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「やりたい事が見つからない」から「好きな事を仕事にする」まで全部教えます。2/4章【マネタイズ編】冒頭お試し版



こんにちは!ライフコーチのひつじと申します!「やりたい事がわからない」から「好きな事を仕事にする」までの道順をご案内するシリーズの第二章の執筆を始めました!今回投稿するのは冒頭の8000文字のみです。見ての通り今回も随分長くなりそうなので何卒「いいね!」や「コメント」などでこの長いマラソンを走り切るスタミナを分けていただけると幸いです。感想などいただけると、大変喜びます。ではどうぞ!




「好きなことを仕事にすると嫌いにならん?」



深夜12時。
地方のとある消防署。



日中の厳しい訓練を終えて
仮眠時間を迎えた消防士たちは
たかが外れたようにその個性を
撒き散らしながら
夜の自由を堪能します。


文字通り仮眠室に篭る人。
資格の勉強を始める人。
深夜の食欲に抗えずお菓子を貪る人。
なぜかこの時間から筋トレを始める人
(もうシャワー浴びたのにも関わらず。
なんで)。


統一された活動服で身を包み
規律通りに活動する消防士も
この時間になるとやっと
人間味が見え始めるので
私は消防署の夜が大好きでした。


足元の装備も、現場で使う編み上げブーツを
脱いでサンダルに履き替えることを
許されるので、心なしか緊張が緩みます。
そんなふうに過ごす夜はなんだかエモいのです。


かくいう私もこの時間には
自分なりの過ごし方がありました。


それは先輩との密談。
もっと深く話すと
「どうやって消防士をやめる?」
という決して公には言えない話を
人目を偲んで毎当直のように
していたのです。


いやあ、、、、
文章を書いている今でも
鮮明に思い出せる。
あの時間は本当に
消防署生活の救い
だったんだよなあ。



「最近の自分の活動はこんな感じでさ、、、、、」
「この前出した動画良かったですね!」
「こんな資格を取ってみたんですけど、、、、」
「それは若いうちは考えなくて良くねえ?」



先輩も私も、消防士で一生を
終えるつもりは毛頭なくて
(消防士は素晴らしい仕事であるのだけどね)
どうにか新しい自分の人生を
切り開くべく毎晩
「あーでもない」
「こーでもない」と
言い合っていたのです。



「好きな事を仕事にすると」



基本的に、先輩も私も
目指す方向性は一緒でした。

「何か自分に合う仕事を見つけて消防士をやめる。」

これです。


しかし、この話題を突き詰めていくと
だんだんとお互いが考えていることに
不一致が見つかるようになります。
きっかけは先輩のとある発言でした。


「いや、、、、さ、色々やってきたけど
いざ好きな事を仕事にして
食っていこうとすると
それが嫌いになっちゃうんじゃないかな?」


「実際好きな事で食っていけるの?
そんな甘くないべ。」


出ました。
好きな事を仕事に
するべきか否か問題です。


当時の私は、今ほど自分の芯が無かったので
特に考えずになんとなく
「確かになあ、、、、。」
なんて同意しておりました。

実際に、当時の私が仕事をやめるために
取り組んでいた事だって
動画編集やプログラミング
英語学習みたいな

決して私の好きなことではなく
とにかくどこに行っても通用しそうな
類の物でしたしね。


だけど、そうやって取り組みを進めていくうちに
だんだんとこの考え方に違和感を
抱くようになっていきます。


「結局、消防士をやめても
仕事に時間を取られて
好きな事をできないんじゃ
意味ないよなあ、、、、、。」


「でも、好きな業界に転職した人の
話を聞いても悲惨な事例は
たくさんあるし、、、、、。」


悩みはより複雑に渦巻いていきます。



分かれ道



あれから3年経った今。
私は消防士をやめて個人の仕事をしております。
活動の軸は「ライフコーチング」。
私の大好きな「1対1」でお互いの事を
深ぼる対話を仕事にするために
出来上がった活動スタイルです。


