映画『gifted　ギフテッド』を観た。めっちゃ面白い。Twitterで予告編がバズっていてそれを見たのがきっかけだったんだけど、単なる"予告編だけ盛れちゃった映画"になってなくてとても面白かった（『ザ・サークル』はまんまと"予告編だけ映画"になっているようでレビューが壊滅的なのが悲しい。レビュー壊滅的なのに観に行くほど映画愛はない）。

で、子役のマケナ・グレースちゃんがすごい。日本の子役に対しては（演技が下手とかそんな恐れ多いことではなく、同じ日本人だから否応なく色々分かってしまうから）「その台詞嘘やん」と思ってしまう機会がちょこちょこあるけど、外国人の子役には何も考えず「すごーい」って思える。私は英語分からないし、向こうの子がこういう状況でどういうことを言うのか全然知らないし。字幕の中ではマケナ・グレースちゃんはナイスキャラクターであり続けたので、小5とかであんな大人と渡り合える才能を羨ましいと思いました。あとはまつ毛が本当に長いアンド太い。ていうか今気づいたけど、本人は小5なのに劇中では小1でした。

そんなマケナ・グレース演じるメアリーが、めちゃくちゃ泣きながら叔父さんのフランク（クリス・エヴァンス、アベンジャーズ系にめっちゃ出てるぽい）をぺちぺち叩くシーンがあって、なんか感情移入できた。元々『HACHI』とか犬頑張る系の映画は感動しやすいんだけど（最近観たのだと『僕のワンダフル・ライフ』はなんか違った）、子供に泣かれるのも感動しちゃうかもしれない。

あとは脚本？も凄かった！よくぞあのパワフルグランマをなぎ倒してくれた！何であんなにイブリン（リンゼイ・ダンカン）は数学に執着するんでしょうね。名誉なのか単に数学への情熱なのかよく分からなかったけど。

もしメアリーみたいな子供が生まれて"gifted"だったとき、私は与えてあげられるようなものを持っていないので、一旦何かのオタクになっておかなきゃいけないのではと思いました。こういう時学校の先生っていう職業は素敵だなと思います。

公式ホームページ
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