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歴史ドラマの楽しみ

 実のところ私の趣味は、海外ドラマ鑑賞で歴史物が好きだ。配信ではなくレンタル屋でわざわざ借りている。理由は配信契約するとむしろ見るのが億劫になったり、問題作は配信されないなどの事情のせいでもある。
 さて、海外ドラマに見る外交上の日本の立場とは。例えば多少古いが「大明皇妃」における中国の外交政策。ヒロインが舅となる永楽帝に見込まれるエピソード。足利将軍が朝貢に使者を送る。
「越南の海賊を排除してください」 
永楽帝はヒロインに問う。
「あの申し出を却下する理由は?」
「我々にメリットがないからです」 

例えば「ハウスオブカード」における主役アメリカ大統領とロシア大統領とのやりとり。
「葉巻よりもレクサスが欲しいな」
ハア? ふざけんなよ。タバコ一本かと思えばクルマ一台だと? という解釈も可能だが、実は
「よう、アンタらがいいようにしている島国、譲ってくれん?(笑)」
の意味なのか? などなど興味は尽きないのよ。

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