#303 すき間時間に盛り上がる「テスト対策ビンゴゲーム」

テスト直前の授業で切りが良いところで授業内容が終わり、30分くらい時間がある…こんな時ってありませんか。

そのまま自習にしても良いですが、とくに低学年は何をやれば良いかわからない生徒も多く、手持ち無沙汰になってしまいがちです。

そんな隙間時間におすすめなのが、「復習ビンゴゲーム」です。

☆所要時間

30分(シート準備15分、ビンゴ15分)

☆教師の準備

事前にテスト範囲の重要語句の中から、とくに重要だと思う語句を25~30個選んでおく。

☆「復習ビンゴゲーム」ルール

①ノート、プリントの余白などに、5×5のマスを書く。

②マスの中に1つずつ、テスト範囲で重要だと思う語句を書く。(15分程度)
※この時、「教科書の太字」や、「プリントの( )」など、ある程度書くワードを指定すると生徒の語句選びがスムーズになります。
※また、通常のビンゴと同じく中心や角が重要になるので、中心や角にはとくに重要だと思う単語を書いておくようにアドバイスをします。

③教師が重要だと思った単語を1つずつ黒板に書いていく。→自分が書いた単語があれば〇をつけさせる。

④たて・よこ・ななめでビンゴができたら「ビンゴ!」と挙手させる。
単純にめちゃくちゃ盛り上がります。「織田信長」「徳川家康」など、とくに重要語句を最後まで残しておくと、終盤は一気に2ビンゴ、3ビンゴなども飛び出します。手をあげるときにビンゴをした数を指の本数であらわすように伝えます。

⑤ビンゴをした数を黒板の端などに書いておき、最後に結果を発表する。
個人戦でもいいですが、中にはビンゴ出来ずに終わる生徒や、1ビンゴで終わる生徒もいるので、クラス内でたて・よこの列対抗、あるいはクラス対抗(結果は帰りのHRで発表)などにするとより盛り上がります。

☆ゲームのアレンジ

・5×5のマスだと生徒の準備を含めて30~40分かかるので、時間20分くらいしかない場合や、テスト範囲が短い場合などは、4×4のマスで行うこともできます。

・テスト範囲だけでなく、学年末に「歴史上の人物限定」や、「〇〇な国ランキングTOP30」など、さまざまなお題で行うことも可能です。その際は班ごとに話し合わせたりして班で1枚のビンゴシートをつくらせるという課題にしても良いと思います。

・もちろん社会科以外の全教科に応用可能。HRはもちろん、部活でもその競技の選手名などでレクをしたら盛り上がりそうですね。

【目次】


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