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ワインソムリエになるために、あらゆる「香り」を嗅ぎまくった1年間

「ニシムラさん、結果見た?もう出てるんじゃないの?」
 
2023年も押し詰まったある日、社内チャットで先輩からそう聞かれ、ポカンと口が開きました。
 
結果・・・・?
 
すぐには意味がわからないほど、完全に忘れていたのです。9月にワインソムリエの試験を受けたことを!!

(なぜソムリエを目指すことになったかの経緯はこちらから。)

いや、試験後の1週間ぐらいは「結果発表まで長いな・・・」とソワソワしてたんですよ。まったく受かる気もしなくて(テイスティングで昆布だしの味がしたし)、実はこのnoteについても「きれいに落ちるストーリー」ばかり考えていました。

ところが、そのうち仕事でバタバタしはじめ、すっかり意識しなくなってしまいました。ワインを見ても、何も思い出さずに胃袋へ流し込む程度には忙しかった・・・。

慌てて結果を確かめ、先輩に返したチャットがこちら。

・・・・・・

思っていたよりもずっと小さな緑色の文字でしたが、私にはめちゃめちゃ大きく見えました!!!
(確認しわすれてたけど)
(発表から1ヵ月近く経ってたけど)
 
しかし、我ながら第一声が「おあ」って・・・。
 
こんなニシムラですが、晴れてワインソムリエを名乗れるようになったのは、ひとえに応援してくださった皆さまのおかげです。本当に本当にありがとうございました!!
(ご報告が遅くなってすみません)
 
2022年の12月に始まったこの連載も、今回が最終回。試験の「その後」についてお伝えするとともに、これまでの歩みを振り返って美しく締めくくりたいと思います。あ〜〜〜、もう二度と皆さんの前に出てこられないんじゃないかと不安でした。受かってよかった、マジで。。。



◆結果発表、その後のニシムラ


ANSAからどっさり届いた合格セット


もう少し、合格の喜びに浸らせてください。
 
日本でのワインソムリエ認定試験は、JSA【日本ソムリエ協会】とANSA【全日本ソムリエ連盟】の2つで実施されています。JSAはプロ向け(ソムリエの職務を本職とされている方向け)なので、私はANSAの試験を受けました。
 
今後、この資格を目指す方のモチベーションや参考になるかもしれないので、合格すればどうなるのか!?も公開しますね。
 
ANSAの場合、試験に合格してから必要経費(入会金、初年度認定会員年会費、ソムリエ認定料)を振り込むと、ANSAの会員になることができます。振り込み後、早速いろんなものが送られてきました。
 
 
まず全景。

応援してくださった皆さまに愛をこめて

その内訳はというと・・・・

これが欲しかったのさ!

ワインソムリエ認定証書は、大本命だけあって一番大きなサイズでした。お好きな額にどうぞ〜ということなのか、カバーは付いていません。大きすぎて通勤バッグには入らなかったので・・・・

半分に折りました。

そういうの、あんまり気にしないタイプです。合格は合格だしっ!

認定証1枚かと思いきや・・・

左から、
 
・料飲サービス検定合格証書
・FBO会員証(右上に置いたのはANSAバッジ)
・ワイン品質鑑定士認定証
 
FBO(料飲専門家団体連合会)は、ANSAと提携してワインソムリエ試験を実施しているNPO法人です。
 
ANSAのワインソムリエ試験は一日で1〜5次試験まで行われる長丁場なのですが・・・

■1次試験:筆記試験(選択式、一部記述式)50分
飲食のプロとしてのもてなしや接客、食品・飲料全般の基礎知識に関する問題

■2次試験:筆記試験(選択式、一部記述式)50分
ワインの基礎知識に関する問題

■3次試験:テイスティングを伴う筆記(記述式、一部選択式)50分
品質の評価、個性の抽出、提供方法、劣化したワインの品質判定に関する問題

■4次試験:筆記(記述式)25分
ワインの季節別セールスプロモーションの企画立案

■5次試験:筆記(記述式)25分
ワインの提供・販売を行う上で必要不可欠な応用知識

「料飲サービス検定」は1次の筆記試験、「ワイン品質鑑定士」は3次のテイスティング試験をクリアしたことで取得できたのですね、きっと。
 
そうそう、最初の集合写真には入っていませんが、こんなものも!

