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行動指針を決めました。/幸せに生きるために、自分と大切な人たちを大切にするために

こんにちは、しょまです。しょまです、というよりは今回は一個人としてこのnoteを書いていきたいと思います。

さて、2020年はいろいろなことがありました、

・転職
・両親の離婚
・2度の胃腸炎
・コロナでのリモートワーク
・ラブグラフでMVP受賞
・個人の仕事でクライアントからの初継続受注
・2年一緒にいたパートナーと別れる

などなど、あげればキリがないですが、とても濃い一年でした。
お仕事の面ではカメラの仕事も結果が出てきて、本業もやっと楽しくなってきて恵まれた環境にいる、と感じています。

そんな中で9月ごろからでしょうか、自分の中にずっと違和感がありました。
仕事が落ち着くまでは考える時間もないくらいでしたが、11月、12月今までできなかった分、たくさん本を読み、映画を見ていろいろなインプットをして頭を整理していく過程で自分の中の違和感の正体が見えてきました。

多くのことに手を出しすぎて、自分の中のいろいろな要素が喧嘩している

ということです。

・会社員ディレクターとしてのしょま
・Lovegrapherとしてのしょま
・フリーのクリエイターとしての柴田将馬
・家族、友達、パートナーとしてのしょうま

漠然と「誰かの幸せに寄り添いたい」と思ってそれぞれの僕は動いていましたが、それぞれフワフワしたまま全力でやりすぎて歯止めが効かなくなって、でも時間やリソースは一人分しかないため、「いずれかの僕」が「他の僕」に対して「誰かを不幸せにする」選択を迫っていたことに気づきました。

自分の感覚としてはこんな感じなんだけど、つまりは「心がいっぱいいっぱいになってしまっていた」ということ。自分の担当範囲を超えて誰かを幸せにしようとした結果、選択を誤ってもっと身近な人や自分自身を傷つけてしまっていたことに気づきました。

また、自分の弱点「自信がない」ということも、解決策は「自分に嘘をつかないこと」だと思いつつも、どこか嘘(というより矛盾)を抱えているような気持ち悪さがありました。
自分自身を「信じれる」ようになるために、
「どの自分にも嘘をつかない選択を取る」
ことが必要だということにも気づきました。

気づいたもののそう思っているだけでは始まらないので解決策と解決フローを模索した2ヶ月でした。

そこで考えついたのが、「自分の行動指針を明確にしよう」ということです。そして何かを始める時、日常的に確認して「自分の行動指針とズレていないか?」と自問自答し続けようということでした。

副業・複業が当たり前になっていくこのご時世で、趣味が仕事にしやすくなっていることもあり、僕のように新卒1年目から本業と全く違う副業をする人も増えてくるんじゃないかと思います。

今までの副業のフローとして一般的なものは「本業で〇〇年培ってきたスキルを生かして副業をする」ということではないでしょうか。

一方で人生経験が少ない中で、僕のようなはじめ方をすると、メリハリをつけていても1日は24時間。もちろんスキルアップの時間や仕事の作業時間は時間を奪い合う。仕事だけじゃない、プライベートもある。
みんなが時間を奪い合い、しんどくなってしまう、大切なことがわからなくなってしまう。

このnoteは

・自分自身
・僕と同じようにいろいろ頑張りすぎて苦しくなってしまった若者

に見て欲しいです。僕は繰り返し読みます。同じ悩みを持つ方はこれを呼んで「自分って何がしたいんだっけ?」「自分らしく、楽しく生きるにはどうすればいいんだろう?」と考えるきっかけになれば幸いです。同じように自分の行動指針を言語化して悩みが解消できたら、尚嬉しいです。

生きてるだけで丸儲け。楽しく生きれるように最大限の努力をしましょう。

なぜ行動指針を作ろうと思ったのか

具体的なアクションを起こすまでの過程は上で書いた通りなのですが、じゃあなぜ「行動指針」なのか?例えば10年、3年、1年とかで時期に合わせて目標立てるとかそんなのでもいい気もしますが、なぜ企業のような行動指針という形式にしたのか。理由は二つあります。

