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#571 天からのご褒美

オムロンの創業者である立石一真氏は、「答えとの出会い」を「決定的瞬間」と表現しています。 オムロンが、日本で最初に自動改札機を開発した際に、最後の課題となったのは、バラバラの角度で投入された切符の向きを揃える方法でした。この課題の「答えとの出会い」は、技術者の世界でとても有名な話です。「決定的瞬間」は、開発者が渓流釣りに行ったときに訪れました。川上から流れてきた笹の葉が、岩にぶつかり、軽やかに向きを変えたとき、彼は、切符の向きを揃える方法を思いついたそうです。そして、投入口の近くに駒(岩がモデル)を置くことで、切符を縦に揃えることに成功します。笹の葉と出会う「決定的瞬間」が、開発者を日本初の自動改札機の完成に導きました。普通に過ごしていて、流れる笹の葉から切符を連想するでしょうか。答えと出会う瞬間を見逃せないほど、彼のクリティブテンションが大きくなっていたのでしょう。

リフレクション自分とチームの成長を加速させる内省の技術 

本気で考えている人にだけ
やってくる天からのご褒美。
「答えとの出会い」

いい加減な気持ちの人には
絶対降りてこない。

降りてこいと祈っても
降りてくるものでもない。

大切なことは、
いつも成し遂げたいことを
考え続けていることだ。

そして、
舞い降りてきたチャンスに気づくこと。

神様は必ずチャンスをくれると
私は信じる。

だからこそ、本気になれ!

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