飲食店に飾ってありそうな・・・

「ワインをうまく飲ませる店」認定証も一緒に送られてきました。しかもこちらは、額縁つき!すぐに飾れちゃうので、早速お家に飾ってみましたw
それだけ、飲食店関係の方が多く受験されるのでしょう。

試験前に要項などを読み足りなかったのかもしれませんが、こんなにたくさんもらえるなんて思いもしませんでした。一気にいろんな資格持ちになったようでおトクな気分です。

実は強力なマグネットになっているバッジ
(服に穴を開けずに済みます)

ANSAバッジは金ピカ!ぶどうの上に乗っかっている小さなフライパンみたいなものは「タートヴァン(tastevin)」といって、伝統的にワイン生産者やソムリエがテイスティングに使用する銀製のお皿です。よく見ると周囲に凹凸が付いていますが、これは注いだワインの色調が良く分かるようにするためのものなんですよ〜。豆知識。

わーい!
わ—いわーい!!


すでにソムリエとしての初仕事も!


ソムリエ試験を受けてから、ワインソムリエとして初めての任務も果たしました。そんなに大げさなことじゃないけど。
 
実は、シャープは現在、AIに嗅覚を授けた「AI Olfactory Sensor」なるものを開発しており、いよいよ形になってきています。

Olfactoryは「嗅覚」という意味

検体のにおいを吸い込むと、事前の学習をもとにAIがにおいを判定し、そのイメージを映像化する・・・というもの。

ススキの穂?ほうき星?
ワインによってこの映像が微妙に異なります

この「AI Olfactory Sensor」を、11月に東京ビッグサイトで行われた「SHARP Tech-Day」で展示し、「AIがワインのにおいで銘柄を当てる」というデモンストレーションを行いました。その際に使用するワインについて、そもそもどんなにおいなのかを、先に私がテイスティングしてご紹介するという任務を仰せつかったのです。
 
ニシムラ流の説明書きがこちら。

~~~ 一部抜粋 ~~~

Ch. Boutet Mercier 2020

豚肉に添えるカシスソースの風合い
ピーナッツクリームのようなまろやかさ、カシスの風味のあとにタンニンをしっかり感じられる。香りはナッツとスミレの花が感じられる。

Chili 1865

お花から後味シトラス 背後に熟成香

シャルドネらしい味わい。さわやかかつ軽快で、ミネラル感があり、コンクリートが水に濡れたような印象も。石灰、枯れ葉、後味にシトラス感。

~~~~~~~~~~~

テイスティングしたのはソムリエ試験の結果発表前だったので、発表後であればもっと自信にあふれた説明ができていたかもしれません。でも頑張った・・・。来場者の方から「なかなかない表現でおもしろいね」って言われたけど!!
 
ちなみに、ワインソムリエの試験を受けることが決まった頃(ちょうど1年前ほど)、社内でワインの試飲会を開いたときに書いたコメントがこちらです。

<ニシムラコメント>
・一口目、口に含んで感じたのは甘み
・その後にフルーティーな味わい
・飲み込んだあと、口の中にタンニンの渋みが全然残らない
・ごくごく飲めるほど軽やかな口当たり
・「赤ワインの重さ」をしっかり感じたい人には不向き?

ふわっとしてますね。わたあめぐらいフワッフワ。何も残らない、伝わらない、ああ恥ずかしい〜〜〜。
 
この1年で何が変わったかというと、ズバリ「表現の具体度」です。
 
以前の私は、ワインの香りを感じ取っても、それを言語化して表現するための引き出しを持っていなかった。ああコレ、何て言えばいいんだろう?って身をよじることが何度もあったのです。
 
なので、ワインソムリエの試験勉強をする中では、いろんなにおいを臆せず経験するように意識していました。有機物だけじゃなく、無機物のにおいも。
 
京都の伊根でサイクリングした時は、海辺で石を拾って鼻に寄せ、これがミネラルの香りか〜!と。

伊根といえば舟屋!

あと、自宅にコンクリート打ちっ放しの場所があるので、へばりついて存分にくんくんしてみたり。街中でやると怪しすぎますからね。。。
 
ちなみに、私の父親は釣りが趣味なのですが、釣ってくる魚のにおいにも違いがある!?と思って嗅いでみたら違わなかったです。魚は魚のにおいでした。ちぇっ。
(後から調べてみると、やはり魚も種類によってにおいが違うようです。鮎は香りがウリだったり。。。魚の世界も奥深い!)

