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カウンセリングれぽ(EMDR編)-⑥

それで……れぽ⑤はリアルで一か月以上前のことだけど、それを加味しても不思議なのが、この時何を話したかの記憶があんまりないこと。

EMDRをするために嫌だったことや親関係とは別に、頻繁にフラッシュバックするようなことをリスト化して、それについてEMDRをしたはずなんだけど……

カウンセリングれぽ(EMDR編)-5 より

前回の終わりはこのようになっていて、つまり読み手的には、これを機にトラウマがどんどんと解消されていくような期待を覚えるはずだが、
(というか書いていて自分でもそう思った)
治療というのは、おそらく身体的なものも含めて、予測がつかなく時には牛歩を強いられるもので。

起き抜けのフラッシュバックがないのなら、比較的楽に生きられるはずだが、なぜだかそうでもなく、慢性的に疲れていたり、自傷の衝動が強く出てしまい、あの独特な不快感情につきまとわれてしまった。
眠りも不規則になって、死にたかったわけじゃないんだけど、徐々に限界になっていった。なんで限界なのかもわからないまま。

カウンセリングの始まりでは前回から今回までの過ごし方を聞かれる。
それで、偽るのもおかしな話なので前述の辛い過ごし方を話すと、
4回目までと変わらない雑談方式へと戻ることになった。
特にこの6回目は回数を重ねて慣れてきたのもあって、本当の雑談に近い話だったような気もする。これからやりたいことなんかも聞いてくれて、ざっくばらんに話せたのが楽しかったし、ストレス解消になったなって思えるような。

だけどそのぶん、EMDRとか、トラウマに関する話はできなかったので、
楽しかったけれど先は長いな。いつになったらよくなるのかな……なんて、帰りの電車のなかで考えていた。

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