟練されていくこととは全く関係がなくて、私の力や技術でどうのこうのするんじゃなくて、地球の重力が通るラインに乗ってる状態で施術をすること。何も新たな発見でもなく、当たり前なことなのに、当たり前すぎて、当たり前にしていたことだらけだった。原点に戻る気分だった。
そっか、私の力云々じゃないんだ、地球でちゃんとたつだけなんだ、人間のカラダの構造に立ち還ってみること、そして、力学の原理を忘れないこと。死ぬほど面白い。
シンプルすぎること、シンプルすぎて思い出そうともしなかったこと、たったそれだけのことで、私のカラダは今まで着実に変化してきたんだ。と腑に落ちて、めちゃ面白い!!!知りたい!!!やりたい!!!怖すぎる!!そのアンバランスな気持ちを客観視するために、私の人生で私のことを最も知っていて、私が自分に嘘を付いている瞬間を1秒も見逃してくれない二人に、今の状況や感情について包み隠さず素直に語ってみた。
二人の反応は、いいじゃん!一言。え?!?!
めちゃ向いてると思うし何よりせなが楽しそうだしやってみたら?だった。
え、応援してくれるの?!?!?いつも反対していたのに?!?!嘘でしょ。ってなった。
それから、眉毛のアートメイクの神様のお姉さんに相談してみた。今までと全く違う業界に方向転換した時、怖くなかったの?!って聞いたら、怖いのは周りの評価や反応じゃなくて、自分の感覚を自分が信じないこと、そして自分が努力しないこと。それだけなの。悩んでも時間の無駄だし、やってから悩んでもいいと思う。そしてこの前のセユンがこの施術を説明してくれた時、めちゃわかりやすくて納得したよ!才能あり!って背中を押してもらい、自分の感情と選択のスピードが新幹線級のように早くて色々時差があったけど、私はボディクリーニングの講座の場にいた。
正直、これを学んで、提供する側になりたい、ああしたいこうしたい、明確なwantは何にもなくて、ただ面白いと感じたことをやってみる。それからの流れはもう委ねよう。だった。
知れば知るほど、やればやるほど、楽しさと面白さがたまらなくて、頭の中ではクライアントに施術していて、韓国で先生を育成しているところまで描いている自分がいた爆笑。
ひと段落講座が終わって、人にやってあげた時、その人は先天性腰椎が小さくて慢性腰痛持ち&不眠&首が全然回らない&肩が盛り上がっている状態が、やった直後に、肩がものすごく下がって、次の日に、今まで受けたマッサージとは全然違って、軽さが半端ない、いつもの腰の痛みはまだあるけどすごく軽減されたびっくり、首が回るようになった、肩と肩甲骨の可動域が広がって仕事がしやすい、しかも今までめちゃくちゃいろんなところ通いまくったのに、たったこれだけでこんな変化があるってこれはすごすぎるって、連発した。
たった一人の変化を目の前にして確信に繋がったというか、あ、はい、人間として地球に住んでました、認める、以上。だった。
しかも、クライアントもいい方向に変化するのに、何がすごかったかというと、施術者である私の変化。
セッションをやる時に熱が身体中に循環しまくって、汗が半端ないくらい流れて、どんどんエネルギーが満ち溢れていく感覚だった。
今までは、やった後に、自分が疲れて大変で、人を良い方向にすることが自分にとっては悪い方向になっていく悪循環だった。やればやるほど疲れていくから、いわゆる手に職は自分に向いていないと思い込んでいた。セラピストの概念がぶっ壊された。
でもさ、自分の中で良いものって、人にとっていいとは限らないし、だ!け!ど!これはさ、人間として地球に住んでいることは誰にでも共通することだから、もう、、、、そうですよね、、、って感じだった。
スピ系が苦手な私はちゃんと地に足がついたやり方で人生を過ごしたいから、地球とか述べてる人、大苦手だったけど爆笑。
もう一回いいたい、私たちは人間として地球に住んでますよ❤️それがどれだけ面白くて、楽しいことなのか、一緒に、体験して行きたい、この熱の循環、一緒に感じ合いたい!!
そして、今まで、固める、鍛える、痛い、ゴリゴリ、揉返し、あの我慢と踏ん張りはなんだったんだろう?それすら、自分が全部設定していた世界でちゃんと生きていた過去なんだなーと気づいて、これからは不快なことをちゃんと不快と感じること、自分に我慢をさせないこと。心地いいこと、快なことだけでも、ちゃんと身体は変化する。そして、その心地よく感じること、楽しい、面白いと感じることすらどんどん変化していくこと。
自己対話、自己理解、人間関係、様々な体験で色々気づいたことを、カラダに腑に落としていく感覚、思い込みがどんどんアップデートしていく面白さ、カラダの違和感をどうにかしたいそんな可愛い悩みから、人生が丸っと変わっていく体験型・ボディセッションに出逢ってしまった私のカラダとココロがこれからどんな風にアップデートしていくのか、私も、楽しみで仕方がない❤️

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