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【認知症介護】我が家が年々と介護が楽になったのは、2つのことを大切にしてたから

おはようございます。
認知症と糖尿病の実母を在宅介護して2年目の、在宅介護初心者の大髙ユキです。

在宅介護をはじめた頃は本当に辛くて、自分のペースでできないから、どんどんと自分を追い込むはかりでした。
カフェで母とモーニングを注文している時に、カフェの方から「大丈夫ですか?」と言われる事が多々ありました。
そして友人や知人に「肩の力を抜いて」と心配して言ってくれるんですが、肩の力の抜き方を教えてください!が本音でした。だって我が家は、母の命を救うために在宅介護を選択したんだから・・・と思って、どうしたらいいんだろう??と悩みまくった1年間でした。
そんな辛かったし家庭崩壊しそうになった我が家では、在宅介護をして1年たってから突然楽になりました。
でもね、今でもまだしんどいです。だけど年々、楽になってきています。

それはテクニックに頼りすぎるのをやめたから。
介護経験ある妹のアドバイス通りにやっても、全然上手くいかない。たまに上手くいくぐらいだし。第一妹は、一週間で母の在宅介護を放棄しましたからね。母と口論となって妹は母を殴ってしまったからね。そんなもんです。

テクニックは、知ってて損はない。だけどテクニックだけに頼るのは、アホがすること。すべての仕事、家事でも同じ。
テクニックよりも【本質を見抜くこと】が大切なんです。

じゃーどうする?


【認知症の人が捉える世界を知ること】が一番です。


相手を知ることは、相手に敬意を払う行為でありますので、相手が信じている価値観を肯定しながら、こうして欲しいということを導く言葉と行動がみつかります。

認知症になったから肌感覚の変化がありますし、覚えることが苦手で不安になっているのは本人だから、それをふまえて家族はサポートしてあげるだけ。
すると介護テクニックをすべてやらないでいいから、こちらは少しずつ楽になってきて、実母も尊厳を称えられるから元気になっていき、穏やかになっています。


尊厳を称える。
介護では当たり前のように言われている言葉ですが、テクニックに頼るのは尊厳を称えていません。
相手を見て、相手を知って、相手を理解してあげる。
そして介護している側が、人生で本当にやりたい事で生きていく覚悟をもって、それをやると決意する。これは自分自身の尊厳を称えることになります。
自分自身の人生を生きていくことをすると、介護があって出来ない!ということが多々ありますが、どうすれば出来るか?!と数日考えていていくと、解決策が見つかります。それが失敗しても、失敗の事柄を見ていくと、次からこうしたら成功していたのか!ということが見つかるんです。
介護される側、介護する側、双方の尊厳を称える生き方にしていくから、双方の人生が輝きだします。

尊厳を称えることは、テクニックでは無理です。
相手をそのものを見る。
認知症などの病気なら、病気の世界で生きている世界観を知る。海外の文化を知る事と似てるよね。
これをやっていくから、自分自身の事を知る力になりますし、柔軟性が身につきます。
介護で時間がない、選択肢も限られているからこそ、自分自身が本当に大切にしたいことを選択できる在り方になっていきます。
わたしは在宅介護を通して、自分自身を大切にしてなかったなぁーと実感しました。
帝王学でも「自分がやりたいことにエネルギーを集中させる」「人間関係に没頭しない」という教えがありまして、それが自然と出来ている流れになりました。だって介護で選択肢が少なくなるから、そりゃー自分自身の限りある時間を有効活用し、自分自身の人生を幸せにしたいもん!だから自分の頭で考えて、家族も自分自身も幸せになれる選択肢を見つけて、行動して、結果を受け入れていくしかない。
だからテクニックなんか自分の頭を使わなくなるし、幸せになれる選択肢を放棄することになるんですよね。

だから自分で考える。
でも考える前に、自分で感じること。
感じたことを考えて、行動し続けていく。

在宅介護は十人十色。
マネジメントも十人十色。
たぶん子育ても十人十色。子供いなんで多分です。
人生の生き方も十人十色。

そるは自分の人生を大切にすること。
介護される側の実母の人生も大切にしてあげる。
実母がご機嫌さんになったり不機嫌になったときに、何だろう?と観察して、やり方を変えながら相手に敬意を払う。
双方の尊厳を称える関係性を少しずつ創造していく。それが人生を創造していくことになるから、介護が少しずつ楽になっていきました。

すべてが楽になることはありませんが、昨年よりも楽になっていると感じてます。
今でも頑張りすぎて、自分の身を削っていたーーー!と感じたら、自分を労るためにショートステイを長めに取ったり、ショートステイ中は体を休めさせたりしています。
精神的に追い込まれいると気づいた時に、なんで?と自問自答して、やり方を変えるようにしている日々です。先週も精神的に追い込まれてるやんけーー!と気づいて、自分をゆるめることをしたり、頑張り所、いわゆる力の入れ所を変えたりしているかんじ。 

2年前の介護したばかりの頃は、ただ辛いしんどいだけでしたが、今では自分の中に答えがあり、実母そのものを見ることで答えがある。わたしは自分の人生を諦めないから、新しい答えが見つかるという価値観で生きています。

書いてて気づきましたが、マネジメントそのものですね。相手を知る、相手に敬意を払う、自分が望む未来のために選択肢を明確にするなどなど。介護とマネジメントは同じやね。
まぁ夫も介護を通して、在り方とマネジメントを学んでいますし、マネジメントを通して介護に活かしていますよ。そして夫が介護にルーティンになって母そのものをみないと、わたしに怒られています。「あなた、マネジメントでも〇〇でやってるでしょう!衰退するわよ!」ってね。
 介護が上手くいっても数週間から数ヶ月で上手くいかなくなることはありますから、だめな事が起こるたびに見直しています。


わたしが認知症の世界を知るのに、参考になった本とテレビ。

テレビでは、よりわかりやすいです。
そうなんだぁーー、実感できます。

39歳で認知症になった方の本音が書かれている本です。この本を読んで、「わたしは認知症の方に尊厳を称えてなかった!失礼なことをしてた!」と反省しました。尊厳を称えることを教えてくれた本です。


わたしが自分の人生を生きる!、自分の中に答えを見つけるためにやっていることがあります。DNAアクティベーションというヒーリングを定期的に受けています。
DNAに宇宙エネルギーをチャージするので、自分の中にある答えがでてきます。
施術時間は60分。
料金は15000円。
わたしも施術できますが、モダンミステリースクール公認ヒーラーでしたら、世界中にヒーラーがいますので探してくださいね。


わたしユキから受けたいという方は、こちらからどうぞ。場所は八王子です。




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