1つ目はいろいろな活動をしている中で、自分がやっている様々な仕事が、会社における部署・部門の概念に当てはめるとすっきり整理できたと感じたからです。

一人で動いている分にはなくてもいいと思いますが、会社として大人数で一つの目標に向けて仕事をする上でVMV(ビジョン・ミッション・バリュー)はチーム一丸となって進むために、またそれぞれの社員が判断をする際に大切なものになってきます。これがぶれていたり、理解が間違って浸透したりすると同じ目標に向けて動いているはずなのに自分の部署の目標だけ考えて他の部署の目標達成の邪魔をしてしまったり、中長期的に考えると大きな売り上げにつながらなかったりします。

本業の仕事をしている中でもそういう問題が出てきた際に、「自分個人の中でも同じことが起きている」と気づきました。
ときに「Lovegrapherのしょま」が「プライベートのしょうま」の不利益を被ってしまうと感じることもあったのです。
(どちらも本来はコントロールできるはずなのに)

2つ目はちょうど本業のVMVが最近ブラッシュアップされてお披露目されて、自分の生き方で大事にしていることとぴったり一致していたこと。その目標が明文化されたことで仕事を以前よりも一層頑張ることができるようになったためです。

適切なVMVを個人としても持っておくことは自分のようないろいろな活動をしている人にとって、「自分の理想」の軸がブレることなく大きな成果を出すのに効果的なのではないかと思います。

「自分で横文字のVMV立てるなんて中二病かよ…」とか思う人もいるかもしれないですが、あえて発信することで覚悟が決まるし、同じような悩みがある人に自分の解決策を発信することで気づきがあれば良いなと思い、今回noteにまとめてみました。

それでは僕が生涯大事にしていくVMV本編へ参ります。

0. 規約

・このVMV(ビジョン・ミッション・バリュー)は自分が
「自分らしく・楽しく生きるため」
「大切な人・こと・ものを大切にし続けるため」
「自分に嘘をつかない・自分の判断に自信をもって心地よく生きるため」
の判断基準とする。

・このVMVは自分が新しいことを始める時、個人で仕事を受ける時、何かの判断に迷った時、その他日常的にも確認するものとする。

・このVMVは年末年始に一年の振り返りと共に毎年再考し、都度ブラッシュアップしていくものとする。その他変更が必要と判断した場合、任意のタイミングで変更することもあるものとする。

1. ビジョン

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Make the most of every day
 『今すでに持っている目の前の幸せを「大切に」、「丁寧に」生きる』
Pay it forward
 『後世の人に幸せの遺産を残したい』

delyのVMVもラブグラフのVMVも自分の大切にしたい考え方とシンクロしています。ビジョンはラブグラフのビジョンと僕が教員を目指していた時の理念を元にしています。
(本来は1つにすべきなんだけど今後ブラッシュアップします。)

ラブグラフのビジョンの中に
「大切なことは、一人ひとりが自分の身の回りにある小さな幸せに気付くこと」とあります。僕たちLovegrapherはこれを写真・撮影体験をフックに体現しています。写真に限らず何をしている時も身の回りに溢れる幸せを一つ一つ大切に生きていきたいのです。

あわよくば周囲に、後世に幸せを『お裾分け』できる人生を送りたい。
そのために常に心にゆとりをもち、優しさの連鎖を起こせる人でありたい。

2. ミッション

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クリエイティブをもって大切な人、関わる人を幸せに

あくまでも個人のMission。ラブグラフのように法人ではない。できることは限られる。「世界中の人」じゃなくていい。自分の届く範囲、大切な人たち、選んでくれたお客さんのことを自分のクリエイティブをもって幸せにしよう。
もしもその範囲がSNSなどを通じて拡張できたらbetter。
自分のクリエイティブが大切な人の大切な人へ、関わる人の関わる人へ伝播したらbetter。

3. バリュー

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①Deliver happiness & emotions
②Trade on
③Keep pace, make space
④from HEART to heart

道に迷った時、大きな決断をするとき、上から順に一つ一つ考える。

①Deliver happiness & emotions

「誰かを幸せにできるか?感動を与えられるか?」常に考えよう。
誰も幸せにしない、感動も生まないことはやらない。関わるなら誰かを幸せにするアウトプットをしよう。
前職で痛感したことです。あの辛かった日々はもう繰り返さないようにしよう。
誰かの笑顔が見れる時、感動してくれる情景が思い浮かぶ時、120%の馬力が出て、熱中できるのがしょまです。