で、実際に対話が嫌いなったか
というとそんなことはない。

売れない時期があっても
周りとの軋轢を覚悟してでも
今まで活動を続けてきたのは偏に
「人との対話」が好きだからです。


明日も井の頭公園や
吉祥寺のカフェを巡りながら
お客さんとお話しする予定があるけど
想像するだけでも
ワクワクしてまいります。
本当に楽しいんだ。


後日セッションに行ってきた写真↓

カフェに行って、、、
私の本をお貸ししたり、商いの相談にのったり。


で、先輩はというと
(こんな切り口で申し訳ない)
どうやら今でも
消防署で勤めてらっしゃるようです。


今でもたまに一緒にご飯に行くのですが
かつてみたいにお互いの活動の話になると
私が消防署にいた頃と比べて
かなり違いを感じるようになりました。
先輩は言います。


「うーん、、、、なんか色々やったけど
やりたい事がわからなくなっちゃった。」

「工藤(私の本名)が羨ましいよ、、、、。」
「俺こんな歳になっちゃったらから
もう挑戦は厳しいかな、、、。」








なんだよそれ。
そんなの嘘でしょうに。







あれだけ一緒に自分たちのやりたい事とか
目指す理想の暮らしとか話してて
あんなに目を輝かせながら

「山にこもって鹿を狩って
肉を加工して販売して、、、、、」

とか言ってたくせに今更
「やりたい事がわからない」
なんてそんなわけないじゃないですか。



それは「やりたい事が見つからない。」
んじゃなくて、、、、、正確には


なんとなくやりたい事はあって
仕事にしてみたい気持ちもあるけど
実現するまでに苦労しそうだから
目を背け続けた結果、最終的に
本当にやりたい事がわからなく
なってしまった。」
でしょうに。


当直の度にお話を聞かせてもらって
あんなにワクワクさせてもらったのに
それが「やりたい事じゃなかった」
なんてなんやそれ。



今回のテーマ
「好きな事をお金に奪われるな」


絵が好きな私の仕事の様子


さて、、、、、こんにちは。ライフコーチのひつじです。記事の導入をただ書いていくつもりが、かなり熱くなってしまいました。せっかくこれから大事な記事を読んでいただくのに空気を重くしたくない。重くしたくないぞ。


こんな時にはとっておきの写真を出すしかありません。



かわいい!!!いつ見ても素晴らしい。素晴らしいですね。実家の猫さんです。これで少しは場が持つだろうか。

危ない危ない。テムさん(猫)がいなかったら、わたしのつまらない一発ギャグの動画を世に晒すところでした、、、、、。しかし、きっとそれでは「焼け石に水」どころか「火に油」でしょうからね、、、、テム様々です。実家に帰る時にはテムさんにいいおやつを買って帰ることにします。


さて、今回の記事では「やりたい事が見つからない」と悩む方が「好きな事を仕事にする」を実現する間でのロードマップを書き記すシリーズの第2弾です。前回は「本当にやりたい事を見つけるための土台づくり」を”承認欲求”というキーワードを軸に解説してまいりました。

(前回の記事↓)


そして第二弾の今回は「お金」について触れていきます。もっというと「好きな事を突き詰めてお金に変える方法」について語ります。


お金というワードに抵抗感を抱く方も多いかと思いますが、どうか聞いてほしい。私たちは資本主義社会で暮らす以上、お金の問題からは逃げられないからです。「やりたい事を見つける」という問題についても、お金の問題が絡む場合が非常に多い。


先に示した先輩の事例でもそうですし、実際に私がコーチングの活動をしている中でサポートさせていただいたクライアントさんでも「お金」に向き合うことができなくて、本当にやりたい事から目を背ける事例がとても多い。


大人が抱くの不自然な悩み
「やりたい事が見つからない」


そもそも、「やりたい事が見つからない」という悩みが発生するのはとても異常な事なんです。


、、、、、いや、気持ちはわかるんですよ。私だって消防士の頃はやりたい事探しに悩んでましたし。でも、もうこの視点が変わるほどの経験をしてしまったのです。

実際にやりたいことを見つけて、人の心の事をたくさん勉強して資格もとって、、、、、今ではクライアントさんの「やりたい事」を見つけることをサポートする立場になり、最終的に今では実際に人生が変わる瞬間をたくさん目の当たりにしてきました。

ここまで経験してしまうと「やりたい事が見つからない」悩みに共感しながらも、この悩みがいかに生物として異常であるかという観点も同時に持ち合わずにはいられないのです。


そもそも、私たちは、、、、

お腹が減ったら「ご飯が食べたい」し。
眠くなったら「寝たい」だろうし。
好きな人ができたら「一緒に過ごしたい」だろうし。
寂しくなったら「誰かに触れたい」だろうし。
不安になったら「見栄を張りたい」かもしれない。


