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アパレル関係の商習慣を変える時はとっくに来てる。

時代は変わり、意識も感覚も文化さえ変わりつつあるのにも関わらず、古い習慣から抜け出せないアパレルの体質に疑問を持たずにはいられません。

細分化された分業制の中で様々な役割がありますが、どこか特定の所が変われば良くなるという訳ではなく、根本的にそこに関わる全員の意識が変わらないとならないし、その時期はとうに来ています。

自らを戒める意味でも真っすぐに描きたいと思います。

今、苦境に立っているアパレルの環境を作り出した最も大きな要因は価格競争だと思います。

世間ではアパレル不況だ、ものが売れない、と言われていますし、業界人も良くそれを口にします。
しかし、安くしないと売れないという環境を作り出して、完全供給過多な状態を作り出したのは、他でもない「自分たちだ」ということを認識しないといけません。

スモールビジネスであれば、小回りの効く舵取りをして方向転換をすることも可能でしょうが、多くの場合が母体が大きくなりすぎて簡単に方向転換が出来ない環境になってしまってるように思うのです。

ガッチリした仕組みが出来ているように見えて、
内部では様々な問題点があります。

・口約束だけの習慣
・リスクを押し付ける【売上仕入れ】
・一方的な価格設定と生産数量

顧客にとって「安い」「お手ごろ価格」というのは1つの価値であることに違いはないですが、それにこだわり続けるあまり、
本来ビジネスとしてWIN-WINの関係でなければならないことが、WIN-LOSEまたはLOSE-LOSEになっているケースも少なくない。

そして、このLOSEの位置にいる多くが、いわゆる川上の生産に近いセクションにいる人達です。
企画開発等は行わず、受注依存体質が染み付いている人達は、上がり続ける賃金水準やコストに対して、加工費用の据え置きまたは引き下げを求められます。

しかし、それに応じるしかない原因は、唯一の頼みの綱である「生産数量」の確保さえ危うくなってしまうからです。

それを「被害者」のような感覚で傍観している当事者もいるようですが、それこそが現環境を変えられない大きな原因なのではないかとさえ思います。

じゃあどうしたらいいの?

とはいえ、無駄に足し算を繰り返し、複雑化してしまった現環境では、根本的打開策をとることもできず、なんとなく過ごしているというのが実際のところでしょう。

時代に合わない商習慣を変えていくには、曖昧なポジショントークの展開にとどまらず、具体的に仕組みを変えて、シンプル化させていくことが何より重要なことだと僕は思います。

そのために、

いつか良くなる
生き残っていれば流れは来る
むしろ誰かがやってくれる
という幻想を取っ払う必要があります。

・父ちゃん母ちゃんから引き継いだ会社
・自ら立ち上げたビジネス
・誰かにやらされた立場

色んなパターンがあると思いますが、
それがどうであれ、今、問題意識を持って、それに取り組む立場にいるのであれば、他人事ではないと捉えてほしい。

そう、強く思います。

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最近起きた個人的な話と感謝

そういえば、noteを始めて半年ほど経ちました。

私が継続的に書き続けられてているのも、フォローしてくださっている皆様のおかげです。

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※そのnoteがこちら


有益だと感じていただいて購入してくださったユーザーの方にまず感謝申し上げます。ありがとうございます。

そして、いつも読んでくださっている皆様、改めましてありがとうございます。
気づきやヒントになったり、意識の改革ができたり、

皆様のちょっとしたキッカケになるような記事を書いていきたいと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

            シャクモトタツヒロ

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