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白いカップに口紅がつく



『独立記念日』原田マハ


読了するのに2ヶ月ちょっともかかってしまった
ボリュームのある内容だったと思う



「この本によれば、『自由になる』とは、結局『いかに独立するか』ってことなんです。ややこしい、いろんな悩みや苦しみから」
いつのまにか心の中で負担になっていた何か、自分の心を支配していた何かから解き放たれていくのである。時には、傍から見たら決して幸せな変化とは思えない場合もある。でも、それすらも前向きにとらえることは可能なのだ。



読み始めたあの頃は、本を開くのに精一杯だった
どうしてこんなにも苦しいのか、考えてしまうのか、自分でも分からなかった
そのしがらみに別れを告げた日の夜、次の朝、意外とあっさり心は澄んでいて穏やかだった


人は共には自由になれないのか?
互いが寄り添い立っていたかった?



何杯のカップが空になっただろう
飲み干すごとに、捲るごとに
忘れる
もうここは必要だった場所に変わった



おみくじは大吉
これからも穏やかに


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