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SF的ゲーム感想文

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簡単にハード別に記事が読める「もくじ記事」をご用意しましたのでご利用ください。 新作よりも中古ゲーム。メジャーよりもマイナーなゲーム感想文を書いていきます。
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2023年8月の記事一覧

楽園の真実【 アニメパラダイス 】(Switch)

地上の楽園!正直このストアの説明を読んでも一体全体どんなゲームかわからないが、僕の想像ではきっとこのゲームは古き良きビジュアルノベル系のアドベンチャー。それにアニメというのだからこの女の子たちの立ち絵がアニメーションで動くのだろうし、パラダイスということで主人公はきっとモテにモテまくる話に違いない。 なにもわからないが想像する余地はある。正直こうやってゲーム内容を想像してる時の方がゲームを遊んでる時より楽しいって事もある。 まぁアニメでパラダイスというなら購入するしかない、

ペンゴ!ペンゴ!ペンゴ!【 ペンゴ 】(Arcade)

ペンゴ!あぁ叫びたいカタカナ三文字といえばやはりペンゴ。そんな何度口から発しても飽きない素晴らしき三文字をタイトルにしたゲーム、それがセガが1982年に発売したアーケードゲーム「ペンゴ」だ。ペンゴペンゴペンゴ。 固定画面のクラシカルな画面に踊る謎生物スノービーを氷で押し出して潰して全滅させよう。この頃のゲームはディグダグといい殺し方がエゲつないぜ。遊べばわかるシンプルで直感的な面白さ。僕が生まれる前のゲームだが、すでにセガはこの面白さを作ってしまったのだ。令和の今遊んでもこ

サイバーパンク猫散歩【 STRAY 】(Xbox series X)

猫は最高猫。それはこの世で最も素晴らしい生き物。あの完璧なフォルム、あの愛くるしい鳴き声、あのいじらしい仕草、全てが完璧。まさしくパーフェクト生命体。 そんな猫が主人公な話題のゲームが遅ればせながらもついにXboxでも8月に配信された。プレイヤーは名もなき野良猫を操作して、出会った小型ドローンと共に迷い込んだサイバーパンクな都市を巡り、はぐれてしまった仲間達の元へと帰るのが目的のアクションアドベンチャーだ。 ゲームでデフォルメの猫キャラはよくいるけれど、本作のまさにリアル志

九龍はパニック地獄【 THE キョンシーパニック 】(PS2)

キョンシー!それはこの世に恨みを持って死んだ人間が腐らず人間を襲う中国に伝わる妖怪!そんなキョンシーに対抗する道士たちを描いた1985年の香港映画「霊幻道士」はカンフーとギャグ、お色気そしてオリエンタルなホラーと盛りに盛ったお子様ランチ的な作品でキョンシーブームも納得の大変面白い逸品でした。 キレのあるカンフーと餅米や墨糸など対キョンシーアイテムの数々が楽しく、子供の頃なら絶対に真似して遊んでいたに違いない、そりゃ流行るよ!ちなみにAmazonプライム・ビデオで配信中なので是

ダニエル・クレイグで再撮影!【ゴールデンアイ 007】(Wii)

突如アイツが帰ってきた!2010年。Wiiでのゴールデンアイ発売に当時とても驚いたことを覚えている。あの伝説のFPS「ゴールデンアイ 007」がリメイクされて帰ってくるとは。発売はアクティビジョン、開発はEUROCOM、そして日本での販売はなんと任天堂だ。日本の販売を一任しているとは、任天堂のゴールデンアイに対する特別な想いが伝わってくるね。(まぁそのせいでグラフィックの良いPS3と360版が日本で発売されなかったけれど) しかし本作は64のゴールデンアイとはほぼ別物だった

カナン諸島は強者揃い【 イースⅥ -ナピシュテムの匣- 】(PC)

巨大な箱でここに復活さぁイースも後半戦だ。そんな訳で今回遊ぶのはイースVから8年の時を経て2003年にPCで発売された本作「イースⅥ-ナピシュテムの匣-」 。 見よ!この所有欲を存分に満たしてくれるPCゲーム名物のデカい箱パッケージを!そして初回限定版にはこれで予習復習しろと言わんばかりにPC-88版イースⅠ.Ⅱ.Ⅲ、SFC版Ⅳ、Ⅴが収録されたイース大全集が付いてきたぞ。(存在を知らなくて開けてみたらあってビビった。)更にはファルコムのミュージックビデオDVDと豪華すぎる内容

惨劇の船旅へ【 Return of the Obra Dinn 】(Steam)

オブラディン号が帰ってきた誰もいない船。いたはずの60人の乗客と船員。散乱する髑髏、荒れ果てた船内。ロクでもないことが起きたことは間違いないこの船で主人公は、人物の過去の死に際の一瞬を垣間見ることができる不思議な時計を使って、オブラディン号に乗っていた60人の「身元」と「死因」を調査していく事になる。名前のわからない船員の会話、役職、服装、国籍を頼りに彼らの身元を洗い出していこう。 そして時計を片手に観ていくのはオブラディン号で起きた惨劇の数々。次々と起こる不幸な事故、蔓延

破壊の気持ち良さを考える 【 破壊王 KING of CRUSHER 】(PS1)

抑圧された破壊衝動を解き放て!やはり破壊。ものを壊すゲームは楽しい。007ゴールデンアイでも、敵キャラを倒す以上にドッカンドッカンと木箱からコンピューターまで壊すのがなんだかんだ楽しかった。まさにゲームだからこそ出来る気持ちの良いストレス解消法だ。 そして本作はまさに「破壊」に焦点を当てたゲーム。子供の頃ならこのパッケージのキャッチコピーコピー「サラリーマン、壊しまくり。」にも惹かれて買ってに違いない。そしてパッケージの裏には「究極の『ストレス発散ゲーム』」という売り文句が堂

三次元テトリスは最高【 ジオキューブ 】(PS1)

プレステ版ブロックアウト!本作は真上から四角い筒上のエリアに均等にブロックを敷き詰め層「FACES」を消していくパズルゲーム。プレイステーション初期に発売された本作はまさに三次元のテトリスと言うべき内容のプレイステーション初期のゲームだ。 そしてアーケードやメガドライブなどで登場した『ブロックアウト』とはシステムはまったく同じで本作はタイトルが違うだけだ。(ちなみにアーケード版は本作と同じテクノスジャパン製、メガドラ版はEA製。) テトリスとよく似た形のブロックをX軸Y軸等

みのもんたと奇妙な電話【 クイズ$ミリオネア 】 (PS1)

テレビより難しい?本作は2000年から2007年までフジテレビで放送していたクイズ番組「クイズ$ミリオネア」を疑似体験できるクイズゲーム。今となっては過去の番組となってしまったクイズ$ミリオネア。子供の頃は答えを考えながらワクワクしながら居間のテレビで観ていた…えっもう15年以上前なの‥.怖。 もちろんゲームでも司会はお馴染みの「みのもんた」又番組同様に「ファイナルアンサー?」と聞いてくるし、クイズ中もいろいろとコチラに話しかけてくるぞ。残念ながら問題は読み上げてくれない。