キャラクターが生まれるときってどんなとき？

しばの夢工房の創作に幸せの小人さんシリーズがあります。

見えないけどそばにいる、ちょっとした幸せや悲しいときエールを送ってくれる小さな存在の小人さんたちです。今回は幸せの小人さんがどのように生まれ形になっていったのか紹介します。

インスピレーションは子どもから

冬のある日に家族で公園に出かけました。そこの公園は近所の公園と違って広い芝生があり坊っちゃんは風にも負けず縦横無尽に駆け回ってました。小さな体で広い広い芝生の上を自由に走る姿は可愛らしく、見ているだけで愛おしくなりました。

あら？

坊っちゃんを見ているとなんだか小人さんぽい。

ここで私の中で小人さんは幸せ・愛のイメージになり、この温かい気持ちを形にしたいと思い自然と絵を描いていました。

これが一番最初に生まれた幸せの小人さんです。

靴も履いていて小人というより子どもらしく坊ちゃんの原形がわりと残っていますね。ここからだんだんと「見えないけどあなたのそばにいる幸せの小人さん」というコンセプトが固まります。

元気になってほしくてお菓子とココアを用意したりお花を集めたりしています。

髪の毛はデフォルメ具合で描いたり描かなかったりしている時期もありました。

幸せの小人さんたちはより自由に

３月から描き始めた幸せの小人さんも数ヶ月の時間によってだんだんシンプルな形に、髪の毛や顔の色がなくなりました。よりキャラクター化された気がします。羊毛フェルトで作るとこんな感じで可愛い子たちです。

子どもを見る幸せな気持ちから生まれた小人さんたちが優しい気持ちや愛を運んでくれたらいいなと思って描いたり作ったりしています。

見る人によって幸せの小人さんの表情やストーリーの受け取り方は変わるかもしれません。あなたの心のままに存在する、それが幸せの小人さんたちです。嬉しいときも悲しいときもそっと寄り添ってくれます。

あなたのそばにも小さな小人さんがいることを信じて……。

◆◆◆

幸せの小人さんはminne・Suzuriで展示しています。愛から生まれた幸せの小人さんがあなたの心に届きますように。

minne(ハンドメイド作品） https://minne.com/@atelier-ko10

Suzuri（イラストグッズ） https://suzuri.jp/shibayume_mama

しばの夢工房　ことこ