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Six Star Journey〜いざシカゴ⭐️⭐️⭐️(その1)〜

シカゴマラソンへの想い

一度でも同じレースを走ればラン友「勝手ラン友」です。2019年の東京マラソンを一緒に走ったラン友の大迫選手がかつて日本記録を出したのが「シカゴマラソン」です。
それは別にして「シカゴマラソン」には自分としては、並々ならぬ想いがあります。

以上に記載の通り、2019年の「シカゴマラソン」の抽選に奇跡的に当選して出走予定でしたが、台風の上陸でフライトキャンセルになって、走れなかった過去があります。
抽選に当たった時には全く感じませんでしたが、その後の海外レースの抽選は全敗、翻ってみれば「東京マラソン」も連敗続きで結局チャリティー枠で走り、要は抽選倍率は高いし、元々くじ運の悪さはピカイチな自分が「シカゴマラソン」の抽選に当たったのは奇跡以外の何ものでもなかったのです。その千載一遇のチャンスを、結果的に逃してしまった。6大マラソン制覇の「Six Star Finisher」は絶対に達成するつもりですが、万万が一、年齢的に走れなくなって時間切れアウトとなったとしたら、この2019年の「シカゴ」が元凶になったと言える、そのくらい自分のラン人生における、汚点、大チョンボだと思っていますので、この話をしたいと思います。

日本から米国へのフライトは日付変更線を跨ぎます。したがって、東京からシカゴへのフライトは、東京午前出発、シカゴ同じ日の朝到着となります。
2019年の「シカゴ」は自分にとっての初めての海外マラソンであり、スケジュール立てには悩みました。国内レースであれば前日現地入りで問題ありませんが、時差ボケ調整を考えると遅くとも前々日の金曜日に現地入りすべきだと思います。
それから、せっかくだからレース後にバカンスでも、とも思います。
当時はバリバリの組織人でしたから、会社の休暇としては、最長でも土日を挟んで平日の5連休(したがって土日から次の土日の都合9連休)が限界です。
その制約の中で、土曜日出発(現地にレース前日の土曜日朝到着)レース後はメキシコのカンクンでバカンス、というスケジュールを組みました。これが、大失敗でした。

ラグビーW杯が日本で開催され、日本中がラグビー熱で盛り上がっている最中に、大型の台風が日本列島を直撃したことを覚えている人は多いと思います。台風は金曜夜に首都圏を直撃、翌土曜と日曜までのシカゴ行き便は、フライトキャンセルとなりました。
さて、事実関係は以上の通りですが、天災、台風という自然災害故に仕方ない、という考え方も出来ると思いますが、自分としては、そうは思っていません。痛恨のミステイクだと思っています。
それは、仕事、会社の都合を優先して土曜出発を選択したことです。やはり、本来は金曜出発とすべきであった。金曜出発のスケジュールであれば無事出走出来たはずです。もう一つ別の見方をすれば、金曜出発でセーフであったとしても、それは結果論にすぎませんし、仮に台風上陸が金曜になっていれば、金土とフライトキャンセルで結局ダメだったわけですが、ただ、その場合に初めて天災で仕方ない、と言えるのだと思います。
「人事を尽くして天命を待つ」最善を尽くして、その上で、結果は時の運です。金曜出発という最善の一手を打たなかったことによる失敗、だから痛恨なのです。
ちなみに、この組織優先の一手による失敗が、しゃれぷろランナーの生き方を決断した遠因の一つともなりました。

因縁の「シカゴマラソン」今年は10月8日です。3つ目の星を目指して走ります。

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