梅香

自分の生活は自分でデザインするをモットーに、何をしたいか、何をすれば楽しいか、いつも自…

梅香

自分の生活は自分でデザインするをモットーに、何をしたいか、何をすれば楽しいか、いつも自分を大切に、家族との関係も大切に、そして私のまわりにいてくれるみんなのことも大切にできる生活をしていきたいと考えています。

マガジン

  • プレゼンテーション「3年後の私」

    再就職のために職業訓練を受けました。そこでプレゼンテーションの講義があり、仕上げとして訓練生の一人ひとりがプレゼンを行いました。与えられたテーマは「3年後の私」。今から何年も前のものですが、ここに紹介したいと思います。

  • 入院生活とラジエーションハウス

    私の入院生活中に始まったドラマ「ラジエーションハウス」。それは私の子宮頸がんがわかって、放射線治療をすることになったタイミングでした。退屈な入院生活を送りながら、このドラマを楽しみにしていた頃のお話です。

最近の記事

むかしむかしのその昔⑱初めてのベートーヴェン

私はnoteでいつくかのシリーズに分けて文章を書いています。 だけど、最近はそんなシリーズのことをすっかり忘れていました。 さて、「むかしむかしのその昔」、私が小学校に入学した頃のことです。 1年生になった私は、クラスのみんなと校内の見学をしました。 一番の衝撃は、階段を昇って入った図書室でした。 本棚にはたくさんの本が背表紙を見せてぎっしり並んでいました。 また、表紙が見えるように並べる棚には絵本がありました。 そこに『お月さまをたべたはなし』というタイトルがあったのを

    • 続 小さな同窓会2024.3.15

      高校のバレー部の仲間に会うために故郷に帰った。 カリフォルニアから一時帰国する T に合わせての日程。 当初、私は県外で数に入っていなかったのだけど、 開催を知らせてくれたキャプテンに、 なんとか日程があえば参加するとだけ伝えてあった。 3月15日当日。 昔、通い慣れていた駅はすっかり変貌していた。 でも、迎えてくれた仲間の笑顔はいつもどおり。 近況報告を兼ねて、孫の人数を教え合う。 Y は3人、T は0、R は1人、K は5人、そして私は0。 Y の弾丸スピーチは健在。結

      • 小さな同窓会の知らせ

        3月に入った。小さな同窓会の知らせがきた。 みんなに会うのは久々だ。 高校に入学したばかりの頃、部活帰りに並んで撮った写真がある。 まだあどけない表情がほほえましい。 夏の大会の会場で、ユニフォーム姿で撮った写真もみんな笑顔。 そこに写っている4人に会える。 入学当初の新入部員は十数人はいたと思うけれど、 夏が近づいた頃には数人に減っていた。 私と同じ中学でチームメイトだった友だちは、 練習が楽しくない、コーチが嫌いだといってやめていった。 その後主将になるRUMI にも中

        • 文芸部の思い出ーふれる体験ー

          note の記事を楽しみにしている人が何人かいる。 今日は ”純ちゃん” の記事を読んで、私も高校のときのことを思い出した。 私はバレーボール部に所属していたけれど、 文化祭のときに文芸部の活動を知り、 いつのまにか部室に遊びにいくようになった。 翌年の文化祭には私の作品が展示されるようになり、 文芸部の文集にまで掲載してもらえるようになった。 私の家庭の問題やボーイフレンドとの関係もガタガタし、 いろんな言い訳をならべて、私はバレーボール部をやめてしまった。 それなのに、

        むかしむかしのその昔⑱初めてのベートーヴェン

        マガジン

        • プレゼンテーション「3年後の私」
          4本
        • 入院生活とラジエーションハウス
          4本

        記事

          「決心」自分自身を応援する

          長く生きているけれど、いくつかの場面だけ鮮明に思い出される。 カズオ・イシグロがノーベル文学賞を受賞し、 「記憶」について語るのを何かの番組で見た。 「記憶とはなんだろう」というテーマだった。 本当に、不思議なものだ。 すっかり忘れてしまっているものが、あるときふっと現れる。 それは古いものではなくて、いま・ここによみがえる。 なつかしい友だちに会うと、 忘れてしまった自分自身との出会いを感じることがある。 「あのとき、あんた○○って言ったんだよ」 「そんなのおぼえてない(

          「決心」自分自身を応援する

          心に響くつたない文章

          外国からきた子どもたちの学習支援教室で、 ボランティアをはじめて3年が経った。 たくさんの子どもたちが来日しては またほかの地域に移動したり、 新しい場所へ移っていったりした。 親の都合で世界を転々とする子らも多い。 来日して日にちが浅い子どもたちは にほんごがわからず、学校生活でも問題を抱えている。 その反面、日本での生活に慣れてきた子どもの中には、 日本語がわからない自分の家族とのコミュニケーションが うまくいかなくなるケースもある。 また、母語を忘れてしまうということも

          心に響くつたない文章

          かしこい体をめざす!

          私よりも年上の従兄弟が、毎日のように1万歩歩いているというので、 私もみならってできるだけ歩くことにした。 昨日は2駅先の書店まで歩いて行った。 すいすい歩いて、あっという間に書店につき、約6000歩。 真冬なのにうっすら汗をかくほどの運動。 書店で本を眺める。 そして、やっぱり衝動買い。 「じょうぶな頭とかしこい体になるために」 五味太郎は書いている。 「かしこい頭とじょうぶな体を作るための訓練や方法は  世の中にいやというほどありますが、  頭をじょうぶにし、体をかしこ

          かしこい体をめざす!

