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誰かの正解が自分の正解とは限らない

私のようにたまに情報の波にのまれ、溺れそうになる人へ

よく、

成功するには〇〇するのが正解!
今〇〇した人は勝ち組だ!

というのを見かける。

でもこれって

"誰にでも当てはまるものじゃない"ということを覚えていたい。

外出自粛という状況もあって、最近SNSやブログ、このnoteも含めてとても活発的になってきていると思う。そこで、自分の活動や成功した事例など様々なことが発信されている…それが増えてきている気がする。
それはとてもいいことだと思うし、私自身も色々と発信を試みているので、インターネット上で発信されること自体が悪い!とかではないのだけど…

時々私は「〇〇すべき!」「〇〇したら正解!」っていう情報のパワーに、
飲まれて、揉まれて、ちょっと苦しい気持ちになることがあるので、
今回はそんな時の向き合い方について書いてみます。

正解は自分で選び取る

中学、高校とをテニス部に所属していた頃、教えてくださる先輩やコーチによく言われていたことがある。

いろんな先生や先輩、コーチが打ち方やフォームについてアドバイスしてくれると思うけど、全部聞いた上で自分に合うものを取り入れていけばいいよ。

十人十色のやり方や見方、勝ち方がある中で、バックグラウンドや得意なことも違うのに、いろんな人からアドバイスを聞き、全てを受け入れてしまうとパンクしてしまうから…という優しいアドバイスだった。

そして最近になって、このことをふと思い出し、
大人になっても、社会人になっても、アドバイスをもらうのがスポーツでなくても、同じだなあと思った。

今、世の中にはHow to本やブログ、自身の成功の秘訣を書いたSNSが溢れている。そこには彼らなりの成功方法が記してあって、「こうした方がいい!」と私たちに教えてくれる。とてもありがたいことだ。

自分が何かヒントを探してその情報にたどり着いたとしても、忘れてはいけない。それらはあくまでも、それを書いた人の正解なのだ。
私たちはいろんな人の正解を全てを受け入れるのではなく、自分に合った正解を選ぶ必要がある。

人によって正解は違う

「この自粛期間で勉強した人と怠けて過ごした人の人生は後に差が開く!」
といった情報もよく見かけた。それを見て、
GWが見事にゲーム三昧だった〜〜〜!!
あぁ、ネトフリ三昧だった〜〜!
って嘆く必要は私はないと思う。

自粛期間勉強することにしたあなたは、今まで遊んだりして勉強する時間を取れていなかったので、今が最高の"何かを学び始める時"なのかもしれない。また転職したいと思っていた準備ができるのかも。
ゲーム三昧だったあなたは、その経験を元に将来ゲーム制作会社に就職してゲーム運営をしているかもしれない。もしかしたらeスポーツの選手になっているかも。
ネトフリ三昧だったあなたは、今まで休む間も無く仕事や勉強に明け暮れ、自粛が良いリフレッシュ休みの機会になっているのかもしれない。そして実は洋画で英語の勉強になっているかも。

一概に何が正解なんて言える訳がない。
その人によって今まで過ごしてきた時間、抱えている状況が違うんだもの。

世の中にたくさんの"正解"が溢れている今、
出会った誰かの"正解"が自分にとっても"正解"なのか、ゆっくりと観察してみてもいい気がする。

最近ありがたい情報がネット上に多いからこそ、何が正しいのか、こんな自分はダメなんじゃないか、と情報に溺れていた私が思ったことを書いてみました。
もしこのnoteが、私と同じような気持ちになっていた誰かの心を少しでも軽くするきっかけとなったら嬉しいです。

朝型の生活をしたいと思いながら、こうやってまた深夜にnoteを綴る…
ま、最近思っていたことをやっと文字に起こしてスッキリしたので、
これは私の"正解"ということにしておきます◎







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