子どもの成長に合わせた教育方法をご紹介!ピアジェ理論の活用法

一生懸命教えているのにまったく理解してくれない、できるようにならないと子どもに対してイライラしていませんか。それは子どもの思考発達段階を無視しているからかもしれません。

ピアジェの認知発達理論

子どもの思考の発達における理論として、ピアジェの認知発達理論というものがあります。

ピアジェの認知発達理論は、子どもたちがどのように成長して知識や思考力を身につけるかを説明しています。

例えば、車が赤いということを知るためには、子どもたちは赤い車を見たり触れたりする経験が必要です。

ピアジェは、子どもたちが自分自身で経験を通じて学び進化すると考えています。

4つの発達段階

この理論でピアジェは子どもの認知機能の発達を下の4段階説明しています。

  • 感覚運動期(0歳~2歳)

  • 前操作期(2歳~7歳)

  • 具体的操作期(7歳~11歳)

  • 形式的操作期(11歳以降)

子どもたちはまず自分の身の周りのことを理解し、次に抽象的な概念や複雑な問題解決能力を身につけていきます。

つまり、幼児や小学校低学年までは概念的な説明で、教えても、そもそも発達的に理解できないということになります。

例えば、5歳くらいの子にたし算を教えるには、紙の上で教えるよりも実際にみかんを数えるなど手を動かした方がよいでしょう。

タブレットについて

同じ理由で私は幼児期からのタブレット教育は効果が上がりづらいと考えています。

この記事が誰かのお役に立てたら幸いです。

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