日々生存のために様々な欲望を抱く私たちが「やりたい事がわからない」なんていうなんて異常事態なんです。しかし現実にこの問題は数多く発生してます。実際私の元にもこういった類の相談がたくさん来ることを考えると、現代人の普遍的な悩みなのでしょう。


この問題を紐解くヒントは「事象」と「認識」を分けて考える事です。


ちょっと前置きに時間をかけすぎているので、もう答えを言ってしまいますね。私たちは今抱えているモヤモヤを「やりたい事が見つからない」という言葉で認識していますが、言語化が難しいモヤモヤする気持ちを自分に落とし込むときにその認識が歪んでいます。


私にお悩みを寄せてくださる方のお話を注意深く聞いていると、「やりたい事がわからない」という悩みの奥には、いくつかの負荷条件がついていることが多いのです。


つまり、私たちが見つけたいのは、、、、、


・自分のモチベーションが刺激されて「やりたい!」と思えることで
・その取り組みを通じて承認欲求を満たす事ができて
・で、社会人と同じように食っていくだけのお金を稼げる事。


ではないでしょうか。ここに加えて「人生を通じて取り組める事」なんてものもくっついてきそうですね。で、多くの方は「やりたい事」というモチベーションの問題のみ認識していますが、そこに付随する「承認欲求」の問題や「お金」の問題を認識していません。

だから、意図せずにまとめて全ての問題をクリアできるための方法を模索しようとするのです(偉そうにいう私自身も完全にこれだったんですけどね)。


この縛りがある状態で「やりたい事」なんていう抽象的なものを探すのだから難しいに決まってます。だから一個ずつクリアしていきましょう。前回の記事をお読みくださっていて、記載されているアクションプランを実行した方ならば、承認欲求の課題はクリアできているはずです。


(前回の記事↓)

次に続く壁は、お金の壁です。この壁を乗り越える方法をこの記事長々と書いていこうと思います。


この記事で書くこと
【目次】


さて、前置きが長くなってしまいましたね。もはや記事を書くことにおいて本筋ではない話が盛り上がってしまうのは私の病なので、今後もどうぞお付き合い願いたい。

ただ、脱線したとてそのパートから何か価値を持って帰っていただけるようには心がけております。長ったらしい真面目な話を読む箸休めとして楽しんでいただけたら幸いです。


具体的な話に入ってまいりましょう。


この記事ではだたの消防士だった私が、個人の活動でお金をいただけるようになるまでに得てきた商い(ビジネスという言葉にはいささか抵抗があります)の知識や、実行してきた施策の実例、さらに言える範囲で私がサポートしてきたお客さんの事例なんかも踏まえて「好きな事をお金に変える方法」をお伝えしていこうと思います。


具体的には次の項目です。

<Part.1 敷居の高い”個人事業”を身近なもので捉え直す。>
・商いを興すには学生時代の〇〇が活かされる。
・そもそも商いというものは反則ありの〇〇である。

<Part.2 商いを始めるための基本セットアップ>
・商いを始めるときに決める3つの数字
・一般企業が持っている3つの部署を個人サイズ考える。

<Part.3 愛され続ける活動を作るための方向決め>
・選りすぐりの”機能”か、演出を伴った”意味”か。
・ひつじコーチが選んだ路線とその理由。
・ひつじの商いモデル。
・ひつじコーチとは違う路線で輝いている人の事例。

<Part.4 ひつじのお金アレルギーを癒したいくつかの出会い>
・「なんで10万円ももらったとおもう?」
・「人を食い物にしているような気がして、、、、。」
・「幸せにしたい人の優先順位の問題じゃないかな?」

<Part.4 〇〇に習う、愛され売れ続けるための商品構造>
・GAFAや日本の大企業の戦略を真似するな。あれは強者の戦略です。
・弱者、個人である私たちが報われるための商品構造
・そもそも商いというものは、、、、。

<Part.5 好きな事を嫌いにならず食っていくための大前提>
・好きな事を仕事にすると嫌いになるという病の病理学
・対症療法で進むもよし、根本治療もよし。それぞれの進み方。


こんな具合です。

興味がある項目がおありでしょうか?

