4年前に足クルマが必要となり、通勤に使えて超安いマニュアルトランスミッション車を探して見つけた銀色マーチ後期型12S。

　腰痛持ちなので1992年から愛用しているRECARO CTに交換。サイドサポートが左右独立して調整できる優れモノで、オプションで憧れのネットタイプのヘッドレストをつけてます。

　この時代で有名なのはハイエンドの C-Classic ですね。CT はミドルレンジでしたが、フレームやサイサポートなど基本構造は同じで、シートバック背面の鉄板は二重、スポット溶接のピッチも次世代製品の半分、つまりスポット打点が多いそうです。
　その結果で得られたのは、圧倒的な剛性と重厚感のある座り心地。唯一無二です。
　見た目は最高なBNR34 純正シートもこのシートと較べたらシートバック剛性では全く歯がたちません。フニャフニャです。残念。
　最大の欠点は猛烈に重い事。

　今年で30年33万キロ以上座ってますが、15年？前に座面とシートバックセンターの生地を張り替えた以外は、中のウレタン崩れもなく驚異的な耐久性です。如何に当時のドイツ製品が過剰品質だったか分かりますね。

続く｡｡｡