幸いにも私は、もともと「食べることは生きること」と言い切れるぐらい食に興味があるので、外食に行っても味や香りをしっかり記憶し、そのつど自分なりに言語化するように努めました。その積み重ねが結局、ワインを理解するための近道だったように思います。
 
そして以前の私は、「なんだかんだ言っても、やっぱり大事なのは味でしょう」と思っていました。でも、教えを受けたシニアソムリエの髙橋さんのお言葉「目と鼻からの情報が9割」の意味が、ようやくわかるようになってきました。髙橋さん、その節はありがとうございました!


◆「香り」、その奥深い世界


ワインの香りは100種類以上!


今さらですが、ワインって不思議ですよね。
 
そんなの、絶対に入っているはずないwwっていうモノの香りが感じられたりするじゃないですか。全部ぶどうからできているのに!
 
たとえば果物の「いちご」は、いちごの味と香りを求める人が、舌と鼻でいちごを受け入れる準備をして買うわけです。「いちご味」のお菓子もそうですよね。「あぁ(期待していた)いちごだぁ〜、これよコレ」っていう安心感があります。
 
でも、それに比べてワインの香りときたら!!
 
いきなり干し草が降ってきたり、青ピーマンが転がってきたりするわけですよ。ラベルにはそこまで書いていませんからね、油断できない。
 
そんな得体の知れなさや唐突感も、ワインのハードルを高くしている一因なのかもしれません。でも、この香りこそがワインの面白さであると、私はワインソムリエの勉強を通して実感しました。
 
ワインの香りは、なんと100種類以上のものに例えられているんです。そして、その例えられる香りごとに「原料由来香」「製法由来香」「熟成および樽由来香」の3つがあります。
(というか、その香りが何由来なのか分類されているだけでもすごい。)
 
こんな変わった香りもあるんですよー!というのを、白ワインの場合でちょっとご紹介しましょう。ほんの一部です。
 
<原料由来香>
パイナップル、メロン、マンゴー、スダチ、アスパラガス、ミント
 
<製法由来香>
バナナ、果実の缶詰、生クリーム、杏仁、カッテージチーズ
 
<熟成および樽由来香>
バニラ、蜜ろう、ブリオッシュ、白檀、コーヒー、タバコ、腐葉土、灯油
 
 
ぶどうなのにパイナップル。ブリオッシュって、パンですよ!?しかもワインから灯油・・・。
 
もう何でもアリですね。私が勉強を始めたばかりのころ、お店で飲んだワインを「いま通っている歯医者の香り」と表現したのもあながち間違いではなかったかもしれない。
 
原料由来の香りは、ぶどうからこれだけの香りが生まれることにビックリなんですが、さすがに果実や野菜などの食べられるものが多いです。
 
製法由来の香りは、ぶどうの搾りかたや発酵のしかたなどの微妙な違いによるものですね。酵母を使うので、乳製品類の香りが入ってきます。
 
熟成や樽由来の香りは、一番バラエティに富んでいるかも。熟成の環境や樽の素材によって、木や土、油などの無機質を含む香りが出てくるのが興味深いです。
 
ちなみに試験勉強に使った教本では「リンゴ」と「リンゴの蜜」、「スダチ」と「カボス」に香りが分かれていたりするのですが、ニシムラはまだ全然そこまでの境地に至っていません。っていうか、嗅ぎ分けられる人いるのかww
 
変わった香りの表現というのは無限にあるもので、ボルドー地方のぶどう「ソーヴィニヨン・ブラン」を使ったワインの香りは「猫の尿」に例えられることもあるそうです。お客様に対しては「グレープフルーツや青草の香り」と言い換えているらしいですけどね(そりゃそうだ)。ちょっと嗅いでみたい・・・。

嗅覚は五感の中でも特別な機能

そもそも素朴な疑問として、「香り」って何だ!?ってことなんですが。
 
一般的に「におい」や「香り」と言われているものは、空気中に飛び交っている数百、数千の分子の集まりです。
 
どんな分子がどれくらい混ざっているか、という組成比率が変わってくることで人間の感じ方も変わってきます。
 
組成のバランスが崩れると不快な臭いになったり、本来入るべき分子が少ないと香りが薄くなったりするんですね。
 
たとえば「コーヒー」と「りんご」の香りは、分子の組成が大きく違います。その分子の組成を記憶して、私たちは「この香りはコーヒーだ!」と認識している訳なんですね。さらに、コーヒーの中でも「ブルーマウンテン」と「モカ」では微妙に組成が違う、という感じです。
 
