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ことばを周波数で感じ取る

高校時代の部活で練習した名残で、いわゆる"British English"の方が"American English"より聞き取りやすい私。知っていて、かつ聞き分けられる違いはほんの一握りにすぎないのですが。

分かりやすい違いは子音の強さと母音のレパートリー辺りでしょうか。waterとか結構顕著だと思います。あ、waterだと語末のrも分かりやすいですね。

大学に入ってからは、かなり多くの人が"American English"かそれに近い英語を話す環境に身を置いています。慣れていない音を聞き続けるのはなかなか大変で、入学当初はそれだけでかなり疲れていた記憶があります。「音価の違いでここまでしんどくなるものなのか……でもそれだけじゃない気がする……。」と思っていました。その謎が解けず、しばらくモヤモヤしていました。

そんなモヤモヤが、ある日母が放った一言で一気に晴れることになります。

「"アメリカ英語"と"イギリス英語"は周波数も違う」

……

………

…………それだ!!!

確かにこの二つって音の高さが違うんですよ。"American"は"British"より高いんです(あくまで個人的な感覚ですが)。つまり、

高音×音価の違い→聞き取りにくい、ずっと聞くと疲れてしまう

という構図だったんですね。感覚的には分かっていましたが、なかなか言語化できず「なんだかなぁ…」と思っていたことがやっと整理されたような感じでした。

もちろん、これはあくまで私個人の体験ですし、正反対のことを思っている人もどこかにいると思います。他の「同じ◯◯語」同士でも同じことが起こっている可能性だってあります(ご存知の方、教えてくださるととても嬉しいです!)。

モヤモヤが晴れると同時に「やっぱりことばって面白いなあ」と再認識した、ある日の思い出でした。

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