産後ポヨポヨのままのお腹、気になりますよね。しかし、産後1カ月は出産による身体へのダメージを回復する大事な時期なので、無理は禁物です。慣れない授乳や赤ちゃんのお世話で大変な時期ですが、余裕があるときに少しずつ自分の身体とも向き合ってみましょう。

　無理せずできる産後の身体へのセルフコンディショニングとしては、凝り固まった体をほぐすストレッチや寝ながらでもできる体の内側のほうの筋肉をトレーニングするのがおすすめです。

　出産後、ポヨポヨのままのお腹も気になると思いますが、半年くらいかけて徐々に戻っていくものです。いきなり腹筋を割るような筋トレをするのではなく、まずは体の内側から整えていきましょう。

　私は、1人目、2人目の産後ダイエットは挫折してしまいましたが、知識がなかったため最初から無理なトレーニングを頑張ろうとしすぎたからかもしれません。もうすぐ、産後3カ月の現在、ストレッチ中心に骨盤底筋や体幹のトレーニングをゆるゆるやっています。

　そこで、今回はまず産後寝たままでもできるトレーニングとして、妊娠・出産により弱ることの多い骨盤底筋のトレーニングをご紹介したいと思います。

　骨盤底筋とは？

　骨盤底筋は、骨盤の底で膀胱、子宮、その他内臓などを支えている筋肉です。妊娠や出産でダメージを受けることが多く、弱ったままだと将来尿漏れなどを引き起こす場合があります。

　トレーニングの方法は簡単ですが、力を入れるのが分かりにくい筋肉です。最初は、骨盤底筋に力を入れる感覚を掴むところから始めてみましょう。

骨盤底筋トレーニング　方法

①仰向けに寝る。足を曲げ、肩幅に広げてリラーックス！

②膣をお腹側に引き込むイメージで、10秒間力を入れる（難しい場合は5秒くらいからスタート）

→①、②を5セット

※注意点：足やお腹に力が入らないよう足や上半身はリラックスしましょう

　少なくても3カ月は続けましょう。最初は寝たまま、骨盤底筋に力をいれる感覚が分かってきたら、座ったままや立ちながら、赤ちゃんを抱っこしている間、ドライヤーをしながら…などいつでもできます！

まとめ

　最近は膣トレという言葉もあるみたいですね！

　産後の大切な時期は焦らず、赤ちゃんが寝ている間は自分も十分に体を休め、余裕があればすきま時間にやってみて下さい。