ではワインの場合、ぶどうからできているのに、ぶどうじゃないものの香りがするのはなぜか。
 
これはやはり、ぶどうが醸造や熟成の過程でさまざまな影響を受ける中で、香り分子の種類や組成バランスが実際に「ぶどうではない別のもの」と似てくるからです。そして脳が、過去に経験した記憶と結びついて「別のもの」をアウトプットするのです。

こんな感じ(全部イメージです)

じつは人間の五感のうち、香りを感じる「嗅覚」は非常に特殊なもの。
 
他の視覚・聴覚・触覚・味覚は、自分のセンサーが受け取った信号をいったん理性的に判断するのに対し、嗅覚は鼻腔からダイレクトに脳の本能的な部分につながっています。
 
だから、ワインにぶどうではない香りを嗅ぎとっても「いや待てよ、絶対に入ってるわけないしぃ」とならずに、「バナナやん!!」ってなるんですね。
 
ワインとは全然違いますが、「元カレの香水のにおいを街中で感じて振り返る」なんて話もよく聞きます。これも、感じて→「思わず」→振り返る、なのでしょう。

AIによる「におい判定」で広がる可能性

以上のように、「におい」はめちゃくちゃ奥深いものでして。良い香りもあれば、イヤな臭いもあるわけで。
 
ソムリエ試験でチャレンジした「ワインの劣化判定」。あの、うちで飼ってる犬の肉球と鼻水とお尻をぐっちゃぐちゃに混ぜたような悪臭は、できれば嗅ぎたくなかった・・・・。

呼んだ!?
うちの愛犬(ボーダーコリー)

しかも、犬の嗅覚は人間の3,000〜10,000倍とも言われているのに、うちの犬は鼻がきかないんです。後ろにごはんを置いても気づきもしない。本当は犬じゃないのかもww
 
ともあれ、こういう場合にシャープが開発中の「AI Olfactory Sensor」が活躍するわけですね。
 
ワインや日本酒などの品質判定は、今のところ熟練の職人さんたちが経験則でやっておられる場合がほとんどですが、AIなら、人のスキルや体調、主観などによって判定がブレることなく、定量化されたデータが得られます。
 
他にも、空港での麻薬持ち込み検知、ヒトの呼気や体臭からの疾患判定など、AIによる「におい判定」でできることは、まだまだ広がっていきそうです。
 
・・・・という話を、ワインソムリエとしての初仕事「ワインについてのコメントを書く」をきっかけに、「AI Olfactory Sensor」の開発担当者から聞いたのでした。実は「香りは分子の組成バランスで変わる」なんて話も「嗅覚の特殊性」も、このときに聞いた話の受け売りです。てへっ!

開発チームの皆さん、お世話になりました!

AI Olfactory Sensorのご検討や、プロジェクトにご興味を持たれた方は、
ぜひお気軽にお問い合わせください。

ai_olfactory_sensor@sharp.co.jp


生身のソムリエにしかできないことがある

ここまで香りについて書いてきて、あることを思い出しました。
 
それはワインソムリエ試験に向けての勉強を始めて間もない、2023年1月3日のこと・・・。
 
その日私は、友人とイタリアンの外食に行きました。ソムリエ試験のことをちょっと意識して、シニアソムリエがいるお店を選び、鴨肉を食べていました。そしてソムリエの方に、「この鴨肉に合うワインをください」と言うと、1本のワインをサーブしてくださいました。赤のフルボディ。
 
当時の私は赤ワインが苦手だったのです。でも、ソムリエを目指すならそんなこと言ってられない。飲まなくちゃ・・・と思いながらワインを見つめました。色はレンガ色に近い。ぎこちなくスワリングしてみると、けっこうな粘度。
 
