ボーはおそれている

観てきました。
いやあアスターは客を取り残すのがとことん多い笑
一応考察やキーパーソンのことなどをパンフレット読み漁ったり公式のネタバレ考察ページ読んだりしたんですけど、なにやらちんぷんかんぷん。

まあ大多数が思うようにこれはボウの妄想または繰り返し見る夢だと解釈はしました。
それとホアキン演じる年齢のボウが主に出てきますが、これが妄想(夢)だとしたら主体となるボウは一体何歳なんだ?という謎も残りますね。
だって現実とは思えないのだから。

あとは要所要所でメタファーとなる他作品のオマージュ。
主にトゥルーマンショーが多く多用されていたようですがなるほどといった形です。
そこから読み取れるのは、アスターが相当映画好きだってことですね。

そして一説ではユダヤの歴史を多く用いているのだとか。
これは非常に長くなるので割愛します。
(検索すると出て来るかと思うので是非)

死を恐れた男のあってほしくない妄想だとわたしは思いました。
そしてラストのあの誰かの一言から暴投へとつながる感じを仄めかしているあたり、物語はループするのでは?とも思いました。
これは可能性薄いですが。

とにかくわけわからん作品だったがゆえに、矛盾を矛盾ととらえるべき作品だといった解釈ができるので、多分もう一回観に行きます。
確認したいシーンもありますしね。


あとは予備知識としてはまだ観られる環境であるのならば、オオカミの家を鑑賞することをお勧めします。
後半の世界観は同監督が共作しているだけあってそのほうがとっつきやすくなると思います。
ただ、今までのアスター作品の色を期待しすぎるとちょっと期待外れになる可能性もありますので、どうかお気をつけて。

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