23時から書く毎日投稿は、死中に活をもとめる死地。
23時からnoteを書きはじめると、いつも「前門の虎、後門の狼」ということばを思いだす。
本来の意味は「災難が次から次にやってくること」という意味。「一難去ってまた一難」ってこと。英語で言うと「Tiger at the front gate, wolf at the rear gate」だ。いや英語にした目的はとくにないんだけど。
なにもnoteを書くことは「一難」ではないのだけど、逃げ道がなく、乗り越えるしかない追いつめられた状況は、まさに「前門の虎、後門の狼」といったことばの雰囲気が合っていると思う。
もちろんこれは「毎日投稿」する前提のはなし。
どうしても日中に書く余裕がなく、23時から書いてしまう日もすくなくない。
なんとなーく、日中から「あのことを書こう」と思っていても、いざ筆を進めてみると「アレアレ?なんかちがうな」と途中でお蔵入りになる場合がある。
このとき、ふと時計を見ると23:20だったりする。
このパターンに陥ると、あと40分間(正確には39分間)でイチから書きだして投稿しなければならなくなる。
40分で書くということは、書く内容も限定される。書きたい内容をすべて書ける時間ではない。
かといって、つぶやきで済むような内容もどうかと思ったり。
そう思うと選択肢が限られ、思考の巡りも悪くなる。
そんなことをして、時計をみると23:30。「どうしようどうしよう」と、どんどん追いつめられる。
前門の虎「ムーン...」
後門の狼「ガルルル」
ジリジリと追いつめられる。
今日こそは書けないな!これムリだな!と、サジならぬ筆を投げてみたり。
「(でもここまでがんばった毎日投稿が消えうせてしまうのか)」と、そう簡単にはあきらめられない。
スーパーストレスを脳にかけながらも、再び筆をひろう。
23:40。
「死ぬ!」と思った矢先、ふと筆が進む。虎と狼に向かって「あああああ!」と、無我夢中、むやみやたらに剣を振り回す。アタタタタ!と一子相伝の秘技でキーボードをたたく。
23:56。投稿。
なんだかんだで、命からがら書きおわる。わたしの過去記事を見ると、このくらいの時間に投稿している記事も多い。
まさに死中に活。なんだかんだで、人間追いつめられると、できないと思っていたことができてしまう。
終わったあとはいつも「フッ、なんでここまでしてやるんだろうな」と、自嘲気味にひとりでドヤる。んで寝る。
結局、8/31に夏休みの宿題を必死でやっていたころと、なーんも変わらんってことだね。
しかし虎も狼も、画像でみるとどっちもかわいいと思ってしまうのは、平和ボケしている証拠なのかなあ。
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