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#526 朽木糞牆

ただ、濡れて腐った木にいくら火をつけようとしても難しいものです。 幕末から明治にかけて、臨済宗の禅僧に今北洪川という人がいました。この人の著書のなかに「朽木糞牆」(『論語』公冶長)という言葉が出てきます。要するに、腐った木に彫刻はできないし、腐り崩れた土塀に上塗りができないように、怠け者には教育しがたい、という意味です。

『すぐに結果を求めない生き方』

いくらよい教えを受けたとしても、
本人にその気がなければ意味がない。

勉強も運動も素直な人間が伸びていく。

家も人間も土台が大事。
土台が不安定ならすぐに崩れる。

人間としての土台。
いわゆる人間力。

上辺だけを整えても、
中身がダメならダメ。

大事なところは目に見えない。

目に見えるところだけが
ピックアップされる現代。

そんな時代だからこそ、
最後に生き残るのは、
土台がしっかりとしている人間だ。

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