これらは全て私が得てきた生の情報です。何のビジネススキルもないただの消防士だった私が、フリーランスとして活動してきたこの数年間で自分の足を動かして、自腹を切って財布を痛めて、売れない時期だって手を動かし続けて、、、、そうやってようやく構築してきた自分なりに納得できる商いのあり方です。

お客さんが1人もいないライフコーチだった私が、実際に今では数万円から数十万円の単価で依頼をいただくようになった訳ですから、それだけの変化を起こすだけのエッセンスが詰まっています。

そして現に私のコーチングでは、これからかく経験や知識を使ってクライアントさんが見つけた「やりたい事」を「仕事」にするためのサポートをして、そして人生の変化を産んできました。


ある程度の理論に基づいていながらも、大変”クセ”のある内容になっております。でもこれまで書いたことに違和感がなければ、きっとなあたも私と同じような”クセ”をお持ちなのでしょう。きっとあなたに合う。読んでいってよ。



この記事を読んで頂きたくない方



さて、もう少しだけ前置きを挟ませてください。長くなってしまい大変申し訳ないのですが、これだけは言わなければいけない。この記事には明確に「読んでほしくない対象」を設けています。


それは、「うまい儲け話を探している人」「成功者になりたい人」です。こういった方には読んでいただきたくない。

今まで、コーチングに依頼してくださった方の中にも、こういったモチベーションでご連絡くださった方がいました。

しかし誤解しないでほしい。私はあなたをお金持ちや成功者にするために活動しているわけではありません。


私がいろんなものを投げ打って活動しているのは「個人の”好き”という気持ちにいちゃんと価値がついて、資本主義に淘汰されず生き残ってほしい。」という思いがあるからです。


私たちが心の潤いを失わずに生きていくためには、アイデンティティの強い基盤となる「好きなこと」「やりたい事」がとても重要です(もっと細かいことは第一章を読んでね。マズローとかエーリッヒフロムとかの理論を使って説明してます)。


しかし、その活動の結果最終的に「成功者になる事」や「お金をたくさん持っていること」がアイデンティティになってしまうのでは元も子もない。


「お金をたくさん持っていること」や「成功者みたいな肩書き」などを自分のアイデンティティに組み込んで人生を豊かにしようとする人が少なくありませんが、この戦略は脆い。すぐ崩れます。


第一に、お金も肩書きも自分でコントロールできないこ。それが得られるかどうか、一度手にしたとしても得続けられるかどうかは、自分ではなく他人のコントロール下にあります(人があなたにお金を払うかどうかはあなたが決めることはできません。)。

大して努力しなくても売れる時は売れますし、逆を言えば、どれだけ頑張っても売れない。こんな不安定なものを心の基盤に置くことはない。私はお勧めしません。


そして第二に、お金や肩書きで得られる幸せはすぐに消費し切ってしまう。すぐに飽きがくるのです。実際に、世の中ではお金をたくさん持っている人が偉いという文化が多少ありますが、私のクライアントさんには「一通り良い企業に入ってそれなりの活躍とそれなりの収入をもらったけど、やりたいことがわからなくなってしまってどうしようもない」なんていう20代後半から30代のクライアントさんが多い。

そして私自身もそのうちの1人でした。だからこれも同様に同じようにお勧めできません。

「やりたい事がわからない」と悩む多くの方は、資本主義社会で”お金”と”承認欲求”を得ながら生きるために「好きなこと」という大事なアイデンティティを手放してきた人たちです。確かに彼らは誰もが羨む成功者の称号を手にしました。

しかし、どれだけ他人から羨望の眼差しを浴びても彼ら自身の心が潤わないのです。何でかって、本当に認めてほしいのは社会人になってから後付けで作り上げてきた自分じゃなくて、一見人の役に立つことじゃないけど本気で好きなことに取り組んでいた頃の無邪気な自分だから。テレビゲームとか。鬼ごっことか。パン作りとか。絵を描くこととかそういうやつ。

詳しいことは第一章で書いた「承認スキル」のパートを読んでくださいね。人の承認欲求にはグレードがあるんです。わかりやすく承認欲求を得やすいことやお金になりそうなことばかりやっていると、高いグレードの承認が自分や他人からもらえなくなってしまうんです。


だから、私はこの活動を通じて心と体の健康を犠牲にして働く人を少しでも減らしたい。本当はやりたくもないことをしなければ生きていけないなんてクソだし、そうやって心の黄色信号を無視し続けて「やりたい事がわからない」なんて不自然な悩みを抱える文化だってもう終わりにしたい。


もっと私的な事を言うと、、、、今でもリスペクトしている私の人生を変えてくれた先輩のような人が、お金の壁を越えられないがために自分の好きなことや、その人間性を活かしきれずに自信を失っていくような事実を許容し難いのです。