          「東の風」とメリー・ポピンズ

          朝、ラジオを聴いていたら 映画「ウォルトディズニーの約束」の話が出てきた。 「メリー・ポピンズ」は幼かった娘のお気に入りのビデオ。 まわらない舌で 「 スパカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」(笑)。 魔法使いのメリー・ポピンズに笑い、泣かされる。 すてきな家庭教師。ほんとうの案内人。 子どもの話じゃなくて、人生の悲哀がこめられた名作。 その「メリー・ポピンズ」がディズニー映画になるまでに ディズニーは20年もかけたという秘話を描いたのが 「ウォルト・ディズニーの

          「東の風」とメリー・ポピンズ

          かわいいおばあちゃんをめざす

          なんと速いこと! 1月はもう半分終わっている(笑)。 基本ヒマジンのくせに、なにかと忙しくしている。 16日間で顔を合わせて会話した人たちが、数えてみると30人以上。 お正月だったからかな。ちょっと今年は出だしがすごいな。 直接会わないで、WEBで顔を合わせる人たちもいる。 定例の会議、勉強会など。 昨日は年賀状だけのつながりになっていた友人に電話し、 来週、ン十年ぶりに会う約束をした。 今年はなぜか、からだが軽いのか?  フットワークのよさはたぶん、体調がいいのだろう。

          かわいいおばあちゃんをめざす

          おはようございます の

          2024年 元旦  初めて行ってみた天神社で獅子舞を見た 二日  肺がんステージ4になった従兄弟に会いに行った 三日 伊邪那岐大神と伊邪那美大神が祀られている神社へ行った 四日 友だちに会い、手編みの帽子を渡した 今朝、 谷山浩子の歌、「おはようございますの帽子屋さん」を思い出す 今はわらうことができない人たちが ほほえみをとりもどせるように おはようございます をおくりたい

          おはようございます の

          ともだちがわからない

          先日、久しぶりにあったともだちがこう言った。 「ともだちって定義がわからない」 「”知りあい”ならわかるけど、”ともだち”って?」 簡単に使ってしまう「ともだち」。 最近、「ともだちがいない」という人がいるが、 それはどういうことなのか? 「ともだちって会わなくなるとともだちじゃなくなるの?」 ともだちがそう言った。 わからない。やっぱり「ともだち」の定義が曖昧なのだと思った。 家族はどうだろう。 血縁はわかりやすい。会うことがなくても変わらない。 でも、家族関係にもいろい

          ともだちがわからない

          衝動買いの幸せ

          12月。季節外れの暖かさの中で、1年を振り返る。 年をとると1年があっという間だというが、 振り返ってみるといろいろな出来事が思い出される。 前職を辞めてからすでに5年。 定職につけるだろうかと不安になり、新しいことにも挑戦しだした。 いまやっているボランティア活動も3年目で、 関わり始めた協会メンバーたちとのつきあいもふえてきた。 今年始めたことの一番は、この note の投稿である。 投稿するきっかけを作ってくれたのは、昨年亡くなった友人だった。 わかっているつもりだった

          衝動買いの幸せ

          暑い秋の日

          11月になった。「今年もあと少し」とは思えないほどの暑さ。 私はずっと半袖で過ごしている。 初めての出産が11月で、そのときはセーターを着て病院に行き、 退院するときには夫にコートをもってきてもらった。 それなのに、今日も半袖。日が当たる部屋は暑い。 私だけじゃない。日中、外に出ると半数くらいの人が半袖だ。 若い人だけでもなく、高齢の方々も半袖で歩いている。 「うちはもう夏物はしまった」と友人にいわれた。 私もそうしたいと思うのだけど、ほとんど毎日半袖だからしまえない。 寝

          暑い秋の日

          照柿色があざやかに

          毎朝、私はカーテンを開け、窓を開け、外の様子を見る。 晴れた日には遠くに富士山が見える。そんな日は本当にうれしくなる。 私の部屋は駅から数分の場所。それなのに窓を開けると正面に こんもりとした大きな木が見える。その高さは4階建てよりも高い。 最近はすずめは見なくなったけれど、この辺りはまだまだ野鳥が多くいる。 窓をあけるとうるさいほど鳥が鳴いていたりする。 大きな木のそばの柿が、いつのまにか色づいてたわわに実っていた。 いきなり秋の景色になり、心をゆさぶられる。 先月、「反

          照柿色があざやかに

          雨の大久保祭り

          雨の中、新宿の大久保祭りに行ってみた。 昔住んでいた家から近かったので見慣れた町並だったが、 確認しながら歩くと商店街は韓国の店ばかりになっていた。 もちろん以前から韓国の店はあったけれど、 新大久保駅から歩きはじめるとメガネのパリーミキ、 金魚・熱帯魚の円満屋、ラーメン屋の福しん、 花屋のフローリストしのざき、化粧品のこまどり、 ペットショップのZOO、DIYの工務店、 そして、うどん屋の伊予路くらいしか、 "なつかしい"と思える店が残っていなかった。 パチンコ屋はあるけど

          雨の大久保祭り

          『HUEC』創刊号

          やっと秋らしくなり、衣替えでもしようと押し入れをごそごそ。 そして、毎度のことなのだけど、アルバムやら、昔の書類やら、 作品やらで時間がとられてしまう(笑)。 すっかり忘れていた大学卒業時の文集があった。 放送大学青山昌文先生のゼミ生たちの文集である。 しかも『HUEC』創刊号、だったらしい。 HUECは「放送大学美学サークル」をフランス語読みして頭文字をとり、 HUEC(ユク)の会と名づけられた、とある。知らなかった(笑)。 その文集に参加するように誘われて書いたものをこ

          『HUEC』創刊号