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判断力というMPの1日の使用可能量は決まっている

もう当たり前のようにどこでも書かれている事ですが、人間が一日に判断する事が出来る回数は、ある偉い人の研究や分析の結果、3万5千回ほどだそうです。

しかしその回数が本当に正しいのか、個人差は無いのかと疑問に思う方も当然のようにおり、7時間睡眠と仮にした場合の1日の人間が判断している回数が大体そのくらいなのでは無いかとの事です。

何を判断とするかは基準が曖昧ですが、3万5千回は、1日に脳に判断を委ねねばならない状況が約2秒に1回ほど発生する計算となります。

たとえば誰かに返信を書くにしても、どのような内容を書くか、どのような感じで返すか、絵文字は使うのを好む人かそうでないか、長すぎたり短すぎたりしていないか、ポストする時間帯はおかしくないか、誤字脱字はないか、この投稿をする事によって不快に思う人はいないか、このリプライは本当に必要か…もう1リプライにどれだけの判断を必要とするか分かったものではありません。

1判断を1MP消費と考えたら、今思いついただけでも8MP消費です。ドラクエ3のライデインです。

1リプライで稲妻がほとばしってしまうほどの消費MP…とまで行くかは人それぞれですが、脳のパワーはある程度消費しているわけです。

円滑に誰とでも仲良くコミュニケーションが取る事ができる方はそこまでパワーを消費せずとも悠々とメラくらいの消費MPでこなすことが出来るのかもしれません。

社交辞令的な当たり障りの無いやり取りに何の意味があるのか私には理解出来ない部分もあります。また、そんなやり取りが社交辞令だとするならば、そんな交流は特に親しくない人とはあまりしたくないです。時間が勿体ないですから。

とにかく、省エネで過ごす事は消費MPを出来るだけ使用せずに日常生活を送る事なのですが、何のために省エネで過ごさなければならないのかを書いておく必要があります。

疲れないため、疲弊しない為、挫折しない為、省エネで過ごすと、今まで何かしらの日常アクションにエネルギー消費が大きかった人ほど、負担少なく日常を送れるようになります。

対人スキルがあまり高く無い私は、余計な事に気を使いすぎてしまい消費MPが激しすぎたのです。

出力をするレンジを狭める事で、余計な地雷を踏んだりしないし、対人関係で悩む事も少ないです。(家族の地雷は結構踏みますが…)


海外記事から学習した事によれば、1日の脳の判断可能回数には上限があり、それを消耗しきってしまうと、正常な判断が出来にくくなるというものでした。

つまり些細な事…目玉焼きに醤油をかけるか、塩をかけるか、マヨネーズをかけるかを悩んだり、今日はどの道から行こうかな、どの交通手段で行こうかな…など判断力を使用する箇所を減らしていく事でMPを温存します。

MP枯渇状態で無いならば、自分が本来しなければいけない重要な決断が鈍らずに済みます。

判断力が鈍っているからといって判断を誤る、有効ではない決定を下さずに済む…事はあるかもしれませんが、生きている以上、決断、判断する事は連続して発生します。

その連続で発生する、自分にとっての重要な決断、判断をMP残量がある状態で乗り切れるのか、疲弊した脳みそで判断しなければならないのかは、省エネの工夫で変えていく事が出来ます。

私たちが、あの時の決断は本当に重要だった、偉大な決断だった!と胸を張って後になって誇張していうのはまやかしなのだそうです。

大抵の事柄は、その後の判断や決断によって軌道修正したり、方向転換できるものです。やっぱりこっちにします…とか、あの判断は間違いでした。…と後になってもやっぱり判断・決断する事は連続して起こります。

なるべく自分の将来にとって、大して重要でない事に判断力や決定力を消費して脳のリソースを消費する事を抑えると、よりクリエイティブな何かにパワーを割けるかも知れません。

ジョブズの服装を選ぶ判断力を使用しないという話は有名ですが、毎日同じ音楽をヘビーローテーションさせる事や、自分にとって決まったルートを選択する、決まった場所で食事を取る、という事が何に繋がっているのかを考えてみると面白いかもしれません。

MP消費をゼロにする事は出来ないかもしれませんが、あなたが無理して放っているライデインが本当に必要かは検討してみて下さい。




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入退室自由なので気が向いたら覗いてみて下さい。








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