仮に、あなたが好きな事を持たずしていわゆる「成功者」になったとして、その先のしばらくの人生はとても人の温度が感じられない冷たいものになってしまう。私は、あなたをアイデンティティたる好きな事を捨てて「富を効率よく生産するシステム」にするためにこの記事を書いたわけでじゃないのです。「好きな事」を捨てずに済む「温もりのある資本主義」がしたい。


だから、どうか頼むからただ「成功者になりたい」なんてモチベーションでこの記事を読まないでほしい。あなたの中にはもっと価値のある感情がある。ぜひ「自分の好きな事」と向き合う準備ができてからまたいらしてください。その時には私が見つけてきた全てを伝えます。


さて、では自己紹介をして本編に入りましょう。





ひつじと名乗る男




・工藤夏樹 (くどう なつき)
・1997年生まれ
・岩手生まれ神奈川育ち
・AB型
・星野源信者、BUMP OF CHICKEN信者、筋肉信者


都内の大学で救急医療を学び、卒業後は消防署に就職。
消防隊と救急隊を3年間経験したのちに退職。


その後は以下の3軸の活動をはじめる。


・ライフコーチ
・パーソナルトレーナー
・ゲストハウススタッフ

当時の様子↑


現在はライフコーチとしてのみを軸にして活動中。


活動の様子


オンラインでカウンセリングをしたり↓


動画を撮ったり、、、


コーチングを受けて移住を決意した方にお会いしに行ったり、、、。


クライアントさんに向けて絵を描いたり、、、。


筋肉、イラスト、、、、、「クラスで一番になれる」程度の特技を組み合わせながら、あくまで対話で人と向き合う力を研ぎ澄ませて仕事をしております。そんな具合の人間が画面越しにではありますが、これからあなたとお話をさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。

では自己紹介はこのくらいにしてそろそろ本編に参りましょうか。





PART.1 
敷居の高い”個人事業”を身近なもので捉え直す



さて、これから具体的にあなたがこれから見つける「やりたい事」を娯楽や趣味の範疇で終わらせるのではなく、実際に生活を支える柱として機能させるためのお話をしていくわけですが、、、、きっとこの記事を読んでいる人の多くが思っているはず、、、、、

難しそう。
敷居が高い。
自分にできるイメージが湧かない。


こんな具合のことを。どうです?私が消防士を辞めてフリーのライフコーチになる決意をした時は思ってましたよ。「本当に俺、食っていけるのかなあ、、、、、」って。よくもまあこんな自信がない状態でここまで漕ぎ着けたものだ。


実際、当時の私のような感想を抱くのは少数派ではないでしょう。きっと新しい何かを始めるときは、みんな自信がないはず。しかし、自信がなくて進めるほど人の心は強靭でもない。なのでまずこの記事の最初の役目として「好きなことを仕事にする」という行為に対する苦手意識のようなものを排除していきたいと思います。

完全に払拭するのは、実際にやってみるまでは難しいけど和らげることはできます。というか、実際、あなたが取り組んできたことの中に必要なエッセンスは沢山隠れているのです。だから、まずは個人の仕事に必要な”その経験”を思い出していただきましょう。


では早速簡単なワークから始めていきましょう。




Q.

あなたには意中の相手がいるとします。
そして、どうにか付き合いたいと思っているとしましょう。
その相手を射止めるにはどんな作戦を講じますか?




1−1 商いを興す時、今までの恋愛が活かされる。



さて、恋愛に関する質問をいたしました。なんで恋愛かって、、、、そりゃこれからシビアな現実のお話をするのわけだから甘酸っぱい思い出で中和しようと、、、、、というのは冗談で、個人の商いを興すときに「どんな恋愛観を持っているか」がとても大事なエッセンスだからです!


恋愛でパートナーと良好な関係を構築することと、商いでお客さんと関係を構築することとでは、その性質に共通点が多いのですよ。


一旦羅列してみますね。


<恋愛>
・自分の意中の相手に魅力をアピールする。
・デートに誘うなどして信頼を深める。
・どちらかからの告白して関係を結ぶ。

<商い>
・自分の商いの魅力を対象の相手にアピールする。
・SNSやお茶の場を通じて信頼を深める。
・営業をかけて関係を結ぶ。


ざっと出してみるとこんな感じ。

基本的にどちらもやっていることは同じなのです。ある特定の対象に対して適切なアプローチをして、目的の関係を結ぶ。だから、恋愛経験においてどんな形でパートナーと関係を築いてきたかを思い出すことで、商いに応用できるあなたの特性が見つかるわけです。


