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カナダのビッグバンド Chelsea McBride's Socialist Night School を好きになる

挾間美帆「Dancer In Nowhere」やMaria Schneider「Data Lords」が好きです。いろんな楽器がワーーーって鳴って、複雑に絡んだり、そうかと思えば天から注がれたかのような美しい単音を鳴らしたり、ソロが疾走しながら背後でぐわあーーっと展開していったり、そういうのが好きです。またそういうビッグバンドの演奏の面白さを引き出す曲そのものも好きです。

それで最近、自身のビッグバンドを率いる作曲家を新たに知りまして。Chelsea McBride(チェルシー・マクブライド)というカナダの若い人なんですが、まんまと好きになってしまいました。

Chelsea McBride's Socialist Night Schoolという名義で活動していて、これまでにEP「Chelsea McBride's Socialist Night School」(2014)と、2枚のアルバム「The Twilight Fall」(2017)、「Aftermath」(2019)をリリース。最初のEPを除いてはいくつかの曲でシンガーが歌ってます!

Aftermath (2019)


The Twilight Fall (2017)


Chelsea McBride's Socialist Night School (2014)

あくまでも自分の場合、ですけれど、冒頭にあげたMaria Schneiderや挾間美帆は、一体どこまで洗練されていくのか、という期待と共に愛聴しつつ新作を楽しみにしています。一方、Chelsea McBrideに対する期待はちょっと違う。

歌が多くて、でもボーカルが入っていない曲も含めて、ジャズじゃなくてAORと言いたくなる。すごい演奏、じゃなくて、いい歌、なんですよね。Amblesideとか、In Dreamsとかね。また今後ベクトルがどこに向かうのか、ものすごく興味がある!

なおChelsea McBrideはテナーサックス奏者でもあって、Chelsea and the Cityscapeという名義でポップバンドをやってたり(音源もリリースされてる)、Chelsea McBride Groupというジャズバンドでも活動しています。でもビッグバンドがいちばん好きですね。

オフィシャルサイトはこちら↓

こうしたビッグバンド、ラージアンサンブルを少しずつ掘っていくのが楽しいです。もしおすすめがあればなんらかの方法で教えてください。

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