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愛鳥のブラック企業奮闘記 ~第7話 疑似体験で出来る人に~

私は今年3月をもって
マネージャー職を降格した。

理由は、後輩(元部下)に
パワハラする経営層に対して、
喧嘩を売ったからだ。

だが、後悔はしていない。
私には降格してでも、
どうしても譲れないものがあった。

目の前の悩み苦しむ人を助ける。
これが私の使命。
嫌われるとか、出世とか、
自分の立場とか、どうでもいい。
目の前の不幸な人を幸せにできなければ、
一体私は誰を幸せにするんだ。
ホンマにとことんまでやったりますよ。
これが私の自分軸。
この軸は決してぶれやしない。
誰に何を言われようが、これが私。

私が幸せを掴んだのは昨年2月。
だったら、経営層に喧嘩なんか売らずに
大人しくしとけば良かったのでは?

それは絶対に違う!

私はブラック企業で11年搾取され続け、
自殺寸前まで追い詰められた悲しい経験がある。

今から10年前、私の会社では、
業務改革で社内の基幹システムを
再構築するプロジェクトが発足された。

この再構築プロジェクトは、
当社ステークホルダーに大々的に発表
しているため、必ず4年で終わらせる
必要があった。

しかし、3年が経過したにも関わらず、
とあるセクションがまさかの進捗ゼロ。

そんな絶望的な状況の中、突然、私に
白羽の矢が立ち、そのセクションの
責任者に任命された。

本当は4年がかりで行うものだが、
経営層から1年で完成させるよう
命令され、あまりに理不尽だったので、
初めは「できません。」と断った。

しかし、経営層に

「これは命令だ!断るんやったら、
 解雇するけどいいんだな!
 そうすれば、お前の家族を
 路頭に迷わせることになるんだぞ!
 お前には断る権利はない!
 黙って言うこときけや!」

と圧力をかけられ、私はその圧力に屈し、
渋々責任者を引き受けることになった。

徹夜で仕事する日々が続いた。
助けを求めた。
誰も助けてくれなかった。
過労で倒れた。
適応障害を患った。
医師から出社禁止を言い渡された。
これでもう1年で終わらせる事ができない。
会社もクビになってしまう。
そしたらもう私の家族が不幸になってしまう。
もう無理だ!もう生きてても意味がない。

私は生きることを諦め、自殺を図ろうとした。

しかし、私はなんとか思いとどまり、
地獄から底から這い上がった。

このまま終わってたまるか!
何がなんでも絶対に1年で終わらせてやる!

という強い意志で、1年で終わらせる方法を
考えに考え抜き、死に物狂いで取り組んだ
結果、見事4年掛かるプロジェクトを1年で
終わらせる事ができた。

でも本当は、誰かに助けて欲しかった。
絶望の淵で泣いていたあの時、
誰かに救いの手を差し伸べて欲しかった。

あれから6年が経過した。
後輩(元部下)が目の前で

「愛鳥さん、僕会社辞めます。
 僕にはもう無理です。
 本当に申し訳ございません。」

と泣きながら言った。
絶望の淵で泣いていたあの時の
私と全く同じだったんだよ。

この後輩(元部下)は、誰かに
助けて欲しいはずなんだよ。

じゃあ、誰が助けるんだよ。
絶望の淵で泣く過去の私を誰が
救うことができるんだよ。

私しかいないだろうが!

