その程度のモノを君は売っているのか?

居酒屋にて、隣の2人組の会話が印象的でした。
おそらく飲食店経営者同士なのでしょう。

値上げに対する不安を語り合っていました。
値上げに躊躇する後輩経営者を、先輩経営者が鼓舞しています。

「たった3%の値上げに悩んでいるのか?」
「その程度の物を君は売っているのか?」

この言葉には真理があります。
個人店の戦略の1つに
「いかにして価格の呪縛(大手との競合)を避けるか」
という試練が存在します。

3%程度で離れてゆく顧客は、
価格に縛られている顧客に執着しているモデルであって、
その段階で中長期的には失敗のフラグが立っているのです。

もう何杯か飲んでいたら、隣の席に絡んでいたかもな。
いい先輩経営者を持った後輩が羨ましくなりました。

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