この記事では、あくまでシステマチックに「市場で勝つには」みたいな理論を述べるのではなくて、こういったあなたの人間臭さを深ぼって商いに応用するアプローチをとっていきます。だって私たちはお金をもらえれば良いのではなく、「好きなことを仕事にしたい」のだから。


この質問の趣旨はご理解いただけましたでしょうか?
それではもう少し詳細に質問を重ねていきましょう。




【相手について】


Q.1

あなたは「意中の相手」と言われてどんな人を想像しましたか?どこの誰でしょう。同じ会社に通う方?クラスメイト?朝同じ電車に乗っている人?カフェの店員さん?実際、過去に出会ったことのある方なら、その人との思い出をなるべく鮮明に思い出してください。


Q.2

あなたはその相手のどんな瞬間に触れて惹かれるようになったのでしょう?どんな側面に触れるとキュンとくるのでしょうか?なるべく詳細に考えてください。容姿?ファッション?振る舞い?デート時の気遣い?その人の考え方でしょうか?たくさん書き出してみてください。



【アプローチの仕方について】



Q.3

あなたは相手との交友を深めるためにどんな手順をふみますか?相手の外堀を埋めていく?連絡先を渡す?そもそも突然告白してみますか?


Q.4

あなたが相手とデートをするために最高のデートプランを計画するとしたらどんなデートがいいでしょう?この質問には縛りを設けます。大前提としてあなた自身が心から楽しめるプランにしてください。その上で相手も楽しめるプランはどんなデートでしょうか?


Q.5

あなたは、相手とデートをしているうちに、相手に幻滅するようになってきました。どんな点が気になりましたか?


【告白について】


Q.6

あなたと相手の関係性は十分温まったようです。相手と恋人同士になるためにどんな告白の場を設けましょうか。どんなシチュエーションでどんな告白をしますか?そもそも相手に告白してもらうような戦略を立てますか?


【付き合った後の関係性】


Q.7

あなたは付き合った後、一緒にどんな時間をすごしたいですか?家でまったり?一緒にアウトドア?どんな時間を過ごすのが好き?


Q.8

付き合った後の関係を良好に保つために、心がけることはなんでしょうか?







、、、、、さて。恋バナをさせていただきました。いいね。たまにクライアントさんともこのお話をしますが、大変キュンキュンいたしますね。非常に心にいい。人様の恋バナほど無責任に楽しめる話題もそうありませんから笑


とか言いつつも、今回の恋バナは商いにつなげるためのものですから、キュンキュンうかうかとばかりしていられません。お話を進めましょう。


さて、もちろん上記の質問は意味があって聞いたわけですが、、、、、先にちょっとぶっちゃけた話を聞きたいと思います。


今、事細かにお話を伺いましたが、Q.7の質問をしたときに長続きしそうな感じしました?

何か良好な関係を作るために施策を打ったとして、関係は維持できそうでしたでしょうか?

途中で飽きられたりとか、相手に合わせることが苦しくなって自分から別れを告げたりなんて事はありませんでした?


正直、相手に飽きられてしまうならばそれはもう相性の問題だからしょうがないかなとも思うのですが、Q.7の質問に対して、自己犠牲的な施策を打った方はちょっと注意が必要かもしれません。

例えば、、、、私の父世代の男性に「長続きの秘訣は?」なんて伺うと「嫁のいうことを聞くこと」「男が折れること。」なんていうお返事をいただくことが印象的でした。

実際の恋愛において、この考え方を持ってらっしゃることに対して、私が偉そうにやいのやいのいう筋合いはありません。ただ、商いにおいてこういった自己犠牲の姿勢を保つことに対しては、後ほど少し触れさせてください。もう少し楽に構えてもいいんじゃないかな?と思うのです。





さて、それではワークの解説にまいりましょうかね。


この一連の質問は、商いを通じてお客さんと長く続く関係性を構築するあなたの姿をイメージして頂くためのものでした。あなたはこれから自分の看板を掲げて人と出会い、そしてお金のやり取りを伴うほどの深い信頼関係を構築することになります。それこそ、恋愛をするのと同等かそれ以上に深い関係になることでしょう。


その上で、Q.1.2ではあなたが思いを寄せ続けられる相手をイメージしていただきました。商いにおいて相手との相性はとても重要です。なぜなら、



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