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Six Star Journey〜シカゴマラソン(その3)〜出国編🎶

世界6大マラソン制覇の『Six Star Finisher』を目指す旅路『Six Star Journey』は、東京→ロンドンに続き、いよいよ因縁の『シカゴマラソン』である(因縁は以下の通り)。

もはや「コロナ後」ではない

自分が生まれる随分と前の昭和31年に、政府は経済白書で「もはや戦後ではない」と宣言した、そんな現代史の有名フレーズが頭に浮かんだ。

4月にロンドンへ向けて出国する時には、「ついにコロナは終わった」という感慨が湧いてきて、まさに「アフターコロナ(コロナ後)感」満載の出国であったが、今回はそんな感慨は微塵もなく、「もはやコロナ後ですらない」当たり前の羽田空港国際線ターミナルである。ただこれは、あくまでも自分の気持ちだけの話であって、利用者数自体は、そこまで回復していないのだろう、三連休前であるが混雑はしていない。

今朝は電車が遅れているとの情報で、予定よりかなり早く家を出たため、出発3時間以上前に羽田に到着。淡々と出国手続きまで済ませて、あとは搭乗するのみである。

時差ボケ対策

議員の海外視察は何かと話題になるが、最近、ある地方都市の市長が海外の姉妹都市への視察に、ビジネスクラスを利用するとして市民が反発している、というニュースを見た。
ビジネスクラスを利用する理由が「時差ボケ対策」だそうで・・・どうも視察先はシカゴ近郊らしく、自分と同じこのシカゴ便を使うなら、11時間ほどのフライトでシカゴ到着は現地の朝。したがって、ほとんど徹夜状態で搭乗して到着までビジネスクラスで寝続けるのが、一番の時差ボケ対策になるとは思うが・・・
自分はエコノミークラスで、そうやって行くつもりである。

自業自得?自作自演?マッチポンプ?

レース前は楽しみであるが、不安もある。
どちらが大きいか?と言えば、圧倒的に不安である。特に今回は、貧血騒動もあって、コンディション面、調整面での不安は大きい。
真夏に過度なトレーニングで体調を悪くして、そこから回復のために食事面もかなり工夫した。これはこれで結構大変だった。
ロンドンの時も、次々と生ずる課題を何とか乗り越えてスタートラインに立ったが、今回も普段の生活では味合うことのない類の困難に多々直面して、それを克服してここまで来た。良く頑張ったとは思うが、ただ、それ以前に、年甲斐も無く海外マラソンなどに挑戦せずに、静かに平和に暮らしていれば、苦労も、工夫も、努力も必要ないわけで・・・
自分で勝手に問題をこしらえて、四苦八苦して自分で解決して・・・こういうのを表現する言葉があったような気がするが、パッと出てこない。

自業自得?ちょっと違う
自作自演?の方が近いか
マッチポンプ?和製英語だろうが近いかも
身から出た錆?これは違う

機内で寝ながら、ピッタリのワードをさがそう。
(どなたか、分かったら教えてください)
とにかく、不安を抱えつつ、それでも三つ目の星⭐️を獲得する、という強い気持ちを持ってシカゴへと飛び立つ

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