②Trade on

会社員としても個人でも仕事をする以上、時間が限られている以上、何かを捨てたり何かを諦めて集中すればその分集中したものに大きな成果を出すことができるでしょう。
でもそれは自分のスタイルには合わない。
何かを捨てたり諦めたりした時いつも後悔してしまう。上手くいった試しがない。
自分が拾ってきたものには全て意味がある。
だから自分らしく、「Trade offしない選択」を取ろう。
選択肢を絞らないということは大きな変化が生まれないということでもあります。だからコツコツやり続けよう。優先順位はちゃんとつけよう。

自分の届く範囲、大切な人たち、自分自身をもれなく幸せにする覚悟をもつ。一方で自分の届く範囲はちゃんと引く。身の丈にあった範囲を大切にする。実力をつけたら範囲は自ずと広がる。だから焦らない。

③Keep pace, make space

人生は案外長い。早死にしてしまったら届けられる幸せの総量が減ってしまう。
生き急ぎがちな自分へ。焦らなくていいんだよ。
健康に長く最大限のパフォーマンスを出せるように自分を大切にしよう。

そのために、安定した緩やかな変化をしていこう。急激な変化は成長には必要な時もあるが、毒になることも多い。

心の余裕は自分を大切にし、人を大切に・愛するためにも必要な要素。
だから常に心に余裕をもたせる。そうすると丁寧に生活できる、丁寧な暮らしはさらに時間の余裕を作る。

心と時間の余裕がある状態を意識的に作る。
自分を削る選択をしない。

④from HEART to heart

4番目にしているけど、これは仕事や選択の場面に限らず常に大事にしたいこと。僕が尊敬してやまない人とLovegrapherの行動指針からとっています。

Lovegrapherの行動指針(見るたびに思い出したいので記載します)

『HEART』
======Hungry======
「よし、できた!」のもう三歩先へ。
いかなる時も向上心をもって行動することが、
昨日を超える唯一の方法です。
======Enjoy======
雨上がりには、泥道もあれば、虹もある。
愉しさは自分で生み出すもの。
だからこそ、何に目を向けるのかが大事です。
======Amaze======
人から人へ、紡がれる体験を。
小さな驚きの提供は、大きな感動をもたらします。
======Respect======
尊敬より、尊重を。
相手の立場に立つ事で、真のニーズを見極められます。
======Think======
正解は、一つじゃない。
「本当にそう?」と一度立ち止まることで、
新しい気づき、が生まれます。

僕たちは社会の中で生きている。だから常に「心と心で対話すること」を忘れない。
相手のことを想ってコミュニケーションを取る。

大切な人でも、きちんと言葉にして伝えないと伝わらない。
だから「対話」を忘れない。対話から目を背けない。
『星の王子さま』のバラと一緒。
対話した時間が大切な人たちとの時間をもっと大切なものにしてくれる。

あとは「心からやりたいと思えることに時間を使う」こと
僕は無意識に効率を求めてしまいます。無駄な時間はもったいないと思ってしまいます。
ただ、時には無駄ではない休む時間というものも必要で、「無駄な時間」「必要な休憩」を間違える時が多々あります。

プライベートにおいては特に、
「心からやりたいと思えることに使う時間は無駄ではないはず」
その時間が明確に決まっていれば必要な休憩時間が逆算できる。
だから心からやりたいと思えないことはちゃんと断る。
その分、大切なことに時間を使って、そのために休む。

上記に挙げた

1. HEART(ラブグラフの行動指針)
2. Heart to heart(心と心で対話する)
3. from heart(心からやりたいと思えることをする)

を合わせてfrom HEART to heartとしました。

終わりに

2021年は2020年に積み上げた実績と、仕込みをもってもっと面白いことができる一年になると思う。

「大いなる力には、大いなる責任が伴う」

大きなことをするには、相応の責任が付いてくる。
この2021年を迎える前のタイミングで自分の欠点「考え・軸のブレ」が明確化できて、それに対する。解決策を模索できたのはとても良い機会でした。

これでちゃんと大きなことをする心の準備ができました。

この解を導き出せたのも、今までの経験、人との出会い、delyやラブグラフで考えながら過ごした時間のおかげです。
辛いことも大変なこともたくさんあったけど、その過程で出会った大切な皆さんのおかげで、今があります。
これからはTrade offすることなく、今までの全てを背負って未来にもっていきます。

2021年以降は、自分自身と大切な人たちを大切にすることを忘れない。
2度と忘れない。

2020/12/30 柴田将馬


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