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PCも頭も絶えずアップデートしていこうという話

TickTokで書評してなにが悪いんだ!

みたいな話が最近トレンドに上がっていました。
TickTokで本を紹介していた方が(ほとんど)狙い撃ちのような形で書評家の方に批判され、結局TickTokの方が活動を休止してしまったという話。

上で紹介したのは休止されたTicTokerさん寄りのコラムですが、彼の影響力は半端なかったようです。
若い世代に確実に影響を与えていたんですね。

どうやら書評家さん側がTickTokの影響力を見誤っていたというか、そもそも好意的に見ていなかったという印象でした。
自分の知らない世界、新しい文化を軽視してしまう現象、惜しい。
情報の発信方法って色々存在するけど、媒体はどうあれ広まったもん勝ちじゃないですか?

コミュニティごとに年齢層もそれぞれの趣味嗜好も全然違う。
ジャンルの違うそれぞれの陣地でそれぞれに見合う形で広まったら、私だったら単純に「美味しい!」って思っちゃいます。

今回の書評家さんの件では、世間は当然のように活動停止の選択をしてしまった側に同情が集まっていました。
そりゃまぁそうですよね、私もそう思う。書評家さん、頭が固いなーって思いました。

でも、私が仮に書評家さんの立場だったらどう思うだろう?

記事の媒体でこつこつ発信してきたのに、ぱっと出てきた若い子の書籍紹介が自分の知らない新しい媒体でバズって大人気。ずっと書いてきた自分より、周りは新しい方から情報を得て、メディアも書店もそちらに目をつけていったら。

悔しい!!!!ってなってしまったのかもしれません。
きっとそれどころじゃない、どろっどろの感情が生まれてしまったんでしょう。

その悔しさがナイフみたいな言葉になって外に出てしまった。

って考えたらちょっと可哀想かなって思ったりもしました。
(でもなんかえらい嫌味な謝罪文を出していたので全部撤回したい。笑 
きっとプライドが許さなかったんだなぁ……)

今回の話題で私が思ったのは

・常に新しいものに目を向ける。自分が知らない文化も軽視はしない
・人気には必ず理由がある。わからないなら少しでも触れてみるのも手
・感情のまま書いた文章は寝かせる。もしくははなからメモ帳の中だけで

TickTokerさんも気に病むことなく、好きなものを好きな媒体で堂々と発信できるようになったらいいなぁ。
あと、書評家さんが新しいものを認めてあらゆる発信方法を知ってくれたら。


TickTokってリズムに乗せて人が倍速で踊っているイメージが先行していたので(思い込みが凄い)私もこれを機に覗いてみようかなって思いました。

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