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10分ブログ_3/10(惣流・アスカ・ラングレーについて思うこと/新劇若干ネタバレ)【時間切れ】

 惣流・アスカ・ラングレーについて語りたい。

 シン・エヴァ 劇場版:||についての若干のネタバレが含まれています。

 大丈夫な方はそのまま読み進んでください。

 今回のシン・エヴァで、各キャラの掘り下げや補完がありましたが、ただ一人、私の腑に落ちなかった人物がいる。

 式波・アスカ・ラングレーである。彼女は幸せになったことに、異論はない。今まで頑張ってきた彼女が報われるシーンも、大切な見どころだと思っている。

 だが、私はそのシーンを思い返して、少し消化不良なものを感じた。

 なぜなら私が見たかったのは、惣流・アスカ・ラングレーの救済であって、式波の方ではなかったからだ。

 強烈な承認欲求と、裏返しにある母親に愛情を求める孤独な少女――惣流・アスカ・ラングレーは一体どこに行ってしまったのか。

 劇中から、旧劇とのループを示唆されている部分から、惣流である彼女は存在していたと考察している。

 だとして、果たして彼女はどこに消えてしまったのか。

 式波のオリジナルが惣流だとしても、式波は=惣流ではない。

 旧劇でシンジに対して「キモチワルイ」と拒絶したアスカは、新劇の世界すら拒絶したのだろうか。

 神の手からこぼれた惣流・アスカ・ラングレーはどうやったら、救済できたのだろうか。

 彼女の背負ってきた人間の負の部分を凝縮した叫び

 

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