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救急隊の肩書を捨てた自分に価値などあるのだろうか。


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こんにちは!ライフコーチのひつじ
もとい、亀時間元宿直の夏樹です!
 

今日の投稿では「嫉妬」について
強く触れていきます。
 

あなたは誰かに嫉妬する
タイプでしょうか?
 

私は気を抜くとすぐ嫉妬します。
すーぐ嫉妬する。
 

まるでノルマでもあるかのように
毎日何かに嫉妬しておりました。

 
今回お話しするのは
亀時間で出会うゲストさんたちに
抱き続けたドロッとした嫉妬のお話。
 

誰にも話してこなかった
あまり綺麗でないお話です。


肩書きで守られていた消防士時代


消防士を辞めて
惚れ込んだゲストハウスで
毎日初対面の誰かと語らう
生活が始まりました。

 
朝ご飯の時間には必ず
誰かに声をかけて
一緒にご飯を食べます。

 
夜お酒を飲んでらっしゃる方がいれば
これまた声をかけます。
 

世界のどこかから
毎日訪れるゲストさんたちと
関わっていると

 
自分が消防士であったことも
いつしか忘れ、肩書きを気にせず
人と人として裸の付き合いが
できるようになってきました。

 
心と心を通わせながら
ゲストさんと暮らす日々の
全てが楽しかった。

 
しかし、そんな日常を繰り返していると
だんだんと自分の心が
変わっていくことがわかりました。
 

心の奥底から「嫉妬」が
込み上げてきたのです。

 

裸の己に魅力はあるか?

裸の自分に、、、そうじゃないか。


 

「肩書きがなくなった
自分の魅力ってなんだろう?」
 

ふと思い至った
この疑問がきっかけでした。
 

元々私は、社会や人と関わる中で

 
「私は消防士である。」
「私は救急救命士である。」
「私はマッチョである。」(自分で言うな)
「私はライフコーチである。」

 
とかとか
そんな後ろ盾を
前提に関わっていました。
 

しかし、亀時間で魅力的だと感じる人は
特に自分の肩書きやキャリアを
自分から語ることはありません。
 

溢れ出る人柄の良さ
会話の掛け合いの気持ちよさや気遣い、、、、
そのもっと根底にある自分との
向き合い方がとても美しかった。
 

うーんうまく言語化
できていないかもなあ。 
 

誤解を恐れず言うと
オーラが出ていたんです。



オーラの出どころ


週一でゲストハウスに宿泊されているご夫婦。まさにオーラを感じたお二人。


何そのオーラ。
どこから出すんだろう?
脇の下とかから分泌するんか?
 

今まで意識してこなかった
感覚に戸惑いました。
 

要は彼らは自分のあり方に
ぶれない自信がある様でした。
 

そして救急隊上がりの私は
その自信の裏側に隠された
鍵になる要素を見つけようとします。
 

ちょうど患者さんの症状を
引き起こしている原因を
特定するみたいに。 
 

現象に対して、原因を細分化して
特定するのが得意だったもので、
 

人のあり方に対してもついつい
そんな向き合い方をしておりました。
 

悪いことじゃないんだけどね。
ただちょっとずれていたかも
しれませんね。

 
 

そういうことじゃない



 
 

彼らの自信の根底に
あるものはなんだろうか?
 

筋肉かもしれない。
収入かもしれない。
SNSのフォローワー数かもしれない。
 

知りたかったから
たくさんお話を伺いました。

 
そして真似できることは
片っ端からマネしてみました。
だけどなんかちょっと違う。

 
確かにこれらでも自信はつくんだけど
なんか力んでる感じがする、、、?

 
それに、これらがなくても
オーラが出ているひとは
たくさんいた。

 
なんで彼らはそんなに
肩の力を抜きながらも
そんなにぶれずに
いられるのだろう。

 
肩書きに
守られていないのに
そんなに堂々と
構えていられるのは
なぜだろう。



手詰まりと嫉妬 



彼らのような
リラックスした自信を
つけるために
 
 
思いつくあらゆる手段を
出し尽くした頃
 

気づけば毎日
嫉妬するように
なっていました。

 
なんで私はこんなに
苦悩しているのに
 

この人たちはこんなに綺麗な
在り方でいられるのだろう。

 
それまで通り、ゲストさんとの
交流は楽しいのに
同時に自分の中で巻き起こる
彼らとの対比が苦しい。

 
肩書きに頼るのをやめて
背伸びをすることをやめてから
自分の人間としての未熟さが際立つ。
 

なんで私は彼らのようになれないのか。
 



ありのままの自分の本性


夜中の作文ポジション。静かなラウンジで文を書くのが好きでした。


肩書きを取ったら魅力が
なくなってしまう自分。 
 

素敵なゲストさんたちに
嫉妬し続けている自分。

 
ありのままの自分は
あまり好きな自分では
ありませんでした。

 

消防学校で教官に怒られまくっていた頃よりも
裸の自分に”負の矢印”を向けていた
去年の方がよっぽどしんどかった。

 
しかし、去年の秋頃。
いつの間にか転機を
迎えることになります。

 
大きな変化はいつの間にか
起こっているものです。
また次回。
 

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