見出し画像

12色じゃ足りない

久しぶりに『any』を聴く。「12色の心で好きな背景を描き足していく」という言葉で思い浮かんだのは、「色少なっ」ということだった。

うちの妻は、色鉛筆が大好きで、500色の色鉛筆が発売されたと聞いたときには、そりゃあ色めきだっていた。そんな妻と暮らしているからか、色の種類については、色々と思うところがあり、「12色じゃあ、全然足りないなぁ」というであろう妻の声がどこからともなく聞こえてくるような気がした。

それで思ったのだけど、感情も同じことだよな、と。12色の心より、500色の心のほうがより繊細なセンサーでモノゴトの機微を見極めることができるんじゃないか?人生を豊かにするためには、自分の感情の彩りを豊かにする必要があるんじゃないか?

そのためには、一つひとつのことをおざなりにせず、ゆっくり丁寧にやることに集注することが大事なんだろうな。

丁寧に生きたい、そう思う今日この頃です。

サポートいただいた分は、書くための時間を増やすために、有効に使わせていただきます。