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3本目のLeica-Mレンズ



レンズを手に入れた。

Leica Summicron-M 35mm F2 ASPH.
自身としては3本目のLeica Mマウントレンズである。


何故このレンズを導入したのか、他に所持しているLeica Mマウントレンズとの使い分けをどのように考えているかなど書きたいと思う。




-Leica Summicron 35mm F2 ASPH.

現行でリリースされている同名のSummicron ASPHⅡ(5th)の1世代前のモデルでいわゆる4thモデル。

ズミクロンといえばLeicaを使用した事のない人でもカメラを嗜んでいれば一度は聞いたことのある名前ではないだろうか。

M型Leicaユーザーにとってまず1番初めに導入するか視野に入るレンズがSummicron 35mmと言っても良いくらい王道なレンズである。

筐体がコンパクトでM型のボディとの組み合わせの相性も良く、35mmの画角でブライトフレームが大きく表示されるため扱いやすい。

特にデジタルM型を使う人の多くがASPH Ⅰ(4th)、ASPH Ⅱ(現行、5th)を1本目に選ぶケースが多いのではないかと思う。



-何故このレンズを選んだのか


自分の場合、デジタルM型Leicaの購入背景は少し変わっていて、

最高の50mmが1本欲しい
(描写、サイズ感、所有欲を満たせる50mm)

Summilux 50mm F1.4 ASPH.を購入

Summiluxをダイレクトでマウント出来るM型Leicaが欲しい

M10-Pを購入

といった形でSummilux 50mm ASPH.を購入してしまったがために、デジタルM型Leicaを呼び寄せてしまったのだ…

元々、フィルムカメラであるLeica M5を所持していた際はデジタルM型カメラにはそこまで熱はなかったのだが、Summilux50mmを導入してからせっかくなら純正のM型との組み合わせで使用してみたいといった考えになったのだ。

それくらい今でもSummilux 50mmが1番好きなメインレンズである。


描写、サイズ感、所有欲を満たせる等とても素晴らしいレンズなのだが、開放F値付近の描写が魅力的なため開放付近で撮影する事がクセになってしまい、ピント面が浅いためどうしてもレンジファインダーでのピント合わせに時間を要するのだ。

もちろんバチっと二重像が合った時の撮影体験は楽しいので問題ない。


ただ、もう少しラフにサクサクとテンポ感良く撮影したいケースが有るため、F値がSummiluxよりも抑えられていて、筐体のコンパクトなレンズを一つ導入したいと考えた。画角も50mmよりも臨場感や日常感の出しやすい35mmにすることにした。


Summilux 50mmの描写に惚れ込んでいるため最初はSummilux 35mmも検討したのだが、50mmとのレンズの棲み分けが難しくなりそうと感じたため、用途を分けるべく、Summicron 35mmに決定した。

ブラックボディのM10-PにシルバーのSummicron 8枚玉(1st)や7枚玉(3rd)の組み合わせもとてもカッコいいと以前から思っていたのだが、Summilux50mmと統一感を出すために、ASPHモデルを選ぶことに決めた。

4thと5thで最終的にかなり悩んだのだが、今回はコンパクトさを重視し、フード取り付け時の全長の短い4thを選定した。

(5thのネジ込み式のメタルフードもカッコいいため最後まで悩んだ)

どちらも他メーカー製の単焦点レンズと比べても軽量コンパクトではあるが並べるとSummicron35mmがひと回りコンパクトだ。外観はそっくり。

-数日触ってみた感想

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