オオカミの誤解

わたしの大好きな旭山動物園で暮らしているシンリンオオカミたち。夕暮れの閉園間際になると、園内にゆったりした音楽が流れ出す。その音楽に合わせて、オオカミたちは一斉に遠吠えし始める。

 アオォォォォーーーー…

 どこか切なく、美しい遠吠えの大合唱。その歌声は大切な家族や仲間との絆を歌っている…

 「一匹狼」という言葉

 この言葉を聞くと、オオカミは単独で行動していると思うかもしれない。でも実は

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王様の猫~大丈夫、野良猫を保護するやつに悪いやつはいない~

オレは猫が好きだ。三度の飯より大好きだ。

優美な肢体につやつやの毛並み。

クールで気まぐれでときには甘えん坊という、つかみどころのない性格。

その「自由」を体現した存在そのものがたまらない。尊い。愛しい。美しい。萌え~なのだ。

実家にいた三毛猫のアンを筆頭に、野良でも血統書付きでもどんな猫でも愛せる自信がある。

前世はおそらく猫だったんだろう。

来世もきっと猫になると確信していた。

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神になったオオカミ~秩父山地のオオカミとお犬様信仰~

ニホンオオカミが最後に捕獲されたのは、1905(明治38)年、奈良県東吉野村。いまからおよそ110年も前の出来事である。以来、公式には「絶滅」したとされているが、目撃談や遠吠えの証言がなくはないことから、野生のニホンオオカミの生存を信じている人は、いまも少なくない。

本展は、動物としてのオオカミと信仰としてのオオカミの両面から人間とオオカミの関係性を探り出したもの。国内では3体しか現存していない

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自然からの警告

地球は人間のものではない。

人間が地球の一部なんだ。

自然の怒りに

なんの手立てもない人類、

奢るなかれ、謙虚であれ。

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僕の羊ちゃん

合コンに行くって君が言う。

ちょっとだけ目の奥をキラッとさせて「ねぇ、友達に誘われたんだけど行っていいよね? 人数足りないんだって」って言うんだ。

その目の奥のキラッがすごく気になるけど言えないじゃない。「行ってほしくない」って。

なんか余裕のない男みたいに見えるからさ。君のこと好きでたまんないって思われるからさ。そういう束縛みたいなのはカッコ悪くて言いたくないんだ。

だから「え、いま何か

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森を蘇らせる者

\instagramに毎日アップしている大好きな動物の小話をご紹介/

本日の動物は、気高きシンリンオオカミさん

◎ 撮影地 : 旭山動物園

\ 日本では絶滅してしまったけど… /

 オオカミは古くから「恐怖、死」の象徴とされてきた。例えば童話「赤頭巾」ではピッタリな悪者として登場しているし、エジプト神話のイヌ、あるいはジャッカルの頭だと言われていた「死者の守護神アヌビス」はオオカミ説もある

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