noteの投稿を1か月さぼってしまった。
単純な話だ。日課でなくなってしまったから。
体調を整えるには、日常生活の活動を整えることが一番。
成績を上げるには、毎日の勉強の積み重ねが大事。
体力をつけるには、日々のエクササイズが必要。
どれも当たり前のことで、だれでも知っているはずのことなのに。

本づくりの仕事にかかわるようになって、
先輩編集者にたずねたことがある。
「つづけることの極意を本にしたらどうでしょうか」
するとこう返ってきた。
「それできたらベストセラーだよ。それはみんなできないことだからね」

毎日をていねいに生きている人たちがいる。
毎日、生き物の世話をしている人たち。
世の中のママさんも、パパさんも、そうだ。
毎日、田畑で働く人たち。
雨の日も風の日も働いている。
ほかの仕事に従事する人たちだってそうだ。
こつこつと毎日の実践をしている人たちは、
つづけることのどうのこうのなんてわざわざ考えない。
ただただ、毎日、やることをやっているのだ。

そんな人たちに極意なんて聞いても、教えてはくれないだろう。
逆に「なんでつづけられないの？」って言われるかもしれない。
ブルース・リーの名言　”Don’t think, feel”　も、
頭じゃなくて、からだで感じろというメッセージ。
考えるからからだが動かなくなる、ということだろう。

その点、noteはすごい！
つづけるための後押しをしてくれる。
なんとかつづけるモチベーションを保つために
あれやこれやの策が練られている。
つづけられない人を応援するnote運営の姿勢に感謝。
つづける極意はないかもしれないけど、
つづけるための工夫はいろいろできる。
ともかく、反省。
「四の五の言わずに、やればいい」