見出し画像

本作りのアレコレ

今日は本を作るための第一歩として藤原印刷さんに伺いました。

どんな紙にするか(表紙、中面、見返し)をメインに「こんな感じが好き」を伝えたり、紙の見本見せてもらったりして、いやぁ、楽しい時間でした。(これを元に見積もりを出してもらいますという段階です)

その雑談の中で、雑誌なんかは印刷すればするほど安くなるから沢山刷ってあとは廃棄という時代もありました、みたいな話になり。「重版出来」でもそんなシーンありましたねーなんて。
「でも、もうそんな風にしたくないですよね」って仰ってらして。

なんか確実に売れる分を刷るというか、ちゃんと欲しい人のところにはきちんと届けるけど、廃棄や無駄になってしまうような作り方はしたくないですよねって。

わたしは、作った人(デザイナーさんや印刷会社さん)も、買ってくれた人も、売ってくれた人(本屋さん)も、作者のわたしも無理をしないで喜べる本の作り方、売り方をしたいと思っていたので、そのお話を聞いて、すごく嬉しかったです。

そのあと、大きな本屋さんに寄ったんですが、それこそ目眩がするほどの量の本が売っていて、中には廃棄になっちゃう本も多いんだろうなと。

実は少しお金の心配もあって、一瞬デザインとか自分でやったら安いのかな?とか友だちに頼んだ方がいいかな?ってよぎったんですけど、いやいや印刷会社さんに「デザイン費」として払う分を友人(プロですからね)にも払えるくらいじゃないとだめだわ!ってことに気づきましてね、、、。
あっぶね!あっぶねー!ってなりました。
ほんと、危ない。
そういうところで、謎の損得勘定というか、そういうのを働かせちゃだめだわーと思って。
濁るんですよ、そういうの働かせると。
依頼するときは、ワクワクする気持ちだけを動機に!で行きたいと思います。

『喫茶柘榴』の中で書いたセリフにこんな言葉があったんです。

“もうやりたいことや、行きたい場所、そういうものに自分に何かが足りないからって言い訳をして躊躇することをやめよう、そう決めたのだ。”

書いているの自分のくせに、忘れがちなんですが、「何かが足りないから」って言い訳をして躊躇したり、変な損得勘定働かせて動くのはやめようって改めて思いました。

そんな本作りのスタート手前の日でした。

引き続き、応援してくださると嬉しいです。
サポート、ポチッとなも大歓迎でございます♡

ではでは、また!

この記事が参加している募集

最近の学び

サポート頂けるととても嬉しいです🐶 サポート代は次の本を作るための制作費等に充てさせていただきます