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家族の肖像写真

※9/1(金)〜9/5(火)に行われる写真展での写真の説明。
写真展が終わりましたら、写真も掲載したいと思います。

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晴れ続きの一月なのに撮影日は極寒強風の曇り時々霧雨。。
風が強い港での撮影は、レリーズを押す力が出ないほど手が悴み、
お腹の中でよく動く我が子も、この時ばかりはじっとしてた。

40で母になる、年を経てるからこその?
未知の世界への恐怖を掻き消したかったのか、
「母になる覚悟を」と、
自分を「強く凛々しく」撮ろうと思った。
我が子が大きくなって写真を見たときに、お母さんんかっこいいと感じてもらえる写真にしたかった。

現実にはヘタレ母ちゃんで、産んだ後は長期の重い産後うつ。
最大の強がり写真になってしまった。

9月で一歳6ヶ月。
覚悟なんてものは、ことが訪れる前に持てるものではなくて、
ことが起きている過程で持てるようになるものなのだろう。

まだ母の顔をしていない私と我が子の
はじめての家族の肖像写真


撮影:HASSELBLAD ブローニー selfportrait

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右上の写真

育休最後の日、子供たちと家で過ごす最後の日。愛しい日。

右下の写真
お母さんとくっついてる時の嬉しい顔、意外とお母さんは自分では見られない。

左上の写真

産後うつ明け、無性に母と子の写真を撮りたくなった。
今までは知らなかった、妊娠出産育児を通して生まれる、
母と子の特別なバディー感。
そんなものを撮りたくて近所のママ友を呼び出す。

左下の写真

4人が家族になった家を引っ越す前日。

中央左の写真
コロナ禍のリモートワークでできた時間で新しい家を作る。
そして新しい命も。

中央右の写真
私の憧れの家族の好きな場所で。


※デジタル化していないフィルムで撮影した写真は掲載しておりません。

SHAR

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