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【インド映画】Jawan(2023)

監督:アトリー(デビュー)
出演:シャー・ルーク・カーン、ナヤンタラー、ヴィジェイ・シェトゥパティー、ディーピカ・パドゥコーン(特別出演)、サンジャイ・ダット(特別出演)
上映時間:2時間50分

ついにシャー・ルーク・カーン様の最新作「Jawan」見に行ってきました!
「Jawan」はヒンディー語で戦士という意味。

前評判がすこぶるよく興行収入も絶好調で、公開からわずか一週間でインド映画の歴代興行収入第9位の位置につけている。この勢いだと2位の「バーフバリ」や3位の「RRR」をも抜きそうな勢い。

僕も早く見に行きたくてウズウズしていたのですが、英語字幕での公開がなくてやむなく観に行くのを我慢していました。
字幕なしでもWikipediaであらすじを追ったり、そもそものアクション映画なので大体の筋はわかるのですが、どーしても細かいセリフまで理解したくて一週間以上待ち続けました。

そして今日ついに字幕版を発見し、速攻で家を飛び出し映画館へ。
ちなみに英語字幕あるかどうか確認したい場合はBookmyshowというサイトで確認できますのでぜひご活用ください!

まーじで待った甲斐がありました。めっちゃ良かった!!
素晴らしいポイントてんこ盛りだったんですけど、まずはシャー・ルーク・カーンから。

ホント元気すぎる。57歳とは思えないほどセクシーでカッコイイ。アクションもキレッキレ。
それでいて若い頃のお茶目でおもしろいシャールークも健在で、かつ年を重ねたことによって「愛にあふれたお父さん感」という新しい武器も手に入れている。

年を取って衰えるどころか益々進化している。恐ろしすぎる。
現状インド最強の俳優で間違いないと今作で確信しました!(バイアス込み)

そして今回新しい監督ということでしたが、構成が良かったです!
前半から飛ばしすぎじゃないかと思うぐらいエキサイティングなシーンの連続。一瞬も目が離せない。
後半も勢い落とすことなく2時間50分があっという間でした。

作品のメッセージ性もかなり強い。
農民の困窮、医療現場の環境不全、ブラックマネー。
そして本作ではたくさんの女性が活躍しており、女性の地位向上というのも暗に訴えていました。

これらの社会問題をエンタメに昇華して大衆に届ける、映画って最高だなとひとり映画館で感極まっていました。

あと特別出演でディーピカとババ(サンジャイ・ダット)!
ディーピカは本当に大人の女性になったなぁーと。
お母さん役がこんなにハマるようになっただなんて。。
役者としてどんどん成長していますね~。

ババはもういるだけで嬉しいです!圧倒的存在感。
最終回でサファテ出てくる感じ(野球知らない方すみません)。
あのキケンな雰囲気はババにしか出せない。実際にバックグラウンドが危ない人ではあるんですけど(笑)。でもそれがババの魅力。好きやわ~

しかし本当にいい作品でした!
インドでの内輪受け的な要素も少なくて、海外市場も視野に入れた作りになっているなと。「Pathaan」同様、いずれ日本にも来そうですね。
大満足!


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