どれどれ、と鼻を近づけると、

ボンッ!って生えてきた。キノコが。

まだ引き出しのめっちゃ少ないニシムラでしたが、開ける前にキノコがにょっきり。なんの香りかと悩む間もない、そんな強さを感じました。
 
多少引き出しが増えた今、思うに、あれはキノコの中でも、熟成による「干し椎茸」の香りがいちばん近いものだったと思います。当時はキノコとしか言えなかったけど、それでもメジャーな香り以外のものを「確信」できたことが初めてで、自分的には衝撃でした。
 
飲んでいる間もずーーーっとキノコの香りがしていたんだけど、でも味わいはしっかり黒い果実系なのも面白くて。
 
もちろん、鴨肉との相性も抜群でした。キノコって、よく鴨肉のソースや付け合わせに使われていますよね。「これがマリアージュか・・・!!」と感激したのです。
 
そして、ソムリエって本当に流石だな、ソムリエの仕事ってやっぱり素敵だな、と感じて資格取得のモチベーションが上がったのでした。勉強の初期に、この体験ができたことには今でも感謝しています。
 
その後も、評判のいいワインバーを調べては一人で次々に行き、ソムリエの方々の仕事に感服しました。いちばん、「こうなりたい」と思えたのはコミュニケーション力です。お客様一人ひとりのバックボーンや好み、その日のシチュエーションなどを自然な会話から把握し、選んだ料理と合わせて最適なワインをご提案するのは、生身のソムリエだからこそできること。ソムリエがAIを活用することはあっても、ソムリエの仕事が完全にAIに取って代わられることはないでしょう。

あ〜、それにしても濃い1年でした。
(よくもまあ、色んな「香り」を嗅いだもんだ。)

 まだ会社の利益に対しては貢献できていないけれど(オイ)、ワインソムリエの資格を得たことで、私の人生は確実に豊かなものとなりました。もう赤ワインばっちこいだし!
 
そしてニシムラのワインの旅は続く・・・
 
あなたも、マイ・ベスト・ワインを探してみませんか?
この度、数量限定で以前訪れた山梨県の駒園ヴィンヤードのワインをお取り扱いすることになりました!ありがたいことに、完売いたしました。

訪れた場所のワインがシャープのECサイトで買えるなんて、しみじみ。


現在数量限定で、ブルガリアのワインをお取り扱い中です。
ブルガリアに行ったことはありますか?
ワインって、飲むだけで世界中を旅できる楽しさがありますよね!

その他にも、6本購入するとオーストラリアに1本の木が植えられるサスティナブルワインのセットもご用意。こちらも、赤と白の2本セットです。
デ・ボルトリは1928年に創設されたオーストラリアでも歴史ある家族経営のワイナリーです。ぜひご賞味ください!


ぜひこれからも、シャープのECサイト『ココロストア』をよろしくお願いいたします!!

※20歳未満の方への、酒類の販売はしておりません。

◆さいごに


あとがき(全文)

「目指せ合格!ワインソムリエへの道」、遂に完結です。
全7本の長編記事となりましたが、お楽しみいただけたでしょうか?
晴れてワインソムリエの資格を得ることができ、「会社のお金で呑んだくれただけの社員にならなくて良かった」と、非常に安堵しているニシムラです。
ここまでやり遂げることができたのは、偏に応援してくださった皆様のおかげです。
記事を読んでオススメサイトや役立つ情報を教えてくださった社員の方々、X(旧Twitter)で応援コメントをくださった方々、そしてもちろん長文に関わらず記事を読んでくださった方々に、心より感謝申し上げます。

皆さんは、ワインをお好きですか?
2022年4月の私は、白ワインは飲めるけど赤ワインは少し苦手でした。
そんな私が、今では赤ワインの虜になり、ワインソムリエにまでなってしまいました。こんなにワインが好きになれたのは、ワインが「知識をつければ
つける程楽しめる奥深い世界」だったからです。
「ぶどうが原料なのに、なんでベリーの香り、や、白コショウなどのスパイスの香りとワインの香りが表現されるんだろう?」
「なんでワインのボトルはものによって違うんだろう?」
もし同じ様に疑問をもったのなら、ぜひご自身でその答えを調べてみてください。
1つ調べればまた1つ新しい疑問がうまれ、気づけばワインの世界に足を踏み入れ、深みにハマっていくと思います。
今回の「ソムリエの道」が、皆様の「ワインの旅」の始まりとなれば幸いです。
Bon Voyage!!

ニシムラ


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