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カメラの重みと写真の重み


最近コンパクトなGRⅢxでの撮影回数が多いことも有り気づいた事が有るのだが、比較的重量のあるミラーレスカメラと撮れる写真が少し違うなと感じる事が有る。

言及したいことはトーンや解像感等の画質的な部分ではなくて、写真の重みやシャッターの重みと表現すれば正しいのかは分からないがインスタントさが違うように感じる。

カメラとレンズ自体が重いと、撮影1枚1枚に慎重になり1回あたりの撮影枚数が減ったり、そもそものカメラの持ち出し頻度が減るのではと考える。
逆に捉えると"今日は重いカメラを持ち出して写真を撮るぞ"という動機付けと、"撮ってる感"、いわゆる撮影体験自体を向上させてくれると思う。

もちろん軽いカメラには、毎日携帯することで撮影機会を損失させないとか、瞬間を切り取るなど他にもメリットは沢山有る。

軽くても良いなと思う写真は沢山有るし、重くてもイマイチな写真も沢山有る。
写真の重みや一回のシャッターの重みによって写真の良し悪しが決まる訳では全く無いのだが、この重みをコントロール出来たら面白いのではないかと最近思った次第だ。

確かどなたかが似たような意見を発信されていたと記憶しており、思い返してみると林さんの発信であった。私もこのご意見に賛成です。


あとは、向けるカメラの大小によって撮られる側の感じ方にも違いが生まれるのではと思う。重くてデカいカメラは必然的に仰々しく見えるため、被写体がカメラを向けられた際に気合いが入ったり、街中でのキャンディド撮影では警戒される確率は上がるだろう。
逆に軽量コンパクトなカメラだと造られていない自然な一面を切り取れる確率が増える反面、本当にこんな小さいカメラで大丈夫?という疑念を被写体から持たれるかもしれない。
そのためシチュエーションに沿ったカメラの使い分けが大事になってくるかと思っている。
(これだからカメラは増えていくのだ。。。)


上記のような考えも有り実験的にEOSR5にはバッテリーグリップを装着してサイズと重さをかさ増すことで何か気づきが生まれるか試してみたいと思う。

ミラーレスに移行する前、一眼レフカメラにはずっとバッテリーグリップを付けて運用していたので、このスクエアのルックスとサイズ感を懐かしく感じた。

左のEOS RPのような軽量フルサイズボディは
改めて貴重だなと思う。



あと脱線するがこんな感じでスクエアのデカいボディにコンパクトなMマウントレンズを付けたルックスは個人的に好きだ。


数ヶ月運用してみて何か気付きが生まれたらそれはまた書き綴りたいと思う。


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