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プログラミングは難しい?解その5

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。最終版は此方から、ご覧ください。

10月20日に投稿した”プログラミングは難しい?”の検索結果としてえられた10アイテムについて、当日コメントさせて頂いていました様に、インターネットの再検索による、確認と各々のアイテムの検索結果について、講師のコメントを公開させて頂こうと思います。

諸般の都合で、すいませんが、LISTの若番順では無く、講師が説明を作成しやすい順(必要時間の関係です)に解説させていただこうと思います。今回の対象は以下の黒太字のアイテムになります。(5番目です)

尚、タイトルの”解その*”は、アイテムLISTの番号に合致させてあります。

1.どの言語を学べばいいのかが分からない<=>習得難易度の高いプログラミング言語を選んでいる

2.プログラミング学習をするための準備が難しい

3.英語のドキュメントが多い

4.プログラミング特有の用語や専門用語が多い

5.膨大な基礎学習が必要

6.厳密な論理性が求められる

7.抽象性の高い思考も求められる

8.エラーが多すぎる

9.覚える事が多すぎる

10.苦手意識が強い

インターネット上の情報をキーワード”プログラミングは難しい 膨大な基礎学習が必要”で検索すると、第一検索結果から”膨大な基礎学習が必要”に関する記述が有るようです。

情報によると、プログラミングスキル習得には、簡単な算数の問題を解くようなプログラムを作ったり、決められた文言を画面上に表示するなど非常に単純な機能実現から通常始めるとの記述が有ります。然しながら、通常、こういった基礎知識・基礎能力の確立に至る作業については、その作業が後にどの様に役に立つのかが、よくわからない状態・時点で作業・学習が進む様です。

通常、製品化され、社会に出てくるアプリケーションや、プログラミング経験者が自分で作って公開しているソフトウェア・アプリケーションを完成させるまでには、こうした基礎学習・基本作業を積み重ねる必要があります。

従って、こうした基礎の学習から完成品としてのソフトウェア・アプリケーションを完成させるまでのイメージが掴みにくく、判り難いことも、プログラミングが難しいと感じられやすい理由と説明されている様です。

プログラミング初心者の方は、まずは基本的な知識を身に付ける必要が有ります。ソフトウェアのインストール・アンインストールやキーボードのショートカットといったパソコンの機能・操作法など、基礎的なコンピューター操作方法はプログラミングを学ぶ前にパソコンを操作するうえで最低限必要なものです。(但し、ショートカットの様な時短等に必要或いは有益なある意味応用的な機能・テクニックは最初から扱えなくても問題ありません。キーボード入力が遅いと感じ始めたり・もっと機能を早く起動したい等、パソコンや自身の入力動作等に遅さの不満を感じてから、シュートカットキーは使いながら覚えても遅くはないと思われます)

これらをの最低限の操作方法・機能を理解していないと、プログラミングの学習が進まず・集中できず、プログラミングは難しいという思いにとらわれる可能性があります。逆に、しっかりと身に付けていれば効率的に学習することができ、プログラミングは難しいというイメージにとらわれなくなるかもしれません。

要するに、プログラマーを目指す人が覚えなければいけない事は、プログラミング言語だけではありません。そもそものプログラムの仕組みを学んだり、普段とは違う使い方の記号を覚えたりする必要があります。計算式についての勉強などもあり、実際にコードを書けるようになるまでには、膨大な量の基礎学習が待っています。基礎学習を乗り越えられるかどうかによって、プログラミングへと続く道のり・プログラミング学習そのものの、モチベーションが左右される可能性が高いと考えられます。

当然、初心者やプログラミング未体験の方が、イメージしていたプログラミングを学習する過程・手順とのギャップを感じる人も居られるでしょう。そういった方々の多くは、早くホームページやソフトウェア・アプリケーションを作成したい、AI等を動作・操作したい、といった思いを抱かれる方が大半かも知れません。

ただ、既に記している様に、それらの基礎学習をせずに、プログラミングという謂わば応用スキルを身に付けることは不可能と考えられます。誰もが通らなければならないステップ・プロセスであり、決して省略する事はできないと考えられます。

従って、プログラミング言語や計算式などを使いこなせるようになるためには時間が必要で、不必要な基礎知識は存在しないという事を理解し、地道な努力を継続的に或いは永遠に続けることが重要です。尚、基礎知識習得のペースは各々の出来る範囲且つ必要な範囲で実施すれば良いと考えます。ただ、習得する基礎知識にはプログラミングを始めるにあたって、最低限取得すべき内容が有ります。

一例を言えば、例えばプログラミングを行うには、キーボードから簡単な内容でも言語仕様に従ったプログラム・ソースコードを入力する必要が有ります。その際、パソコンのキーボードからある意味、簡単に、普通に文字が入力できなければいけないと思います。パソコンで文字入力が、例え入力スピードが遅くても、入力ができなければ、プログラムのソースコードも入力ができないと思います。

尚、前述のショートカットキー等はこういった際は、使用できても・使用できなくても、作成物であるソースコードに影響は起きないと思います。単純に同じものをどれくらいの時間で作成できたかに影響するだけであると思います。

このように、基礎学習の中には所謂必須のスキルと、後々、習得していけば良いスキルのものとが存在する事も純然たる事実と考えます。

従って、初心者の方が、大変と感じている作業や覚える事があった場合、この観点で、一度、必須スキルかどうかを確認するのも意味があると思われます。

皆さんは、プログラミングについて、どの様なご意見・イメージをお持ちでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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