それから、私は何度も何度も経営層に
パワハラを止めるように言ったが、
経営層はパワハラを止めなかった。

だから、私は経営層に覚悟を持ってこう言った。

「ええ加減にせえよ!
 お前、頭悪いんか!
 何回もパワハラするなって
 言うとうやろうが!
 次、俺の部下にパワハラしたら、
 逆に俺がお前にパワハラしたるから
 覚悟しとけよ!
 お前、次はないからな!
 マジでボコボコにしたるからな!」

この言葉が、マネージャー職降格の
決定打となった。

後悔なんて微塵もない。

私は、目の前の悩み苦しむ人を
助けることができた。
私は、絶望の淵で泣く過去の私を
救うことができた。
私は、自分軸を貫き通すことができた。

では、今の私は、何をしているのかと
言うと、新しい上司の下で、当社取引先
及び当社営業部の売上拡大と課題解決を
図るシステム設計と設計したシステムの
運用管理を行っている。

この仕事には、ITスキルだけでなく、
取引先と営業部の潜在的ニーズを見通す洞察力
ゼロからイチを生み出す創造力、更には、
将来、何が必要になるのか先読みする力
必要となる。

今の会社でそれができるのは私だけである。

私の洞察力を持てば、言語化できない相手の
潜在的ニーズを引き出すことができるため、
心から納得いただけるシステムを構築できる。

私の創造力を持てば、誰にも思いつかない
不可能と可能にするシステムを構築できる。

私の先読みする力を持てば、将来起こりうる
不測の事態に対して、リカバリーが容易な
システムを構築できる。

これが、現在、ブラック企業で無双状態に
なるまで昇りつめた私の無双仕事術である。

確かに、マネージャー職を降格し、給料は
少なくなったが、今も無双状態であるには
変わらない。
この仕事ができるのは、今も私だけであり、
新しい上司も、特段、私には優しい。

もちろん、私は今の会社に入社し、始めから
無双していたわけではない。
冒頭でも言ったが、私は11年搾取され続け、
自殺寸前まで追い詰められた悲しい経験がある。

しかし、私は、この地獄の底から這い上がり、
ブラック企業で数多の苦難を突破し続けてきた
からこそ、今の無双仕事術を体得することができ
今の立ち位置を築けているのである。

先日、こちらのnoteで、YouTube活動休止の
報告をさせて頂いた。

上記noteにも記載しているが、
私のコンテンツは「無双仕事術」で
あることは今後も変わらない。

発信する手段がYouTubeからnoteに
変わるだけであり、無双仕事術の発信で
毎日、安心して暮らせる居場所をつくる
「幸せ創造」という目的は変わらない。

その目的を実現する手段の一つである
辛い今、不安な将来の突破術を発信する
愛鳥のブラック企業奮闘記は、これから
更に進化させていく。

愛鳥のブラック企業奮闘記は、今まで
YouTubeで「悩みゼロ」をテーマに発信
していたが、これからはnoteで、悩みゼロ
だけでなく、洞察力、創造力、先読みする力
にも着眼した発信をしていく。

先日、こちらの自己紹介noteで、
私のブラック企業での経歴を年齢別に紹介した。

そして、次回の愛鳥のブラック企業奮闘記より、
それらの私の経歴に対して、具体的に発信する。

私がどのように地獄の底から這い上がったのか
私がどのように数多の苦難を突破し続けたのか
私がどのように今の無双仕事術を体得したのか
私がどのようにブラック企業で昇りつめたのか

皆さんには、これから愛鳥のブラック企業奮闘記
をご拝読頂くことを通して疑似体験して頂きます。

仕事ができるようになり、
「この仕事で君に敵う者はいない。」
社長や経営層、直属の上司に言われるぐらい
今の職場で無双し、唯一無二の存在となり、
自分の居場所を創りたい方は、これからも
ぜひ、ご拝読のほど、お願いいたします。

~第7話完~

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

無双仕事術、及び、私のSNS活動の
最新情報は、X(旧Twitter)で投稿しています
ので、併せてご覧頂ければ幸いです。
https://twitter.com/shiawase_aichou

今も仕事で悩み苦しんでいる方々が沢山います。昔の私も11年間、会社に搾取され続け、絶望の淵で泣いていました😭だからこそ、その辛いお気持ちは痛いほど分かります!あなたのサポートが私にとって今後のnote活動において精神的支柱となります🥹よろしければサポートをお願い致します🙇