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#381元地理教員が薦める地理が好きになる本7選【読書紹介】

高校で地理を学んだ人を除けば、地理について興味を持つという機会はあまりないかもしれません。

かく言う私も、高校地歴の免許を持っているものの、高校で地理を学んだことはなく、興味をもったのはここ数年。
「ブラタモリ」と見て、地理と人間生活との因果関係が面白いなと思ったのが地理が好きになったきっかけです。

それから、地理に関する本を読むようになって、その内容を小ネタにして授業に盛り込んでいます。

そこで本記事では、わたしが教員時代に地理に興味を持ってから読んだ本の中でもとくに面白かった本を紹介します。

あくまで対象は社会科の先生や社会科好きな人ですが、少しでも地理に興味を持ちはじめている人の参考になれば幸いです。


①『地理がわかれば世界がわかる!すごすぎる地理の図鑑』

地理に興味を持ったらまず読みたい本がこちら。
地図、地形、暮らし、日本地理、世界地理、体系的に面白ネタがまとめられていて、地理に馴染みのない人でも読みやすい本になっています。

②③『なるほど日本地理』『なるほど世界地理』

この2冊は「痒い所に手が届く」小ネタが散りばめられた本。
朝読書のようなすき間時間に1ネタずつ読むのがおすすめ。
タイトル通り、「なるほど!」と言いたくなるネタが豊富に詰め込まれている。

④『ゼロから学びなおす 知らないことだらけの日本地理』

Xでも話題の「地理おた部」さんの著書。
漫画も交えて面白おかしく日本地理の解説を行っている本。
この本を読めば日本地理博士の第一歩が踏み出せます。

⑤『一度読んだら絶対に忘れない地理の教科書』

中学校の社会科教師なら、高校地理の内容も把握しておきたいところ。
そんな時に適切なのが本書。
公立高校教師YouTuberが高校地理について体系的に分かりやすくまとめられている。
この一冊で高校地理の全体像が把握できるという意味でも価値ある一冊。

⑥『世の中のしくみが氷解する 世界ーおもしろい地理の授業』

こちらも高校地理レベルの内容がまとめられた一冊。
随所に小ネタもちりばめられており、思わず「へえ~」と言いたくなる。
おすすめの一冊。

⑦『激変する世界の変化を読み解く 教養としての地理』

こちらは最新の地理の話題を押さえたい人におすすめ。
「使われなくなった地図記号」からはじまり、世界の地域ごとにここ数年起きている事象を取り上げて丁寧に解説されています。
時事問題を扱っているだけに、「鉄は熱いうちに打て」との言葉通り、数年したら内容が時代遅れになってしまうので、一刻も早く読んでほしい本。

【目次】

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