見出し画像

22年間の人生でいちばん高い買い物を決断した

150万円

来月、遂に大掛かりな美容整形をする決断をした。


高校生の頃は、当然、自分だけですぐに決断できるような額ではなかった。もちろん、22歳の今でも数日考えて出した答えではあるが、あの頃とは全く違う感覚。


正直わたしは、どれだけ自分にお金と時間をかけられるかで、幸福度は変わってくると思っている。

大学生になり、最も高額な買い物をしたのは、1年半前に契約したダイエット専門のプライベートサロン。


45万円

半年ほど通ってその時は満足いくレベルには痩せることができた。何より、メンタルトレーニングもあったので、精神的成長ができた。値段以上の経験ができたので、後悔はしていない。


次に高額だったのは、下顔面のある箇所にプロテーゼを入れる施術。ダウンタイムも1ヶ月未満。痛みのピークは3日、1週間ほどで落ち着く軽めの施術。


17万円


次に高額だったのは、通っていたフェイシャルエステサロンの美顔器。店員さんにゴリ押しされて購入した。これはわりと気軽に買った気がする。

14万

今でも週4くらい使用しているが、高いだけあって手放せないものとなっている。使った日と、使ってない日では、肌質も浮腫み方も、まるで違うので本当に凄いと思う。

もちろん、他にも顔への施術や、体のメンテナンス、エステサロン、ジムなど多くの時間とお金を自分にかけてきた。総額を計算するのは恐ろしいが、軽く数百万はかかっていそう。

(残念ながら、そこまで時間とお金をかけた見た目には見えないが…)

それに、小学生から高校生までの、12年という期間歯列矯正も行った。これは、両親が払ってくれたが軽く500万円はかかっている。辛かったが、本当に感謝している。


それでも、どうしても、自分の顔も体も性格も考え方も全部嫌だ。時間とお金をかけることでしか自分の価値を確立できないと思っている自分が気持ち悪い。


しかし、そうしていないと死にたさが増す。

今回大掛かりな手術をすることに決めたのも、死にたさがピークにきていたから。命懸けの施術になるが、それくらいの覚悟で自分を変えたいと思っている。誰かに認められたいとか、モテたいとか、そんな次元の話ではないのである。

毎日のように鏡を見ては死にたくなる、他人から撮られる写真を見ては病む、人と比べてどうとかではなく。もっとお金をつぎ込めばましになれるかな、次こそ頑張って変わりたい、そんな気持ちでカウンセリングを回った。

わたしの最終目標は、綺麗になることでも可愛くなることでもない。

というと、誤解されそうだが、綺麗で可愛い見た目にはなりたいと思っている。ただ、そこが終着点ではないのだ。


今回の手術を決めた際のカウンセリングで、担当医に、「これをすれば大きく印象が変わる。今とは別人になれる。」と自信を持って言われたのだが、まさにこれ。


わたしは、わたしだが、別人になりたいのだ。
顔も体も性格も、全部自分だが、自分じゃない自分になりたい。そのために、まずは顔を別人にして、心も変えていきたいと強く思う。


自分が自分らしく、自分の人生を生きられるように、自分を認める手段の1つとして、手術に挑むつもりだ。


1ヶ月後、今のわたしは、もうそこにいないはずだ。